Illusionist / イリュジョニスト | Core- No.120 レア | |
![]() | ミスティカル クリーチャー | コスト 4 |
Subtype: Spirit Wizard | サブタイプ: スピリット ウィザード | |
攻撃力 1 | HP 2 | |
アビリティ: ダスト レジスト1 | ||
固有能力: 場に出た際、隣接する各空きスロットにダストとレジスト1を持つ 1/2でミスティカルの「Illusionist」を召喚する |
能力詳細
出てくるのはコスト0の「Spirit Wizard Token」で、このカード自身と同名・同グラフィックであるが、
死亡後捨て札へは行かない。
解説と評価
小型ながら優秀なクリーチャーで自陣を埋めるカード。
コスト4で攻撃力合計3・HP合計6と、結構なコストパフォーマンスを誇る。
レジストがあるためThunder Cat/サンダー・キャット 等に突破され辛く、HPが2であるためElvish Shanker/
エルフのアサシン 相手にも相討ちが取れ、ダストがあるためチャンプブロックにも使いやすい、と、
単体でも中々の性能を誇るカードである。
その上Spirit Sceptor/スピリットセプター との相性が極めて良く、初手Illusionist・二手目Spirit Sceptor
から始まるダストデッキの猛攻は中々の脅威になり得る。
Empower/エンパワー との相性も悪くなく、Swiftshot Ranger/スウィフトショット・レンジャー と共に
リミテッドでのバハムートのデッキに投入されることも少なくない。
更にドラヴカスのティンカーとも相性が良く、トークンを2体出した上でコスト5のカードを出せる。
実戦レベルの各種カード相手にも強く、上記の3枚以外にも大抵は耐えられるかコストパフォーマンスで勝り、
一方的な試合を組み立て易い。
特にThunder Catはこのカードのせいで一線級から退いたと言っても過言ではない。
一方で、一線級からは1ランク下がるNimble Fae/ニンブル・フェアリー に弱かったり、Spirit Sceptor無しだと
もっと単純にBlack Bear/黒熊 やCall to Arms/召集令 に押されたりと、弱いカードが妙に苦手。
また、2枠しか空きがないと並、1枠しか空きがなかったり中央が埋まっているとコスト2以下の性能、と、
使いどころもそれなりに選ぶ面がある。
尤も、ダストデッキであればマナも戦況も問題にはなり辛いため、多少のロスには目を瞑って使われる。
日本語版での評価と補足
ダストデッキはEveまでのカードで概ね作れるため、多少カードがそろえば出番はあると思われる。
一方で、プレイヤー数が少なく初心者デッキに当たることが多いため、強さは若干感じ取り辛いかも知れない。
特定状況下での評価
ダストデッキで使われることが1番多いカードであり、デッキの性質上どちらかと言えばリミテッドが得意だが、
スタンダードでも組み方次第で使っていけるカード。
シールド・ドラフトでは、2/2クリーチャーに押されたりトークンが出せなかったりといった事態も起き易いが、
それでも優良な部類のレアである。
特にCore/EveのSplitではダストデッキに出来ることもあるため、楽しみのあるカードである。
その他
12年6月以降は基本的に性能の変化はないのだが、環境の変化によって評価の上がっていったカード。
(最初期は1/1のトークンを出していた)
要因は色々あるが、
・Thunder Catが強化されたため、その対抗馬として出番が増えた
・Spirit Sceptorのコストが4→3→2と下がっていき、他にもダスト持ちが増えてダストデッキが実戦レベルに
・アグロが強化され、ダストとレジスト持ち、かつ複数を同時に出せるチャンプブロッカーとして再評価
といったところが主たる理由。