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アイテム/散弾

Last-modified: 2018-05-28 (月) 18:43:09

ボウガンの弾の一種。火薬の爆発によって弾頭を破砕し、その破片を広範囲にばら撒く。

概要 Edit

  • 射程距離は短いが攻撃範囲が広く、その射程範囲にいるモンスター全てに複数回ダメージを与える。
    俊敏で正確な狙いを付ける事が難しいモンスターや、群れる小型モンスターを一掃するのに適する、
    他ゲームで言う「殲滅力が高い攻撃手段」の1つである。
    弾頭を砕くために火薬の量は多めだが、その破砕にエネルギーが使われている分、
    他の弾と比べて反動が極端に大きくなるわけではない。
    一方、弾頭を砕いて飛ばしているため、威力が低い。
  • 通常弾・貫通弾と異なり、LVによる威力変化はなくモーション値も大抵の作品で5となっている。
    Lvによって異なるのは射程とヒット数であり、LV1では3Hit、LV2では4Hit、LV3では5Hitとなる。
    射程は基本的にLVが上がるごとに伸びる。
    一撃のダメージ量の差は微々たるものなので、総ダメージだけを見ればLV3が最も強力。
    しかしその分リロード速度や反動がネックとなるため、使い分ける必要はある。
    クリティカル距離は存在しないが、距離によってヒット数が増減するため位置は調節すること。
    LV1はほぼ至近距離でフルヒット、LV3は逆に少し距離を開けないとフルヒットしない。
    といっても射程距離は通常弾の半分以下なので、他の弾丸に比べて近い間合いで立ち回らなければならない。
  • クリティカル距離による補正が無い代わりに弾強化スキルの恩恵が大きく、
    1.2~1.3倍の補正が掛かる(作品により異なる)。
    さらにシリーズによっては若干ながら水属性を含んでいる。
    • これはMHFでは特に分かりやすい。
      超越秘儀の発動中に水属性が効く部位へと散弾を当てると、
      きっちり水属性のエフェクトが出るし、更に散弾だけで水属性の六華閃舞を発動させることもできる
  • 攻撃範囲が非常に広く、小型モンスターが相手なら一網打尽にできる。
    範囲内の対象の数に関係なく各々に対するヒット数や威力は変わらない。
    大量の取り巻きを呼び寄せるドス鳥竜との戦いでも、
    群れのボスと取り巻きの小型モンスターを纏めて掃除することが可能。
    また極小サイズのモンスターやキリンなどが相手でも、大雑把な狙いで簡単に当てる事ができる。
    状況は選ぶもののソロプレイでは非常に心強い弾丸として重宝される。
    • 大雑把に撃ってもモンスターの身体のどこかしらに当たるので
      逆に言えば貫通弾で適性距離を求めて動き回るより、散弾を乱射する方がDPSが高くなる場合もある。
      特に、イャンガルルガ、ショウグンギザミ、ナルガクルガ、タマミツネなどの素早い相手には
      狙いを定めて撃ちそびれるぐらいなら、硬い肉質に吸われてカスダメでもヒット数に物を言わせて削る方が
      最終的には、より早く仕留められる事だってある。
    • また、広範囲に多数ヒットするため、思っている以上に頻繁に「怯み」が取れる地味な強みもある。
      「怯み」によって状態が弱化する相手、クシャルダオラ、テオ・テスカトルなどには
      弾かれ部位の外を狙って積極的に乱射してみるのも有りだろう。
      ただし、何も考えずに乱射すると、ことごとく弾き返されてコチラが蜂の巣にされるので注意。

