Marco Polo

マルコ・ポーロ級戦艦　マルコ・ポーロ

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

マルコポーロは、1930年代中盤にイタリアで設計された戦艦の計画案。ヴィットリオ･ヴェネト級戦艦の発展型であり、406mm砲を採用していた。

解説

2022年4月29日にGWイベントの目玉として実装された、イタリアTier9プレミアム戦艦。半年後には姉妹艦も実装された。

・主砲
381mm砲を4連装で搭載し始めたツリー艦とは異なり、406mm3連装主砲3基9門を装備。スキルを見てもらうとお分かり頂けると思うが、かのOP戦艦ローマと同じスキルに、さらに索敵機が追加されている。主砲の威力は上がっているので、ローマの上位互換と思ってもらいたい。貫通力も優秀でt10戦艦のvpも抜きやすい。またAP＋HEの構成だったローマとは異なり、SAP弾を装備しているため、対駆逐、巡洋艦性能は格段に向上している。全弾命中時は18585と、格上の駆逐艦はワンパンすることができないが、スキルを使うことで装填時間を短縮して短時間で高火力SAP弾を叩き込むことができる。余談だが、ツリー艦のコロンボやレパントは軒並みSAP、APともに貫通力をナーフされたが、貫通力のナーフを受けていない本艦は言ってしまえば全盛期のコロンボに匹敵する貫徹力を誇る。唯一弱点をあげるとすれば射程の短さで、未だに13.67km台というのはワースト4位と短いと言わざるを得ない。悲しいことに場合によっては巡洋艦にすらアウトレンジされてしまう。必要に応じて索敵機を使い射程を伸ばして使っていくスタイルである。
また、素の装填時間も24秒と門数の割に長めである。

・副砲
152mm副砲はレパントから2基減らされてしまったが、それでも強力である。自動副砲も搭載されているため、接近戦で輝く。姉妹艦のヴェルディのような副砲の強さはないため、注意が必要。

・対空
残念な値。レパントよりも低くなっている。水雷防御は素で30%と相変わらず高いので、雷撃にはめっぽう耐えてくれる。

・装甲
艦首艦尾は32mm、舷側は360mmと分厚い部類であるが、見てもらうとわかるが乾舷が物凄く高い。格上には化け物のような貫通力を誇る戦艦がうようよしているため、低めのHPも相まって装甲を頼った使い方は難しいだろう。

・機動性
良好な部類に入る。イタリア艦の特徴を引き継いでおり、転舵は意外と早い。流石に肉薄魚雷を回避できるほどではないが、流れてきた魚雷は見えてからでも十分に回避できるだろう。

・隠蔽性
悪くはない。戦艦同士ならば困ることはないだろう。

・生存性
ローマのように格下や同格相手には優位に戦えるが、レパントのように排気煙幕でやり過ごすといった戦法が使えないので、低いHPと火災浸水耐性を踏まえ無論TierