概要
- デザインベースとなるのはパワースマッシャー。
あちらにヴァルハザクの素材を括り付けたような外見をしている。
性能
- MHWorldではパワースマッシャーIから派生する。
派生元であるパワースマッシャーIの強化先であるパワースマッシャーIIと比較すると- 攻撃力は同じ665
- パワースマッシャーIIは無属性、こちらは龍属性180
- 龍封力は同じ中
- 青ゲージがパワースマッシャーIIの半分程度
- 会心率がパワースマッシャーIIより10%低い
- スロット数は同じ1だがスロットレベルが1低いレベル2
- パワースマッシャーIIは龍属性420の滅龍ビン、こちらは強属性ビン
- 防御力ボーナス+10が無い
特に属性部分に関しては、剣モード主体だと強属性ビン込みでも完全に劣る数値である。
そして本作の滅龍ビンは産廃の汚名を完全に返上した性能となっており、
高い属性値に加え高出力状態への移行がしやすく火力増強に困らない、
などなどこの時点では対抗できる要素が乏しい。
- ラスボスこと冥灯龍ゼノ・ジーヴァを無事征し終えた後、
冥灯龍の幽角や屍套龍の宝玉、その他屍套龍素材を投入するとハザクデミオスIIへと強化される。
気になるその能力だが、- 攻撃力は700まで強化
- 龍属性も210まで強化されそこそこの値に
- 斬れ味の青が倍増、パワースマッシャーIIと同等になり、匠Lv2以降は白ゲージも出る
ただしラスボス後という環境を考慮した場合、パワースマッシャーIIは無属性強化で物理を強化でき、
属性値についてはこの強化でも尚パワースマッシャーIIを上回れない
(強いて言えば斧モードで龍封力蓄積が出来ないという点はあるが)。
そして同じくラスボス後という環境を踏まえると、カスタム強化も視野に入ってくるのだが、
あちらはレア度6であるため3回のカスタム強化が可能だが、
こちらはレア度7であるため2回しかカスタム強化を行えない。
更に言えば、1回のカスタム強化で使用するカスタム強化専用素材の猛者の龍脈石の量が倍であるため、
パワースマッシャーIIを3回強化するよりハザクデミオスIIを2回強化する方が大変であり労力に見合わない。
唯一明確な差別化要素を挙げるとすると、白ゲージの存在が挙がるだろう。
白ゲージ時なら期待値で勝るので、差別化にも運用上ほぼ匠は必須と言えるだろう。
- 他の武器種の場合でもハザク武器は幾つか似たような欠点を抱えているが、本武器ほど深刻ではない。
何故なら他の武器種には「滅龍ビン」がないため、中程度の属性値と龍封力[中]というバランスを持つ
(これによって龍弱点モンスターと古龍の両方にバランスよく対応できる)のはハザク武器ぐらいだからである。
せめてハザクデミオスIIも滅龍ビンであるか、パワースマッシャーIIが強撃ビンのままであれば……
まさか古龍武器が骨素材、しかもあの「滅龍ビン」との差別化に頭を抱える日が来るとは誰が想像しただろうか。- 更にたちの悪いことに、ハザクデミオスはパワースマッシャーIからの派生である。
他の武器種でも骨系から派生するケースは少なくないが、先述の通り滅龍ビンは無いため、
同じ派生元でありながら用途がほぼ完全に被ってしまうのはスラッシュアックスぐらいである。
作成難度の面でもパワースマッシャーIIの方が圧倒的に楽なのも致命的と言える。
- 更にたちの悪いことに、ハザクデミオスはパワースマッシャーIからの派生である。