MH3以前 Edit

  • 散弾のダメージの与え方はかなり特殊で、見た目から性能を理解することは難しい。
    実はハンターから円錐形の広い攻撃判定が発生し、その中にモンスターの部位が入っていた場合に
    ダメージが与えられるという仕組みになっている。
    判定は複数発生する。重なって発生する部分もあり、それぞれが有効となりヒット数が増加する。
    この攻撃範囲はかなり広く、特定部位を狙うということはほぼ不可能。
    基本的にはそれぞれの範囲内の最もハンターに近い部位に当たり、突出した部位には当てやすい。
  • 判定は若干の時間差を持っており、味方に当てればズババババと
    不快な音と共に長時間身動きを封じるという、とんでも性能な弾である。
  • また、地形や地面を無視して攻撃をすることができる。
    泳いでいるドスガレオスを強引に引きずり出すなどできたほか、
    地形を利用したハメなどに利用されることもあった。
    この仕様は4で廃止されるまでつづく。

MHP3~MH3G Edit

  • 散弾の攻撃範囲内に複数部位が入っていた場合に、最も優先される部位にダメージを与えるようになった。
    モンスターごとに散弾による射撃が集中しやすい部位が存在しており、
    外殻を無視して入り組んだ内部に当たる場合もあるという、射程内への空間攻撃と呼ぶべき性能に。
    例としてはゲリョスの頭部やキリンの角がわかりやすいだろう。
    範囲内に捉えれば、尻から撃とうが頭に集弾する。
  • ここまで解説すると勘のいいハンターは気付くかもしれないが、
    その攻撃箇所の決定原理は大タル爆弾に極めて近い。
    ただし優先順位は爆弾と散弾でまったく別になっているので注意。
    この集中しやすい部位を変える事はできない為、硬い部位に集中しやすいモンスターにはとことん向いていない。
    優先順位はモンスター毎に異なり、さらにシリーズによっても若干異なるため推測するのはまず不可能。
    効かない相手には全く効かない反面、有効な相手には抜群の威力を発揮するという特性を持つため、
    その運用には事前の情報収集が欠かせない弾である。

MH4~MHXX Edit

  • 上記の仕様はMH4では根本的に作り変えられてしまった、あるいは優先順位が全く変わってしまった模様。
    ゲリョスやジンオウガ、キリンといった過去作で散弾の格好の的だったモンスターが多く参戦するためか。
    また、MH4より弾道上に障害物がある場合はそこで判定が消失してしまうようになった。
    その結果、大型モンスター相手には冗談抜きで使い所がない、とまで言われる始末に。
    しかも本作よりオンラインプレイがやりやすく、4と4GではPT前提に近いバランスであった事によって、
    有効性云々以前の問題が発生してしまう(後述)。
    その結果、過去作で評価が高かった散弾ボウガンも、一気に実用圏外になってしまった。
  • MHXではエリアルスタイルとの組み合わせで微妙に復権。
    エリアルジャンプからの射撃攻撃は照準が困難で、当てるのは中々難しい。
    しかし、この散弾ならろくに狙いを付けずとも勝手に当たってくれるという長所がある。
    特に通常弾や貫通弾では、ジャンプ射撃を非常に当てにくい中型モンスターを相手取る時には役立つだろう。
    ただし本作でも、後述の問題点は免れない。
    • また過去のモンスターの再登場に伴い使いどころも幾らか増えた。
      と言うのも弾弱点が体の先端に突き出ているモンスター相手ならば、
      仕様変更後の散弾を弱点に当てやすいので有利に立ち回れるためだ。
      もっともそれらのモンスター相手には新規に追加された貫通属性弾が有効なため、
      パーティメンバーに当たるリスクのある散弾を撃てるのはソロかガンナーパーティに限られるのだが。
    • 本作において復帰したアマツマガツチとアルバトリオンの双方には有用で、
      ド級弩アルデバラン等の復活も相まって4系より復権している。
      ボスモンスターは仕様より相手次第ということだろう。
  • なお、効率化を優先する上で看過できない難点を度外視し、
    ソロ脳筋プレイよろしく、多いに使用しても良い場合も多々ある。
    採取クエストや納品クエストの際には邪魔な小物を蹴散らしたり、
    小型モンスター大量討伐クエストをさっさと終わらせたり、
    散弾の本来の役割までは損なわれてはいないため「散弾の使用は、原則、厳禁!」と言う話でも無い。
    元の攻撃力の高い武器を使う、攻撃【大】などを発動する、ネコ飯、散弾強化、などで底上げし、
    大型相手に、肉質も弱点も考えず問答無用で相手に向かって撃っているだけで終わらせるなど
    気晴らしに好き放題に撃ちまくって楽しむと言う、ストレスフリーなお遊びプレイもたまには悪くない。
    破壊王を発動させておけば、爪や翼なども知らずと破壊できてしまう事もある。
    • 「そもそも、そんな局面が、まず無い。」と思われがちだが
      特にMHXに於いては、攻略途中で武器の強化のために下位素材が地味に要求されることも多いため、
      面倒でも上位装備で下位を乱獲しなければならないケースが意外と頻発する。
    • ただし。飽くまでソロでのお遊びと言う領分での話。
      安全で快適、かつ短時間での早期決着を約束する話では無く、こんな使い方もあると言う蛇足である
      (盲目的に「散弾ダメ!絶対!」では無く、プレイスタンスによっては役に立つ場合もあると言う余談)。
      特にパーティープレイでの本格的に運用を考える際には、後述の問題点を充分に熟慮すること

