星降る天魔の山

Last-modified: 2024-03-23 (土) 21:15:52

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基本情報

画像詳細
星降る天魔の山.jpg名前星降る天魔の山
レアリティ★5
属性
イラストザザ
入手エピック限定
おいのり
備考'23/04/30

'23/05/08
装備時上昇ステータス
強化値+0+1+2+3+4+5+6+7+8+9+10強化値
陽攻+25+31+37+43+49+55+61+67+73+79+85陽攻
陰攻+35+41+47+53+59+65+71+77+83+89+95陰攻
#特性
限界突破0限界突破4
特性1使用時に味方全体の陰攻を1段階アップ(2T)使用時に味方全体の陰攻を3段階アップ(2T)
特性2使用時に対象全体の陰攻を2段階ダウン(2T)使用時に対象全体の陰攻を3段階ダウン(2T)
特性3装備スペカの星属性の威力を20%アップ(1T)対象スペカの星属性の威力を35%アップ(1T)
#解説
解説1《星降る夜空を知る■■の呟き》
幻想郷の夜空。
どこまでも広く、暗い空。
そこに、まるで星が降り注ぐような光景を見ることができる地があることを知っているだろうか。
──そう、妖怪の山である。
美しい星降る夜空。それは見事な風景だ。
しかし、いつでも見れるという訳ではない。天候や季節……目にするための条件は厳しいのだ。

「だからこそ見る価値があるのよ。
大自然に委ねて見る価値が、ね。」

そう言って、夜の山に舞い降りたのは大天狗・飯綱丸龍であった。
解説2《星降る夜空を知る■■の呟き・弐》
──本日の天候:曇天

今宵は星は見えないだろう。
厚い雲に覆われては、星が降るどころか、ひとつふたつでも見えればよいというもの。
それでも夜の山へ星を求めてやってくる者は、幾らかいるのだ。

しかしながら、星空というのは思いのほか親切ではないらしい。せっかく足を運ぶ者がいるのだ。少しくらいは見せてやってもいいだろうに。

そんな文句を言いつつ、皆帰っていく。
それでいいのだ。
明日こそは、星降る夜空が見れるかもしれない。そう期待するのもよいだろう。
この神聖なる地──妖怪の山は、永く幻想郷に在るのだから。
これまでも、これからも。
解説3《星降る夜空を知る■■の呟き・参》
──本日の天候:雨天
ざあざあと、音がする。
星は今日も降らず、地上に降り注ぐのは冷たい雨である。
雨空を見上げても、当然星は一つも見えない。
そらから零れてくるのは、星ではなく雨粒なのだから。

このような天候の日は誰もやって来ないと思っていたが……いやはや、星を見に来ようとやって来る者ひとりいようとは。
どのような反応をするかと思えば、その者は長い髪を濡らしながら、笑んで呟いた。

「明日こそは星が降りそうだ。」

ああ、そうか。あの者は真に自然を感じ取っているのだ。
なんせ、彼女は大天狗。
ここは、彼女のような強力な天狗たちの領域でもあるのだから。
解説4《星降る夜空を知る■■の呟き・肆》
──本日の天候:晴天

山に、星が降る。
昨日、大天狗が言った通りだ。
それは見事な星空、まさに星降る夜空であった。
悪天候続きであった空が見せた、気まぐれか或いは奇跡の光景なのか。
それとも──

「ほら、言った通りだろう?」

今宵も山へやって来た大天狗が言った。
傍らには驚いたような顔の市場の神が居た。大天狗手製の麦飯を手に、目を輝かせて星空を見ている。
同じく大天狗も、待ちに待った星々を嬉しそうに眺めている。

夜空は彼女たちの期待に応えるかのように、幾度も幾重も、何度も何個も、美しい星を降り注ぎ続けていた。
解説5《星降る夜空を知る■■の呟き・五》
大天狗と市場の神は星降る夜空を、嬉しそうに眺め続ける。
星空など巡りゆく時間の中で幾らでも見れるものだ。
何故、それほどまでに求め、喜ぶのだろうか。
それが、今宵理解できた気がする。

何も難しいことはない。
『美しいもの』だからだ。
今までは星空も、星降る光景も当たり前のものと思っていたが、彼女たちの行動が表情が教えてくれた。

明日もきっと星は降るだろう。
……共に眺めてくれる大天狗たちは来るだろうか。
来なくてもいつまでも待とう。
幻想郷から私(妖怪の山)が消えるまで。
あの星々がいつか消えるまで──
 

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