カード/Core/Swiftshot_Ranger

Last-modified: 2014-02-23 (日) 06:33:47
Swiftshot Ranger / スウィフトショット・レンジャーCore - No.72  アンコモン
Swiftshot_Ranger.jpgエレメンタル クリーチャーコスト 2
Subtype:
 Elf Archer
サブタイプ:
 エルフ アーチャー
攻撃力 1HP 1
アビリティ:
 レンジ ヘイスト
固有能力:

場に出た際、相手ヒーローに物理1ダメージを与える


能力詳細

 


解説と評価

 

2マナで即座に2ダメージを与える、とどめ役としてそこそこ優秀なカード。
スキル等による強化も乗るため、リミテッド用のアグロ系デッキではそこそこの選択肢になる。

が、このカードの真価はEmpower/エンパワー と組み合わせた時、特にエンシェントヒーローのデッキへ
 投入した時に発揮される。
エンシェントヒーローは3人ともクリーチャーにアビリティを2つ与えるスキルを持っているが、そのいずれも
 Swiftshot Ranger元来のアビリティと被っていないため、4つのアビリティを持つことになるのである。
場に出た際の1点とヘイストのおかげで、アリステンかグローブンであれば6点、バハムートであれば8点にも及ぶ
 強烈な奇襲は試合を決定付けるのに十分。

同じ役割を担うカードとしてはErratic Werewolf/うろつくウェアウルフ があるが、こちらは偶数ターンにしか
 能力を発揮できないと言う弱点がある。
Relinquish/譲渡 を使わないバハムートデッキでは確実に1ターン挙動が遅れるため、スタンダードにおいても
 アンコモンのSwiftshot Rangerが優先して使われることも多い。

弱点はDelay/遅延 やEmpower対策のSilence/沈黙 が一応挙げられるが、基本的にはこのカードに対策するよりも、
 このコンボが動く前に勝つか、ダメージに耐え切れる立ち回りをするべきである。


日本語版での評価と補足

 

14/2/1現在はまだEmpowerやバハムートが普及していないため見る機会は少ないが、Eveまででお手軽に組み込める
 軽量コンボであるため、使われるようになるのもそう遠くないだろう。


特定状況下での評価

 

Coreのアンコモンのクリーチャーながら、スタンダードでも通用するクリーチャー。
Empowerがレアであるため、そちらをどのような形で運用するか次第で位置取りが決まる。
シールド・ドラフトでは2マナで2ダメージを与える役の他、Mana Sprite/マナ・スプライト 等の放置できない
 危険なカードを即座に叩き落とす、火力補助の役割も果たす。


その他

 

Coreのアンコモン以下のクリーチャーでは最高評価のカードだが、その評価はEmpowerあってのもの。
Empower側から見ても強さの4割はこのカードによるものであり、切っても切れない関係である。