MHWorld Edit

  • MHWorldでは性質が再び大幅に変化。
    今までのような連続HITする不可視の範囲攻撃ではなく
    実際に同時に複数の弾を拡散させて飛ばすという仕様に。
    この弾は相手に当たれば消えるので仲間に当たらない位置取りをすれば巻き込まずに使える。
    飛散範囲は横に大きく広がる傾向があり、縦方向には逆にさほど広がらないことをふまえて
    照準すると制御しやすい。
    • 当然、近寄るほど纏まった数の弾が命中するのだが、
      近すぎるとクリティカル距離範囲外になり、威力が落ちてしまう。
      そして離れすぎても当然威力が下がるのだが、この距離がものすごくシビア
      反動特大で撃とうものなら、ノックバックで下がった分だけで2射目はすべて1ダメージになる。
      散弾でも距離による照準の変化(クリティカル距離では「◎」表示)は発生するので、
      これを頼りに適切な距離を把握しておこう。
      このことから旧作と違い雑魚一掃用には不向きである。
  • おおむねライトボウガンよりヘビィボウガンのほうで扱いやすい調整がされており、
    反動でも装填数でもヘビィボウガンの方が優秀であることが多い。
    ちなみにLV1散弾はほとんどの銃が対応するが、ぶっちゃけ使い物にならないほど威力が低い。
    LV1散弾速射の見た目は派手だが実際のダメージは微々たるものであるため
    たとえライトボウガンでもLV2もしくはLV3が主力級の弾丸となる。
    • 現状では拡散弾に次ぐほど高い火力を見込める弾だが前述した通り扱いがかなり難しい。その射程の短さから剣士同様の距離で戦うため、普段は当たらないような攻撃も当たる可能性が出てくる。弱点特効が効かない相手には勿論、イビルジョーなど弱点部位が高い位置にある相手にも相性が悪い。
      しかし、高い火力を見込めるのは事実なので近接でも安定して立ち回れるようになれば、モンスター討伐速度に大きく貢献できる弾となっている。

