カード/Rise/Army_of_the_Abyss

Last-modified: 2015-10-24 (土) 17:22:03
Army of the Abyss / 深遠の軍団セット-Rise No.121  レジェンド
Army_of_the_Abyss.jpg無所属 クリーチャーコスト 2
Subtype:
 Spirit Warrior
サブタイプ:
 スピリット 戦士
攻撃力 2HP 2
アビリティ:
 ダスト レジスト1
固有能力:
このクリーチャーはスペルやスキルの対象にならない
全捨て札に総計20枚以上のカードがある場合、
 このクリーチャーは攻撃力+3・HP+3・ヘイスト・オーバーランを持つ


能力詳細

 

「対象にならない」能力はコントローラーからの対象選択も阻害するが、対象を取らないスペル・スキルからの
 影響は通常通り受ける。
強化は条件を満たしている間のみ継続される。
捨て札が21枚の時にCrutomistのバーニングメモリーズで倒すことは可能。
捨て札が19枚の時にTitan's Stomp/タイタンの踏付け等では倒せなかった気がするが、要再調査。


解説と評価

 

起動条件を満たした後は、コスト2でありながら5/5にヘイスト・オーバーラン・レジスト1・ダストを持ち、
 なおかつスペルやスキルの対象にならないという破格の性能を誇るカード。
能力を起動しやすいイカーでは、各環境下で使われる。
起動前でも2マナで2/2、ダスト・レジスト1・対象にならないという性能は中々で、デブロスにもよく組み込まれる。

相手に使われる場合は、能力を起動される前にクリーチャー自体を、もしくは相手ヒーローを倒してしまうのがベスト。
間に合わない場合は対象を取らないタイプの各種束縛系(Toxic ImmobilizerやInverted Hourglass等)や
 Realm Crusherが有効だが、ヘイスト付きで出てくる5/5ということを考え合わせると中々対応は厳しい。



Riseまで、或いはTribesまででは、全レジェンド中最強、との評価を受けていたカード。
Dirty Fuelの弱体化の影響を、Gob Hog Blazer共々真正面から受けてしまった1枚である。


日本語版での評価と補足

 

TribesのWoeful Misery/悲痛なる呪縛 がないため、当分はDiryam the Dementor/ディメンター・ディリアム よりも
 評価が下になるだろうと予測される。(出回る数にもよるだろうが)
Diryam対策にSmother/圧倒 が積まれる環境が来た後にこのカードが主流になっていくのが本家での流れであった。


特定状況下での評価

 

リミテッドでは、イカーそのものの出番が少ないこともありまず見かけない。
シールド・ドラフトでは、強化前の状態でも悪くないクリーチャーである上、除去・相討ちを意識したり、
 ミル関連のカードを入れておけばそれなりに強化に届くので強力。


その他

 

元々弱くはなかったものの、Diryam対策とDirty Fuelの普及で相対的に評価の上がっていったカード。
出される前段階での対策のしようがなく、出された時には死んでいる、タチの悪いカードであった。

Dirty Fuelの変更とElaraの登場を経て大分影は薄くなっているが、いざ起動されると相変わらず強いカードである。