ラプラスの小悪魔

Last-modified: 2024-03-23 (土) 20:25:43

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基本情報

画像詳細
ラプラスの小悪魔.jpg名前ラプラスの小悪魔
レアリティ★5
属性
イラストやむっ
入手おいのり
備考'22/10/28

'22/11/07
その他エピックおいのり
装備時上昇ステータス
強化値+0+1+2+3+4+5+6+7+8+9+10強化値
体力+60+95+130+165+200+235+270+305+340+375+410体力
陰攻+48+53+58+63+68+73+78+83+88+93+98陰攻
#特性
限界突破0限界突破4
特性1使用時に対象全体のCRI防御を1段階ダウン(2T)使用時に対象全体のCRI防御を3段階ダウン(2T)
特性2使用時に味方全体の結界を1枚増加使用時に味方全体の結界を1枚増加
#解説
解説1世界や可能性は数多に存在する。
その領域に触れる方法があるとしたら、それは大変興味深いことである。
しかし同時に、時間や存在さえ歪めてしまう事象にもなり得ることを忘れてはならない。
いつだったか、整理した本に書かれていた気がした――

これは起こり得たかもしれない、
或いは起こったかもしれない、
ひとつの可能性――
そして、パラドックスの物語。
解説2その日の小悪魔は、いつもと変わらなかった。
いつもと変わらず紅魔館の大図書館で本の整理をしていた。
その時、ふと目にとまった本に興味を抱いたとしたら?
その本が何かのの引き金になり得る内容のものだとしたら?

古めかしい本に興味本位でぱらぱらと捲る。
傷んだ頁に書かれた文字は僅かにしか読み取れない。
それでも何か惹かれたように頁を捲る。
目は綴られた情報を必死に追い、頭はその意味を夢中で読み解こうとした。

「これって、召喚魔法?それに、恐らく魔界に関する内容……」
手にした本を開いたまま、彼女は呟いた。
解説3興味とは、人を何かに駆り立てる魔物だ。
小悪魔は本に興味を抱いた。
次いで、本に記載された召喚魔法に興味を抱いた。

興味のままに、心のままに。
実行した召喚。光輝く魔法陣。
その向こう側に見えた姿は──別の可能性、別の世界の自分だった。

驚愕のあまり。言葉を失った小悪魔。
代わりに、魔法陣の向こうに居る自分が言葉を発した気がした。
気がしただけで、本当は何も言っていなかったかもしれない。
ただ確かに耳に、脳裏に焼き付いた言葉。
それは──
解説4【ふたりの小悪魔】
大抵の場合、吸血鬼の館に住み込む、
名前のない使い魔であることは共通しているようだが、
どちらもその『小悪魔』という存在の可能性の一端に過ぎない。
そのため髪型も違えば、格好も違う。
所在する世界における役割や立場、辿る運命も違うだろう。
例えば、『召還を行った小悪魔』は普段、大図書館の本の整理をしたり
霧の湖の畔で紙芝居を読み聞かせたりしている。
一方で『召喚された小悪魔』は、自身と契約を結んだ魔女に仕えるバトラーらしい。

……「体格にも違いがあるのではないか」だって?
いや、まぁ、それも可能性として生じることもなるんだけど…
…今回は割愛させて頂きますね。
解説5「小悪魔、何をしていたの?」
暫くして留守にしていたパチュリーがやってくる。
その頃には、小悪魔はいつもと変わらず本の整理をしていた。

ただ、何か、どこか。
いつもと違うことがあった。

「お帰りなさいませ、パチュリー様」
「紅茶を淹れましょうか?
それともコーヒーにしましょうか?」

さて、ここに居る小悪魔はどの可能性の小悪魔なのだろうか。
床に落ちた古びた本の頁から、いつの間にか文字は消えていた。
 

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