カード/Rise/Diryam_the_Dementor

Last-modified: 2015-10-24 (土) 17:36:15
Diryam the Dementor / ディメンター・ディリアムRise- No.122  レジェンド
Diryam_the_Dementor.jpg無所属 クリーチャーコスト 6
Subtype:
 Avatar Warrior
サブタイプ:
 アバター 戦士
攻撃力 3HP 3
アビリティ:
 アーマー1 レジスト1
固有能力or効果:

相手ヒーローのスキルは働かない


能力詳細

 

相手ヒーローのアクティブスキルは全て使用不能になり、パッシブスキルも効果を発揮しなくなる。
パッシブスキルに関しては、「クリーチャーが場に出た時」のものも、Diryamが出た事自体に反応しない。
相手ヒーローのチャージは通常通り溜まっていき、(相手ヒーローが)スペルなどでチャージを増やしたり、
 Siphon/サイフォン等で奪い合うことも可能。


解説と評価

 

相手のスキルを1枚で全て封印する強力な能力を持つ上、固有能力を除外しても5マナ相当の価値のあるクリーチャー。
スキルに頼るデッキ、特にWilriusの回復系デッキ等は、対策を積んでいないとこれ1枚で詰みかねない。

しかしながら、このクリーチャーへの対策は Archmage Vul'Grath/アークメイジ・ヴァルグラース・Smother/圧倒・
 Echo Blast/エコーブラスト・Woeful Misery/悲痛なる呪縛 といった定番の対中・大型用除去で良く、
 特にWoeful Miseryが広く使われるようになってからは除去された場合の相対的な被害が非常に大きくなった。
また、Tribesで個々のカードパワーが上がり、速攻だけでなくコンボデッキもスキルに頼る割合が減ったため、
 スキルを縛るためにマナを割く事自体がアドバンテージの喪失を引き起こしかねないのが現状である。

更に、Light Ascendingではレアでありながらこのカード以上に強力なSkullcrusher Giantが追加され、
 Descentでは大型クリーチャー対策のFinal Verdictが追加され、と逆風が吹きっぱなしである。
メック相手にはストッパーとして有効だったり、それなりに出番もあるのだが…。



Dravkasとは相性が良く、ティンカーで早い段階で場に出すことが出来、Mind Restorer/マインド・レストアラーで
 死亡後も回収して再度ティンカー、強化した上で更にマニュファクチャで分身して場を埋め尽くす、
 といったデッキもかつてはそれなりに強かった。


日本語版での評価と補足

 

Woeful Miseryが存在しないのが何よりの追い風。
速攻系のデッキが仕上がってくるまでは、入手できれば猛威を振るうだろう。


特定状況下での評価

 

シールド・ドラフト戦では強力。
しかしながら、Fissure Wyrm/亀裂のウィルムを出されると死にに行く必要があったり、
 Elvish Shanker/エルフのアサシンやToxic Immobilizer/インモビライザで狙い撃ちされたりと、
 「そこそこ」どまりになる機会も多いクリーチャーである。


その他

 

リリース当時は最強と言われたものの、上記の通りそこそこ程度へと評価の下がっていったクリーチャー。
とは言えまだまだ見かける機会は多いので、ロック系のデッキでも最低限の対策はする必要がある。

Riseまでのレジェンドの中では、Justice, Demigodと3位争いをしている強力カードであったが、
 Light Ascendingで手軽なHP回復カードが多数追加されたことにより大きな差がついてしまった。