表サクセス
『9』彼女候補の一人。誕生日は10月29日。基本的に無表情で無口で掴み所が無く妙な行動を取る事が多い。
担当は博多氏。氏のキャラ群の中では中心的な立ち位置を占めており、『9』以降『10』以外の全ての作品において博多氏担当イベントの中で毎回何らかの形でその足跡が示されている。
なお『13』千羽矢ルートの隠しエンドではジオットとの会談が描かれているが、こちらは内容的にも西川氏の筆によるものと思われる。
パワプロクンポケット9(さすらいのナイスガイ編)
主人公(9)が喫茶店に行くと出会う女性。友人は夏目准と雪白冬子。
同い年の冬子が『8』の全期間を通して大学に通っている為に『9』4月1日段階では20代前半だと思われる。
なお、本人は大学を2年前に卒業して博士号を取得しているが、「『10』12月27日(木)その1のしつもんコ~ナ~」では「二人は中学・高校で同じクラスだった」とある為に大学生活は相当短期間で修了した模様。
趣味は読書で熱中していると主人公(9)以外は視界に入らなくなる。夢中になると3日間寝ないで読書をすることがある。
物語の発言は思いつきの様に見えて、前々から聞こうと思っていたか読んでいる本に影響された事が多い。
「めんどくさい星人」であり、食事などの身の回りのことについては気にかけない。また、欲に忠実である。だが、能力は極めて高く、天才肌。ピアノの国際コンクールで何度も金賞を取っており、学生時代には様々な論文を書き、多くの場所で読まれているほど。
その正体はIT関連の大企業のNOZAKIグローバルシステムの社長令嬢で次期社長である。喫茶店のマスターである世納香太は実家からの付き人であり、喫茶店も維織の好みにあうようにつくられたものである。
幼い頃から父親の跡を継ぐ為だけに育てられてきたため、他人の決めた道を進む事に疑問を感じていなかった。そのため、本来は8月に社長に就任するはずだったが、風来坊の主人公(9)と出会い、その自由な生き方を見て考えを変え、年内に延期される事になった。
その後、一度は周囲の圧力に屈し、仕方なく父親の跡を継ごうとしたが、主人公(9)の説得により、自分の意志で将来を決める事を決意する。
ノーマルエンドでは主人公(9)と2人で駆け落ちしているが、グッドエンドでは一時的に主人公(9)と離れ社長に就任した後に『9』数年後で突然主人公(9)の前にリムジンで登場して彼を付き人兼ボディーガードとして雇い海外を中心に飛び回っている。
ちなみにアルバムではグッドエンドの主人公(9)を雇う件が全てカットされ彼女が主人公(9)を見つけ出した回想シーンからしか再生されない。このため彼女のファンの間では、これを彼女が『14』終了後に改めて「主人公(9)と二人で旅に出た」アルバムで解釈。『14』でのレッドのアルバムとの矛盾解消の論拠とする事が多い。
余禄・維織読書リスト
彼女が主人公(9)に本を貸すイベントで出てくる本の題名と元ネタについて。
- 『釣りと罰』-ヒョードル・ドストエフスキー『罪と罰』
- 『さつまいも右手の法則』-「フレミングの右手の法則」(電磁誘導に関する法則、右もある) or 「アンペールの右ねじの法則」(別名「アンペールの右手の法則」、電流と磁界に関する法則)+アーシュラ・K・ル=グウィン『闇の左手』?
