武器/ガイラアックス
Last-modified: 2024-11-29 (金) 04:09:36
目次
概要
- MHWorldで登場した古龍、マム・タロトを調査することによって得られる剣斧。
既存の武器をマム・タロトの金属片で加工することによって製作されており、
マム・タロト素材の特性を残しつつ他のモンスター素材の性質を加えたものはRARE7、
素材に秘められた力を残しつつ錬成に成功したものはRARE8の武器に分類される。
また研究段階であったり、素材の特性を完全に引き出せなかったものはRARE6の「金色の剣斧」となる。
さらに、歴戦王マム・タロトから得られる特別な金属片から作られ、
秘められた力が極限まで高められているものはRARE8の「皇金の剣斧」と称される。
武器の属性や追加した素材によって、武器名の後ろに様々な二つ名が付与される。
- 武器の見た目は金ぴかで豪華絢爛な鉄製試作剣斧。
他のモンスターの性質を追加したものは、柄にそのモンスター素材の装飾が施される。
皇金の剣斧は、ガイラアックスの金ぴか具合をやや抑えた見た目となっている。
性能
ガイラアックス・RARE8
- これらはレア度が8になる、マム・タロト素材の秘めた力を残したガイラアックス。
いずれも素では無属性で、属性解放することによって高い属性値を得ることが出来る。
ガイラアックス・RARE7
- これらはガイラシリーズの最高レア度から1ランク下のレア度7の武器となる。
性能は以下の通り。
皇金の剣斧
- 歴戦王マム・タロト実装に合わせて追加された新たな鑑定武器。
武器スキルとして会心撃【属性】or【特殊】が付与されている。
防御力ボーナスはいずれも無し。
性能は以下の通り。
個別性能
ガイラアックス・麻痺
- 麻痺属性を秘めたガイラアックス。性能的にはボルボグランダーIIに似ている部分も多い。
ボルボグランダーIIと比較した場合の相違点は以下の部分。
- 青の斬れ味ゲージが長い(60)。素では倍近くの差がある
- 会心率-20%→0%
- 無属性(麻痺300)→無属性(麻痺450)
- 防御力+15→防御力+30
- 麻痺ビン(麻痺270)→強撃ビン
- スロットLv2×1、Lv1×1→Lv3×1
- カスタム強化回数3回→1回
- まず会心率が上昇し、強撃ビンに変更されたため攻撃力は大きく向上。
青ゲージもそこそこの長さは確保されており、ボルボグランダーIIほど匠での補強を必要とはしない。
しかし麻痺属性を使うには覚醒スキルの発動が必須で、無属性強化を捨てなければならず、
斧モード時の威力は若干低下することになる。
- ただし剣モードでの威力は強撃ビンになったことで向上したため火力面はプラマイゼロ、という印象。
むしろ斧モードで麻痺を蓄積させられる点や、属性値自体が向上した点の方が大きいだろう。
剣モード時にしか有効でない麻痺ビン(麻痺270)でさえ複数回の麻痺を狙える強力な武器だったのが
更に強化され、他の近接武器を寄せ付けないレベルでの麻痺蓄積を狙うことが可能になった。
このため麻痺武器として見た場合、ほぼボルボグランダーIIの強化版という
非常に強力なスラッシュアックスであることは間違い無いだろう。
- 属性解放自体は重いスキルなのだが、優秀なスキルとスロットを備えるマムガイラシリーズで
それほど無理なくLv3発動が可能である。さらに、腕部位は強化持続も付いてくれる。
- 無属性武器として見た場合、属性解放スキルが不要となり、元々の斬れ味もそこそこあるため
匠も必須という程ではない。
攻撃力も高くマイナス会心も無いため構成も割と自由と、
断滅の一閃に良く似た、隙のない自由度の高い武器であると言える。
あちらと比べると龍封力:大や龍属性150が無い分、無属性強化により
攻撃力で大きな差を付けることが可能となる。
麻痺武器としては勿論、無属性運用も十分視野に入るレベルの性能を持つ
非常に汎用性の高いスラッシュアックスであると言える。
- のちに皇金シリーズ追加によりこの武器も麻痺武器として完全一強とは言えなくなったが、
こちらは属性さえ出してしまえば基礎スペックは高く、麻痺強化スキルでの伸びが大きい
という長所が存在するため、麻痺特化運用では確実に皇金麻痺を上回る。
もっとも皇金麻痺が上回るケースも、人によっては誤差で済ませてしまうくらいの差であるため
そこまで気にしないというなら無理に乗り換える必要はないだろう。
また当たり前だが向こうは無属性としては扱えないため、汎用性はこちらが上。
皇金の剣斧・麻痺
- 歴戦王マム・タロトと共に実装された武器。上記のガイラ麻痺と比較すると
- 攻撃力が低下(武器倍率にして-10)
- 青の斬れ味ゲージがより長くなった(60→90)。ただし白は相変わらず出ない
- 会心率0%→10%
- 素で麻痺330
