Black Shimanto

ブラック四万十

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

15門の150mm両用砲から成る強力な主砲を備えた大型の軽巡洋艦。

解説

敵艦を燃やしすぎたせいか、自身が黒焦げになってしまった四万十である。対空警戒スキルを失い、エンジンブーストと魚雷装填のスキルを獲得したが、それ以外のステータスは何一つ変わっていない。性能の異なる専用迷彩をプレイスタイルにあわせて選択出来ることも、四万十に対する強味に数えたい。
　
・主砲
四万十と同じ。1番砲塔以外は全周砲塔である。
火災を起こしやすく、弾速が割と速い。同格最多の15門を誇り、瞬間火力が高く、特にHE弾を用いた砲撃能力が非常に高いことも本艦の大きな特長である。後述する隠蔽雷撃を活かすためにも、駆逐艦処理を本艦が怠っては勝てないだろう。
装填時間が10.5秒と長く、残念ながらDPMは同口径の中では下位となる。
数値上はやや残念だが扱いやすい砲であり、HE弾での安定したダメージと火災によるスリップダメージで、小型艦・大型艦問わず効果的に削ることが出来る。
詳細は四万十の主砲項目を参照されたし。
　
・魚雷
本数は少ないが、高雄よりもダメージの高い魚雷を備えている。またこの魚雷は雷速では高雄等に劣るが、射程と浸水率では同格トップと、凶暴な武器である。素の状態でも隠蔽雷撃は可能。
加えて本艦は四万十とは異なり、スキル魚雷装填Ⅰを2回使用可能であり、この強力な魚雷をより活かすことに長けている。スキル使用時の片舷αダメージは44,073と同格巡洋艦1位。同格駆逐艦と比較しても、朝潮やシリワンギなどの一部の震度魚雷搭載艦を除けば、本艦の方がダメージでは勝っている。
尚、両舷を合わせれば15本73,455ダメージと島風並の数値となり、Tier8の殆どの艦艇を一瞬で蒸発させる力を持つ（ローマは無理）。しかし両舷をフルで使える事などは滅多になく、それが可能な状況にあったとしても転舵性能が軽巡としては良くないため、反転して雷撃という事はやりにくい。それを許してくれる戦艦はいないだろう。
　
・対空
特別低いわけではないが、四万十と違って対空警戒を剥奪されたため「日本艦にしては高い」程度の数値に留まる。四万十に比べれば、空母からの攻撃の優先順位は上がるだろう。
　
・装甲
四万十と同じ。装填が終わっている戦艦に腹を向けるような事はしてはならない。
　
・機動性
四万十と全く同じ。速力は同格軽巡と比べ少し良く、加速は普通、転舵速度、転舵所要時間は軽巡としては悪い。
四万十と違いエンジンブーストが使用でき、34.18ノット→36.31ノットと約2.1ノット速くなり、撤退や進撃の時に使えるが、2回しか使えない。本稿では適正に隠蔽システム改良Ⅰを装備することを推奨しているが、エンジンブーストを活かすプレイスタイルならば、推力改良Ⅱを選択しても良いだろう。
　
・隠蔽性
四万十と同じく、8.64kmと同格巡洋艦としては悪い。しかし本稿では雷撃力を活かすために隠蔽システム改良Ⅰを推奨する*1。併せてヒストリカル迷彩の塗装を強く推奨する。
とはいえ駆逐艦に発見されるため、初手からの戦艦に対しての隠蔽雷撃はあまり期待できない。序盤では、砲撃能力の高さを活かして敵駆逐艦を排除することが先ずは肝心である。
一方で、適正に隠蔽システム改良Ⅰを採用する巡洋艦は稀であるため、駆逐艦の排除後は、隠蔽システム改良Ⅰの効果が活かされるだろう。砲撃を用いる場合も、砲塔旋回が遅い艦艇には、一方的な先制攻撃を行うことが可能となる。
　
・生存性
機動性、隠蔽が軽巡としてはとても良いとは言えない。エンジンブーストがあるものの煙幕系のスキルもなく、敵弾の回避は不得手である。そして優秀な対空警戒を失ったため航空機に対する抑止力も下がってしまった。このため生存性は四万十に劣ると考えた方が良い。
　
・消耗品
高品質石炭、高級船員食糧、改良型ディーゼルエンジンを推奨。
　
・艦艇スキル/艦長スキル
エンジンブーストⅠを2回、魚雷装填Ⅰを2回使える。このため四万十よりも攻撃力が上がっている。
艦艇スキルの構成はツリー艦とは異なるので、専用艦長を座乗させることを強くお薦めする。特にレベル9では「出力全開」もしくは田中頼三の「雷撃隊」でエンジンブーストを強化or増強しよう。「出力全開+」と魚雷装填の回数を増やせる「超火力+」を持った小沢治三郎も、本艦の性能を極めたいならば候補のうちに入るだろう。
　
・装備
　・兵装　主砲改良Ⅲ
　・防御　転舵装置改良Ⅰor推力改良Ⅰ
　・適正　隠蔽システム改良Ⅰ(エンジンブーストを活かすならば推力改良Ⅱ)
　
・エリート特性
　・護衛特化 主砲旋回+7% 最高速度+3% 対空火力+5%
　・エリート砲術員 主砲旋回+7% 主砲装填-3%
　・功績　EXPアップ+10%
　　※エリート特性はツリー艦の四万十と同じである。本稿ではエリート砲術員を第一推奨とするが、エンジンブーストを活かすプレイスタイルならば、護衛特化を選択すること。
　
・総論
四万十とスキル以外の性能では一切変わらないが、魚雷装填を備えるために同格トップの雷撃力を誇る。また主砲も扱いやすい。
攻撃能力に優れる反面、機動性や隠蔽性は重巡洋艦並みで、甚だ芳しくない。何より対空警戒を失ってしまったため航空機への抑止力を下げており、生存性は低い。エンジンブーストによる一時的な機動力の上昇の活かしどころと、魚雷装填による攻撃能力を活用できないならば、ツリー艦の四万十の方が有用であろう。
　

戦闘名誉章

史実

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