永遠の夏の巫女

Last-modified: 2024-03-23 (土) 22:13:47

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基本情報

画像詳細
永遠の夏の巫女.jpg名前永遠の夏の巫女
レアリティ★5
属性
イラストなきょ
入手エピック限定おいのり
備考'24/1/1~
装備時上昇ステータス
強化値+0+1+2+3+4+5+6+7+8+9+10強化値
速力+16+20+24+28+32+36+40+44+48+52+56速力
陰攻+44+52+60+68+76+84+92+100+108+116+124陰攻
#特性
限界突破0限界突破4
特性1使用時に自身の霊力を1.30上昇使用時に自身の霊力を2.10上昇
特性2装備スペカの日属性の威力を20%アップ(1T)装備スペカの日属性の威力を45%アップ(1T)
特性3装備スペカの金属性の威力を20%アップ(1T)装備スペカの金属性の威力を45%アップ(1T)
#解説
解説1【博麗霊夢】
博麗の神社の巫女である、博麗霊夢。
だが、この常夏の世界の彼女は、楽園の有閑な巫女とも呼ばれているようだった。
参拝客を求めることも、境内を掃除することもない。
なぜなら博麗神社が、海中に没してしまったから。
解説2この世界の博麗の巫女は、海巫女と呼ばれる。徐々に沈んでいく博麗神社を見守った、代々の海巫女たち。
霊夢の代では完全に、海の中へ没してしまった。
今や神社の姿は我々の目に見えるところにはない。
日の出の水平線に向けて、そこにあった博麗神社に向けて、霊夢は静かに手を合わせるのみだ。
解説3海辺にひらひらと舞っている蝶。珍しい光景だった。
蝶に近づいた霊夢は、その原因を足元に見つける。
「これに吸い寄せられていたのね」
手に取ったのは、波で流されてきた南国の花だ。
海中に滲んで溶けていく花の蜜が、果たしてどれほどの量なのか、蝶にとってどれほど魅力的なのかは、わからない。
だが霊夢が手にしたそれに、改めて蝶は群がってきた。
羽のゆらめきに目を奪われていると、波で足元がさらわれる。
「きゃっ」
小さく驚きの声を上げつつ、霊夢は海辺に尻餅をついた。
解説4尻餅をついたまま砂浜に寝そべり、上下に不安定に揺れる蝶を見つめる、霊夢。
花を手放し、そのまま沖に向けて背泳ぎで進んでいく。
砂や土地が自らの背後を離れていき、海水の比率が増していく。海と、空。そして蝶の世界。
ふと霊夢は、とぷんと海中にその身を沈めていった。
水の中の揺らいだ視界で見上げる、海上の景色。蝶の姿が尚更ゆらゆらと、たゆたって見える。
蝶は魂の象徴とも言われている。
こうして海の中から見える蝶の姿は、まさしくおぼろげな魂のようだった。
そんな蝶が、すがるように吸い寄せられる、花。
解説5霊夢は気づいた。
この海中からの視点が、水没した博麗神社と同じものであることに。
「空を飛ぶ程度の能力」の自分が、まるでこの蝶のようであることに。
そう意識した次の瞬間、霊夢は海から勢いよく飛び上がった。
潮風を受けながら、蝶とともに花とともに舞う、有閑な少女。
そう、そうだった。もっと自由に舞えるはず。どこだって自由に舞えるはずなんだ。
空は、自由だから。
浜辺から彼女を呼ぶ声がする。仕立てを頼んでいた水着がどうやら、完成したらしい。
「あれを着れば海の中だって飛べるかもしれない」霊夢はそう思った。
一体この世界の、どこまでが空なのか、好きに決めたって構わない。それも彼女に与えられた自由なのだから。
 

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