- スロット、防御ボーナスが消失
- 武器スキル、会心撃【特殊】が追加
- 属性解放不要、麻痺属性値低下、会心寄りの調整、とガイラアックス麻痺とは単なる上位下位の関係ではない。
斬れ味が伸びたこと、属性が素で出ていることでスキル構築の快適性は大幅に向上した。
- 素のガイラ麻痺と同等の麻痺性能を期待するなら麻痺強化3と会心率50%程度のフォローが必要。
それでも属性解放Lv3と麻痺強化Lv3であれば当然軽いのは後者であり、会心率50%程度なら
まず第一に採用される火力スキルの弱点特効で補えるため、スキル構築面ではこちらが優位。
またその長い斬れ味によって普通の相手なら達人芸や業物などを切ることもできるため、
その分を麻痺スラアクの拘束力の要、高出力状態を支える集中や強化持続、
お世辞にも高いとは言えない生存面を補う回避性能、回避距離や耳栓、体力増強など
他のスキルを採用しつつ拘束と火力を両立する構成も可能である。
- 麻痺武器として頼れるかどうかは会心撃【特殊】の出具合によるため、
中途半端な会心率で運用すると拘束力が弱い。
武器の特性を活かすなら攻撃力より会心率を上げたほうがいい。
- このような快適、生存面を少し意識しながら残りは火力盛りにする構成だと
基礎スペックの差をひっくり返して皇金麻痺がガイラ麻痺を火力、属性値共に上回るケースも存在するため、
期待値まで考えてスキルを吟味できる熟練スラアク使いは持っていて損はしない一振りである。
皇金の剣斧・風漂
- レア8ガイラには存在しなかった氷属性の剣斧。その性能は、
- 攻撃力595と控えめ
- 会心率15%でフォロー
- 斬れ味は素で白30、延長可能
- 高めの氷属性値330
- 属性値を活かせる強属性ビン
- 武器スキル、会心撃【属性】
- スラアクの氷属性は無属性武器としての運用がメインのディア武器(ガイラ含む)以外だと
レイギエナのレイ=ホロウコラムしか存在せず、それと皇金風漂を比べると
攻撃力、会心率、斬れ味、属性値全てで上回っており、
カスタム強化回数を考慮しなければ完全上位互換である*1。
氷弱点の敵には、ナナ・テスカトリという物理でゴリ押すには厳しい相手がいるため
氷属性特化の皇金風漂の価値は高い。
- ver13.50でマム・タロトのMR個体が追加されたことにより強化が可能になった。
その性能は
- やや低めの攻撃力945
- 相変わらずの会心率15%
- 斬れ味は匠不要の白80
- かなり高い氷属性値510
- 武器スキルと強属性ビンは上位と同様
と、氷属性特化スラアクとして順当に強化された。
- ver14.00で追加されたアルバトリオンに対しては最適解といえる性能となっている。
属性に弱い前脚を狙うように立ち回ればエスカトンジャッジメントの発動までに2回程度ダウンが取れる。
皇金の剣斧・屍套
- こちらもまたレア8ガイラにはなかった龍属性剣斧。なのだが……
- 攻撃力595と風漂と同様
- 会心率10%
- 斬れ味は素で白40、更に延長可能と凄まじく優秀
- 他属性の皇金武器より低い龍属性270
- 龍封力[中]
- ブーストをかける強属性ビン
- 武器スキル、会心撃【属性】
- レベル1スロットが一つ
- レア度8なのでカスタム強化枠は1枠
一見非常に優秀な斬れ味を持つ属性特化武器なのだが、その実態はというと、
皇金武器の中でもぶっちぎりのハズレ枠扱いを受けている。
- 理由は剣斧使いなら大体察しはついているであろうが、パワースマッシャーIIのせいである。
- まず属性値だが、此方は270に強属性ビンの1.3倍がかかって351。対するパワースマッシャーIIは420。
あろうことか負けてしまっており、属性会心込みでやっと上回る*2。
- 素白の斬れ味の優秀さが光るが、これに関しても無撃で青→白の期待値1.1倍は埋められるし、
そもそも無撃をつける以前に皇金屍套の白はパワスマの青に期待値で負けてしまっている。
- 強属性ビンなので滅龍ビンより覚醒ゲージ蓄積速度が遅く、高出力状態へ移行する手間がかかる。
- スロットのレベルが1、カスタム強化枠が一つと拡張性も大きく劣る。
このように、何一つとしてパワースマッシャーIIに勝てる要素が無く、
散々比較対象にされたハザクデミオスに輪をかけて悲惨な状態になってしまっている。
- 期間限定配信の歴戦王マム・タロトを何度か周回して1本手に入るかどうか、
という入手性も残念さを加速させてしまっている。
- Ver.10.11では強属性ビンの倍率が1.45倍、会心撃【属性】の効果が1.35倍に強化され、
無属性強化の弱体化もあったが、
それでも属性値の差を覆すことはできず、期待値については上述の通りであるため
結局立場は変わっていない。
関連項目
モンスター/マム・タロト
武器/マム・タロト武器