短所・問題点 Edit

  • そんな散弾であるが、PTプレイ時にはその広すぎる攻撃範囲が大きな問題となる。*1
    大型モンスターと戦っている他のハンター(特に剣士)やオトモまでほぼ確実に巻き込んでしまうのである。
    しかも多段ヒットするため、巻き込まれたハンターはかなり長い時間無防備のまま拘束されてしまう。
    攻撃力の高い大型モンスターが相手の場合、この拘束時間は冗談抜きで命取りとなる。
    またガード中の味方に散弾が当たった場合、スタミナが減る。
    これによってスタミナを大幅に削ってしまうため危険である。
    一発だけでも危険なのだから、速射などもってのほかである。ましてしゃがみ撃ちなどした日には……
  • 怯みであってふっとばしではないため、怯みを何かしらの方法で無効化できれば良い事になる。
    MHP3を除くMH3以降の作品では硬化弾(硬化防風弾、硬化強靭弾)を使うことで、
    味方に手軽にスーパーアーマーを付与させられる。
    ただし効果時間はかなり短い上にリロードなどの余分な手間がかかることになるし*2
    そもそもガード中の味方のスタミナを大幅に削ってしまうことには変わりない。
    射程距離の関係上ガンナーPTでも散弾に巻き込まれるリスクが高い(MHXのエリアルスタイルを除く)ため、
    上記の件を踏まえても、PTプレイ時には基本的に散弾は使わない事が暗黙の了解となっている。
    MH4以降の作品ではオンラインPTプレイが一般的となっているため、
    現在では極めて使いにくい弾丸となってしまったことは否めない。
  • MHFでは味方への散弾怯みを防ぐことができるスキルがある他、
    キリンやジンオウガ(極み個体を除く)など、怯み巻き込みさえなければ有用なシチュエーションはある。
    ただし前者は発動がかなり厳しく、上記のようなモンスターに対しては用意できれば使う、程度で、
    それ以外ではメインシリーズと同じと考えてよい。
  • ライトボウガンでは速射に対応しているものもあるが、貫通弾よりお話にならない事が多い。
    • 貫通弾は速射補正による威力低下と反動「中」との兼ね合いで
      単発撃ちするよりDPSが低くなってしまうためいらない子扱いされている(MHFを除く)ものだが、
      これでもまだDPS差は僅かだし弾持ちも良くなるというメリットがあるので存在意義は完全にゼロではない。
      散弾もLV1なら貫通弾と同じ3連発&反動「中」(MHXではLV1貫通弾は「小」)なので、
      貫通弾と同じくDPSでは不利になるが弾持ちの良さには貢献できる。
      問題はLV2である。
    • LV2は反動は「中」のままなのに、あろうことか2連発しかできない
      明らかに単発で2回撃つ方が速く、単発ダメージと連射速度の両方で速射すると弱くなるという有様。
      弾持ちの面で考えても、晒す隙の大きさに対して弾を撃ち終わるのが早過ぎて反撃を受ける確率が高く、
      いたずらに戦闘が長引かせて弾も弾以外の消耗品も余計に使ってしまう可能性すらある。
      どこを取っても速射である利点が無く、LV2散弾が速射対応してしまっているボウガンは
      LV2散弾は最初から装填できないものとして存在を忘れた方がいいだろう。
    • 貫通弾を含めた実弾速射が最近の他シリーズより使いやすいとされ、
      しかも強力な超速射システムが存在するMHFでも、
      散弾速射(超速射)は使い道に乏しいといわれている。
      MHFではLV1散弾しか速射(超速射)に対応しておらず、威力もあまり高くない上に、
      有効射程距離に難がありすぎるためである。

余談 Edit

  • 現実世界でもショットガン(散弾銃)を代表に散弾は各所で使われている銃弾および砲弾であるが、
    ワールドを除いたモンハンシリーズの散弾が衝撃で弾頭が砕けて細かな弾がばら撒かれるのに対し、
    現実の散弾はあらかじめ多数の小さな子弾を詰め込んでおいた大型の弾丸
    (というよりも子弾を詰め込んだ入れ物。ショットシェル)
    に火薬の爆圧をかけて内部の子弾をばら撒くというものであり、原理はかなり異なる。
  • モンハンの散弾のように、「銃口から破片をばら撒く」というのは、
    現実では近世に用いられた「ラッパ銃(ブランダーバス)」が近い性質を持つ。
    現代における一般的な軍用爆弾、および炸裂式の砲弾の分類である「榴弾」も破片で攻撃するが、
    投射された先で爆発するもので銃口から破片を飛ばすわけではない。
    これらは榴散弾徹甲榴弾と同様の弾薬である。

関連項目 Edit

アイテム/弾丸
アイテム/水中弾






*1 ただしMHWorldは散弾の仕様変更により以下の問題は解消されている。
*2 MH3G以降の作品ならリミッター解除ライトボウガンである程度緩和できる