- 『縦長おじさん』-ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』
- 『浮き輪物語』-J・R・R・トールキン『指輪物語』
- 『三牧師』-陳寿『三国志』(歴史書、いわゆる正史) or 『三国志演義』(創作物、普通の人が「三国志」というと大体こっち)
- 「シスター・リョーフ」-「呂布」(演義の作中最強の武将)
- 「赤レンガの戦い」-「赤壁の戦い」(魏呉蜀が揃った戦い、演義の山場の一つ)
パワプロクンポケット11(新球団ナマーズ編)
『11』では社長に就任した事から主人公(9)と駆け落ちするアルバムが正史でない事が判明。
『11』しつもんコ~ナ~第22回によると
Q.雪白や野崎は次回作で関わってきますか?あと維織さんは今主にどんな仕事してるんですか?次回維織さんに出てきてほしいです。
A.冬子は出ないかもしれませんが、兄はいろいろやってますからね。ちなみに維織さんはあのまんまで社長になってます。ええ、9よりもいろいろな人に迷惑をかけているようですが。
と触れられており、今でも性格は変わっていない模様。
柿元雄平のイベントで当時の会長の娘が突然会社の全権を乗っ取り、一夜にして幹部全員の顔が変わったことが語られている。その際にはメイド服を着た女性が陣頭指揮をとり、金髪の美女が暗躍して、青い服のおじさんが一人で警備員を壊滅させたり、衛星をハッキングして会議室にピエロが突然現れて煙幕弾を投げ込んだなど、様々な噂が流れた。
近々IT関連以外にスポーツ用品業界にも参戦するらしい。
パワプロクンポケット12(電脳野球編)
未登場だがRINや謎のお姉さんの話で名前が登場。
性格の方はやはり相変わらずでツナミに対し危機感を感じないのではないかと思われたが、実際はELやRINを雇いハッピースタジアムの調査を行っていた。
パワプロクンポケット13(逆襲球児編)
腹違いの妹川田由良里が登場。その中で彼女についても言及がある。
NOZAKIグローバルシステムの首脳陣交代劇の直後に自身の身辺調査を行って由良里の存在が発覚。社の人間は由良里を厳重な監視下に置こうとしたが、彼女がそれを阻止。由良里に行動の自由を与えている。
七島麻美とも面識があり、中学1年の時に麻美が道を歩いているところを見つけて車の中に連れ込み、由良里の事情を全て麻美に話している。
またNOZAKIグローバルシステムのトップとしてジオット・セヴェルスと会談。ジオットの部下マゼンタに支社一つ潰され50人の人が犠牲になった事が判明。ジャジメントの次の標的の一つがNOZAKIグローバルシステムである事も判明。
その事を聞かされても冷静な態度を崩さなかった維織をジオットは「育ちが良過ぎる。あれでは駄目。教育が必要」と評しており、そのために「4番目に仲の良い人物を始末」することをエアレイドに命じていた。ここで標的となった人物は謎。断定出来ないが状況証拠的に世納香太が標的になった見方が濃厚。
エアレイドは効果的であることを理由に川田由良里を標的にすることを提案するが妹を失っているジオットはそれを激しい剣幕で退けた。なお、この際の服装はジオット共々『13裏』の服装を着用。何故か服装が裏サクセスを先駆け表サクセスから初登場。
パワプロクンポケット14(燃えろ!魔球リーグ編)
秘書の由良里と共に准を探しに登場。由良里にはいろいろな面で圧倒され自分を「お姉ちゃん」と呼称しない事に不満が有り由良里が准の事を「本物の姉みたいな人」と言った際にはショックを受けている。ちなみに由良里は「維織様」と呼称。
『13』でジオットが出した「4番目に仲の良い人物を始末する」任務は実行された様子で、その人物が殺された際には「全てを捨ててまでジャジメントに復讐しようとした」とホンフーに言われていた。
この時は秘書だった夏目准の必死の制止で思いとどまったが、この一件以降本気でジャジメントに対抗を開始、プロフィールにも「本気を出した」と明記されていた。
父親を亡くした世納香紀の事は見守っており、彼には父親の死の真相を彼が中学に進学するまで隠していた。香紀がビクトリーフィンチーズで仲間ができた事を静かに喜んでいる。
本作後もしばらくは社長業を続けNOZAKIグローバルシステムを成長させたが、数年後に突如社長を辞任。後任の由良里に全てを任せ表舞台から姿を消した。
この件についてプロフィールでは「何かを見つけたんだろう」と示唆された。
裏サクセス
人物設定は表サクセスと変わらないが、面倒臭がりな所やいい加減な所が強調。その為に登場が多いが主人公(裏)の仲間になり共に戦闘に参加する事がない。
パワプロクンポケット12(秘密結社編)
武器商人の一族の娘「イオ・レヴィン」で登場。レヴィンは祭司階級レヴィ族からだと思われる。表サクセス同様思いつきの発言ばかりが見られるので、何を考えているのか分からず掴み所がない。サラのシナリオに大きく関係する。
