信仰の山

Last-modified: 2024-03-23 (土) 20:23:58

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基本情報

画像詳細
信仰の山.jpg名前信仰の山
レアリティ★5
属性
イラスト岸田メル
入手おいのり
備考'22/10/28

'22/11/07
装備時上昇ステータス
強化値+0+1+2+3+4+5+6+7+8+9+10強化値
陽攻+40+47+54+61+68+75+82+89+96+103+110陽攻
陰防+20+25+30+35+40+45+50+55+65+70+70陰防
#特性
限界突破0限界突破4
特性1使用時に自身の霊力を1.50上昇使用時に自身の霊力を2.00上昇
特性2装備スペカの光弾の威力を15%アップ(1T)装備スペカの光弾の威力を30%アップ(1T)
特性3使用時に自身の神様から受けるダメージを20%ダウン(2T)使用時に自身の神様から受けるダメージを20%ダウン(2T)
#解説
解説1──信仰が無くなり消えるように。語られぬ逸話も無くなり消える。
ある時、誰かが想起したとしても、或いは、物語を紐解いていたとしても。

その逸話が実在したか否か。
それは時間という砂に埋もれ、結局は誰にもわからないのだ──

幻想郷、妖怪の山に位置する守屋神社。
そこには二柱の神が祀られ、信仰を集めている。
今はそのようなことも無いようだが、
かつて二柱の神は争ったことがあったのだという。
この幻想郷の『外の世界』で。
解説2──遠い遠い、いつかの逸話。
存在したかもしれないし、存在しなかったかもしれない逸話──

【八坂神奈子】
乾を想像する程度の能力をもつ神霊。かつて諏訪大戦において勝利した神。
『外の世界』で失われつつある、守矢神社─
─即ち祀られる神である自身と諏訪子の信仰心を集める方法を模索していた。

【洩矢諏訪子】
坤を創造する程度の能力を持つ土着神の頂点。かつて諏訪大戦において敗北した神。
祟り神を統括するという恐ろしい一面はあれど明るい性格らしい。
しかし、失われつつある信仰心に浮かない表情をしているようだ。
解説3雨が静かに降る。廃れた神社を強く打ち付ける。

雨が静かに降る。ぽつりと佇む坤の神を打ち付ける。

神は人間の信仰心が無くなれば消える。
まだ、灯火のような信仰心はあれど、いつかは無くなり消えるだろう。
それを運命と受け入れるには、あまりにも寂しい。
消えること、忘れられること。
それが当たり前だと受け入れるのは、あまりにも、あまりにも──。
降りしきる雨に消えてしまいそうな諏訪子の肩は、心なしか震えていた気がした。
解説4すっかり寂れてしまった境内に戻れば、神奈子が居る。
当たり前のことが、こんなにも安心するものだったんだと、じんわりと心に染み渡る。

「心配いらないさ」
諏訪子の様子を気取ったのか、神奈子が言う。子供をあやすように優しく。
いや、子供じゃあないんだけれど。

そう思ったが、神奈子の膝は暖かくて。
何故かとても安心するような気がして。
坤の神は何も言わずに、ただ、目を丸くして乾の神を見上げた。
解説5いつの間にか雨は上がっていた。暖かい日差しが差し込んだ。

雨がいつか上がるように、消えてしまうという不安が無くなる日は来るのだろうか。
それとも、いっそ。
あの柔らかい日の光のように、ふたりで消えてしまうのも悪くないかもしれない。

──そんなことを考えていたかもしれないし、そうでないかもしれない。
ただ分かることは、この二柱の神が、今も雨上がりの日の光の中──
幻想郷という新たな地で存在し続けている、という事実のみである。
 

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