MHFに登場する太刀で、アビオルグの素材によって生み出された剛種武器。
曲線を強調したデザインが珍しい、希少な獰竜の素材を用いた剛太刀。
極限にまで研ぎ澄まされた刀身は、流れるように獲物を斬り裂き、骨をも焼き尽くす炎の力を宿している。
概要・性能
- アビオルグの刃尾を刀身としてそのまま活かした武器。
刃は柄の先までを半円状にすべて覆う特殊な形状で、
どの部分で斬りつけても対象にダメージを与えられる仕組みとなっている。
刃の上部分は6つの小さな窪みが施されており、
ここを引っかけたならば、モンスターにつけられた傷はズタズタなものとなってしまうのかもしれない。
- 強力な炎を吐く獰竜の通り、火属性を持つ。
- 攻撃力1248に加え、会心率35%によって剛種武器ではトップの威力
- 高くはないが実用範囲の火属性240
- デフォルトで白ゲージを持ち、斬れ味レベル+1で紫ゲージも獲得
属性値が中途半端なのは残念だが、それを補って余りあるダメージを叩き出してくれることだろう。
- ここまでは威力面にのみ着目してきたが、
実はこの太刀の最たる特徴は、威力ではなく"リーチ短"であること。
よく聞く話だとは思われるが、太刀の剛種武器にはとにかく特殊リーチが多い。
中でも割合が多いのが"リーチ長"。次いで"リーチ極長"と"リーチ短"。
多くの剛種武器太刀の特徴である前者2種は、
確かにモンスターに攻撃はあてやすいが、一方で味方を妨害しやすい。
しかし、このグランツ・レベルは真逆の性質を持つリーチ短である。
つまり、モンスターに攻撃を当てるには多少技術を要するが、
味方への妨害は普段よりもずっと少ない、ということになる。
あなたならどちらを取るだろうか。
- ちなみに、「間を取ってリーチ中」という解答は基本的に無し。
なぜなら、そもそもこの問いをした理由の一つに、
火属性の剛種太刀には極長リーチかリーチ短しかないから、という実際の問題がある。
具体的に言えば、グランツ・レベルのライバルとなる火属性太刀は「炎王刀【大焦熱】」。
後者は同攻撃力に会心率0%、斬れ味レベル+1でそこそこの紫ゲージだが、
火属性は460と倍近く差を開き、リーチ極長という点をウリにしている。
一概にどちらが強いとは言えない。お好きなほうをどうぞ。- なお、現時点で将来性においては炎王刀【大焦熱】が優る。
グランツ・レベルはこのまま終了してしまうが、
炎王刀【大焦熱】は始種武器の炎王始刀【最狂熱】まで強化が可能。
- なお、現時点で将来性においては炎王刀【大焦熱】が優る。
- また、MHF-G3以降ではリーチ中のゼルレウスの剛種武器「輝界白竜刀【光流】」が台頭した。
火属性と雷属性を複合した"光属性"という複属性であり、火属性武器と見ることもできる。
輝界白竜刀【光流】は光属性660だが、これを実質数値に直すと火属性462&雷属性462となる。
バランスが良く強力だが、もちろんリーチ短というグランツ・レベルの特色そのものを奪うものではない。
- グランツ・レベルは厄介な素材をあまり要求されないのも魅力か。
「獰竜討伐の証」を25枚は恒例だが、レア素材は剛種アビオルグの「獣竜種の燃血」を2個のみで、
そのほかは古龍種の汎用素材が何種類か必要となるだけ。
まるまると刃尾を用いた外見だが、アビオルグ素材は「獣竜種の燃血」のみである。
余談
- "レベル"はよくわからないが、ドイツ語において発音がそれらしい単語は「反逆者」を意味する"Rebell"。
グランツ"とは、恐らく"光"を意味するglanzのことだろう。
さしずめ「反逆者の光」ということだろうか。
関連項目
モンスター/アビオルグ
武器/アビオルグ武器
武器/炎王刀【大焦熱】
武器/ルグレ・テュレイラ - 祖先に該当するギアオルグの太刀。こちらはリーチ長の氷属性となっている。