冥界に縛りし異形の罪過。
闇は滲む。その身に絡みつく戒めの棘に貫かれた疵口に。
目次
概要
- MH4Gで登場した、巨戟龍ゴグマジオス素材のライトボウガン。
ヘビィボウガンと同じく、入手は一発生産。
- マジオス武器特有の青光りする質感を持つオーソドックスなクロスボウといった見た目をしている。
「荊冠」の名を冠するだけあって刺々しい部分もあるが他のマジオス武器に比べれば大人しい印象ではなかろうか。
性能
- 基本的な性能は以下のようになっている。
属性弾は一切使えないものの回復弾、睡眠弾、減気弾がLV1LV2両方に麻痺弾がLV1のみ使え、
更に鬼人弾、斬裂弾、爆破弾と装填可能弾種は多い。
- 装填数
- 基本性能に加えLV1以外使えない通常弾に豊富な貫通弾と散弾といった装填可能弾など、
ヘビィボウガンと似通った性能をしている。
速射対応弾はLV1睡眠弾、LV1散弾、LV2貫通弾とどれもイマイチ扱い辛い弾種。
リミッター解除での運用が基本となるだろう。
LV2貫通弾の装填数が6→8発に増えるためメリットも大きい。- 「ヘルシャフトと似通った性能」で気が付く人も多いだろうが、
この銃も通常弾追加をすることによってLV2/LV3通常弾がどちらも10発ずつ装填可能に。
基本単種ずつの装填のヘビィボウガンとは違い、
フルリロードが可能なリミカライトでは手数の増加に直結するため採用する価値は十分にある。 - またLV1貫通弾を追加すれば4発装填できるようになり、
1回のリロードで貫通弾が20発と多く装填できるため貫通特化の運用も十分に可能。
ただし貫通偏重にすると他に扱える弾種の少なさから長期戦になると苦労することに注意。
LV1追加なら5スロで発動するため通常追加構成でも空くようならば入れておくことがオススメ。 - ソロで使うのならば1回で24発の散弾の使用も十分視野に入る。
しかし硬化弾は使えないのでオンでの使用は厳禁であることに注意すべし。
- 「ヘルシャフトと似通った性能」で気が付く人も多いだろうが、
- 欠点としては素で貫通弾すら無反動で撃てず、使えはする異常弾の取り回しに不便な反動の大きさと
上位層ではあるもののそこまで高くない攻撃力に10%とはいえ無視できないマイナス会心が挙げられる。
ブレ左右大持ちに比べれば遥かにマシであるが
- ライバルにリミカ貫通銃として人気の高いダイヤモンドクレストの存在がある。
素の状態同士の期待値では両者会心込みでも同等。
貫通特化のデストフィアと比較した場合貫通弾の装填数で劣るもののあちらはデフォで豊富な通常弾を保有。
反動はどちらも中で1でも補うことが必須と同条件にあるものの装填速度で差をつけられている。
異常弾や徹甲榴弾の取り回しではこちらが勝るが反動軽減+2でようやくLV1異常弾が無反動になるレベルと、
やや扱いにくいことが足を引っ張る。
また反動が同条件な上でスキルが一つ余分に必須となり構成の際それを考える必要があるため、
こちらが勝るスロット1の差もあまりメリットにはなりにくい。
前述のように装填速度で差をつけられているがその差はフルリロードで一段階分の差となって表れ、
実際の立ち回りにおいてかなり不利になっている。
こちらも装填速度+1を発動させれば普通→やや速いとフルリロードが同じ速度になるのだが、
ただでさえ必要スキルが多いこちらに更に速度まで入れようと思うと他に盛る余地が減ってしまう。
あちらは最低限のスキルだけが必須で後は好きなように盛り扱いやすい、
こちらで同じことをしようと思うと各種スキルが足を引っ張り合いどれも中途半端になってしまう。
単純な物理運用だけならばかなり厳しい相手であるため差別化を強く意識したい。- 差別化を意識するならば異常弾の多さが目に付く。
素で複数種がそこそこ扱えるため使用の為に反動を伸ばし装填数も追加。
麻痺弾と睡眠弾で足止め・睡眠爆破などを絡めつつ大量の貫通弾で短期決戦狙い辺りが個性になるか。
- 差別化を意識するならば異常弾の多さが目に付く。
余談
- 武器名の由来は死を意味するデス(death)+ユートピアの対義語のディストピア(dystopia)だろうか。
しばしばディストフィアなど読み間違いが見受けられるので注意。- ユートピアの「理想郷」に対し、ディストピアは「地獄郷」「暗黒郷」とも訳される。
ディストピアとは簡単に言えば、「一見高度に文明が発展し人々が快適に暮らしているが、
そこに本当の自由はない監獄のような土地や国家」というイメージが一般的。
ユートピアのアンチテーゼとして生まれた世界観である。
- ユートピアの「理想郷」に対し、ディストピアは「地獄郷」「暗黒郷」とも訳される。