武器/ハザクデミオス

Last-modified: 2024-12-28 (土) 09:43:23

目次

概要

  • MHWorldで登場した大型古龍:ヴァルハザクの素材で作成されるスラッシュアックス。
    デザインベースとなるのはパワースマッシャー
    あちらにヴァルハザクの素材を括り付けたような外見をしている。

性能

MHWorld

  • MHWorldではパワースマッシャーIから派生する。
    派生元であるパワースマッシャーIの強化先であるパワースマッシャーIIと比較すると
    • 攻撃力は同じ665
    • パワースマッシャーIIは無属性、こちらは龍属性180
    • 龍封力は同じ中
    • 斬れ味は青20でパワースマッシャーIIの半分程度
    • 会心率がパワースマッシャーIIより10%低い0%
    • スロット数は同じ1だがスロットLvが2
    • パワースマッシャーIIは龍属性420の滅龍ビン、こちらは強属性ビン
    • 防御力ボーナス+10が無い
    と、全体的に派生元の強化武器であるパワースマッシャーIIに比べ劣る点が多い。
    特に属性部分に関しては、剣モード主体だと強属性ビン込みでも完全に劣る数値である。
    そして本作の滅龍ビンは過去とは次元の違う性能となっており、
    高い属性値に加え高出力状態への移行がしやすく火力増強に困らない、
    などなどこの時点では対抗できる要素が乏しい。
  • ラスボスこと冥灯龍ゼノ・ジーヴァを無事征し終えた後、
    冥灯龍の幽角や屍套龍の宝玉、その他屍套龍素材を投入するとハザクデミオスIIへと強化される。
    気になるその能力だが、
    • 攻撃力700まで強化
    • 龍属性210まで強化されそこそこの値に
    • 斬れ味の青が倍増、パワースマッシャーIIと同等になり、匠Lv2以降は白ゲージも出る
    など、素の性能ではパワースマッシャーIIをある程度上回るようになった。
    • ただしラスボス後という環境を考慮した場合、パワースマッシャーIIは無属性強化で物理を強化でき、
      属性値についてはこの強化でも尚パワースマッシャーIIを上回れない*1
    • そしてカスタム強化も視野に入ってくるのだが、
      あちらはレア度6であるため3回のカスタム強化が可能である一方で、
      こちらはレア度7であるため2回しかカスタム強化を行えない。
    • 更に言えば、1回のカスタム強化で使用するカスタム強化専用素材の猛者の龍脈石の量が倍であるため、
      パワースマッシャーIIを3回強化するよりハザクデミオスIIを2回強化する方が大変であり労力に見合わない。
    • 唯一明確な差別化要素を挙げるとすると、白ゲージの存在が挙がるだろう。
      白ゲージ時なら期待値で勝るので、差別化にも運用上ほぼ匠は必須と言えるだろう。
  • 他の武器種の場合でもハザク武器は幾つか似たような欠点を抱えているが、本武器ほど深刻ではない。
    何故なら他の武器種には「滅龍ビン」がないため、中程度の属性値と龍封力【中】というバランスを持つ
    (これによって龍弱点モンスターと古龍の両方にバランスよく対応できる)のはハザク武器ぐらいだからである。
    せめてハザクデミオスIIも滅龍ビンであるか、パワースマッシャーIIが強撃ビンのままであれば……
    まさか古龍武器が骨素材、しかもあの「滅龍ビン」との差別化に頭を抱える日が来るとは誰が想像しただろうか。
    • 更にたちの悪いことに、ハザクデミオスはパワースマッシャーIからの派生である。
      他の武器種でも骨系から派生するケースは少なくないが、先述の通り滅龍ビンは無いため、
      同じ派生元でありながら用途がほぼ完全に被ってしまうのはスラッシュアックスぐらいである。
      作成難度の面でもパワースマッシャーIIの方が圧倒的に楽なのも致命的と言える。

MHW:I

  • MRでは特殊個体である死を纏うヴァルハザクの素材で強化する。
    上位とは異なり、1段階で強化が終了して屍剣斧ヴァルデミオスとなる。
    その性能は
    • 下から2番目の攻撃力875
    • 倍以上となった龍属性510と龍封力【中】
    • 斬れ味は白50、紫は出ない
    • Lv2スロット×2
    • レア度11
    となっている。
    単純に属性値だけ見れば龍封じの剣斧IIに90も劣っているが、
    それ以外の面ではこちらが全てにおいて勝っている。
    強化可能時期や必要素材の入手難易度も大差ないため、そちらは視野に入れなくてもいいだろう。
  • やはり気になるのは骨武器派生。
    最終強化であるマイティ=ギアIIIと比較すると
    • 攻撃力70(武器倍率30)、会心率10%と物理はあちらが上回る
    • 滅龍ビンの値が510で、こちらと同じ
    • 斬れ味青80、匠Lv1から白なのでこちらの方が使い勝手が良い
    • 防御力35の差が付く
    • スロットレベルは劣るが、数はこちらが多い
    • カスタム強化、パーツ強化周りは同じ
    と、差別点が明確になった。
    あちらは素の物理期待値でヴァルデミオスを超えており、白ゲージと無属性強化でさらに伸ばせる。
    また滅龍ビンの特徴に変化はなく、依然として扱いやすい性能のまま。
    一方で属性値が並んだ上に、こちらは強属性ビンでブーストをかけられるためマイティ=ギアを圧倒できる。
    完成もあちらが僅かに早いだけで、こちらの難点はストーリー途中の強化がないことくらい。
    クリア後はブラックハーベスト皇金の剣斧・屍套が登場し立場を譲ることになるが、
    作る価値は十分あると言えるようになっている。

関連項目

モンスター/ヴァルハザク
モンスター/死を纏うヴァルハザク
武器/ヴァルハザク武器


*1 強いて言えば斧モードで龍封力蓄積が出来ないという点はあるが