「氷の姫君」サラの奪還を主人公(12裏)に半ば無理矢理頼み込んだ張本人でサラを回収した後多額の「寄付金」を銀の盾に寄付するなど色々な根回しをして、サラを銀の盾の構成員に仕立て上げた。
「存在感が薄い」「谷底に何度も蹴り落とす」等サラに対する酷い発言が目立つ。だが、実際のところはサラを大切にしている様であり、サラを引き取り「義理の妹」にして可愛がっていることがサラの一連のイベントの最後で明らかになる。
パワプロクンポケット13(海洋冒険編)
クインシティの貴族、レヴィン家の娘「イオリ・レヴィン」で登場。表サクセスと『12裏』に続き本作でもジュンと一緒。パカーディとも顔馴染みらしい。
面倒くさがりな所は相変わらずであり、今回はただひたすら食べていただけ。ジュンが万能メイドと化したのはこの面倒くさがりのせいである。
ジュンが外の世界を知りたがっているのを知っていた彼女は、彼女がジュンに探して貰っていた食材を主人公(13裏)が発見したことを利用して、食材を取りに行かせるという理由でジュンを派遣。そのままコンキスタ号に乗船を続けさせた。
ジュンがコンキスタ号での航海を終えた後は、「ジュンが見た世界を見に行く」と発言しており、自ら世界を回る決意をした様子。
ジュンが乗船した後は野球人形作成のクライアントの一人になる。しかし野球には全く興味が無く、野球人形の仕組みを知りたいために実物を欲しがっている。
最初は「走力10以上の意味がわからない。足が10本以上?」と発言してしまうほど知識が無かったため、「バリバリ改造暴走野球人形」という怪しげな雑誌を愛読し始めるが、それでも「肩が5000以上の人形」「黒髪で白いドレスを着た氷魔法が使える人形」などの突飛な依頼を出そうとしてくる。
その後研究を続けるうちに自分で改造をしだすようになり、何故か野球人形がボールの代わりに頭を投げる謎の仕様に改造。ジュンに怒られ、最終的にはジュンに野球人形を全て廃棄させられている。
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- 武美Good&維織Bad→武美寿命来て死亡→維織とくっつく が妥当 -- 2017-07-12 (水) 15:43:48
- 武美Good&維織Bad→武美寿命来て死亡→維織とくっつく が妥当 -- 2017-07-12 (水) 15:43:51
- 武美Good&維織Bad→武美寿命来て死亡→維織とくっつく が妥当 -- 2017-07-12 (水) 15:44:02
- これ、14の准ルートのホンフーとの会話で世納さんみたいに私もするの?みたいな会話があったから、やっぱり殺されてるのって世納香太じゃない? -- 2018-01-02 (火) 20:50:39
- ↑99%そうでしょうねw他にも「~世納さんの件からは何も…」「(こうきに向いて)お父さんがかえってこなくて寂しくない?」とかのセリフからそうでしかないでしょうねw -- 2018-01-03 (水) 02:01:50
- 復讐心に駆られたってあるけどそういうイメージないよな。お蔵入りになったプロ編では闇落ちする展開もあったかも -- 2018-06-04 (月) 23:40:31
- ↑↑↑武美死んだ後にくっついちゃうのはどうだろう?レッドには武美一筋でいて欲しい部分がある -- 2018-06-04 (月) 23:41:57
- コイツの家で違う女を攻略してました -- 2018-06-10 (日) 17:30:57
- 「何かを見つけたんだろう」ってのがほんと何なんだろうね。具体的な物や人物なのか生き方とか人生観みたいなものなのか -- 2018-07-31 (火) 18:54:15
- 最近TAS動画見たけど一応武美と同時攻略可能なんだな。イベントの流れ考えると大分くずかったけどww -- 2018-08-02 (木) 01:22:52
- 13で嫌なフラグ経ってたけど、打ち切りになったせいかあまりひどい目に合わなかったのはよかったかも。マスターは死んだけど -- 2018-08-02 (木) 01:24:48
- 9の最後で主人公は「全てが終わったとき、俺と一緒にいこう」と言ってるから、全て(物語)が完結したいま、維織さんは幸せになれたんだろうと俺は思うけど。 -- 2019-07-22 (月) 02:51:48
- 不自由でも鎖のない世界へ -- 2020-03-31 (火) 23:55:11
- 「何かを見つけたんだろう」じゃなくて「とある約束を果たす時が来たんだろう」とかだったら、武美じゃなくて維織さんが正史として一番有力に考察ができたのになぁ -- 2020-09-26 (土) 23:54:03
- 何かってのが主人公(9)のこととも考えられるよ。或いは主人公(9)の居場所とかなら何かでも可笑しくないし。 -- 2021-03-25 (木) 23:11:18
- 正史では椿が9主のポジでハッピーエンドに近いルートいったのかな? -- 2021-03-19 (金) 03:19:01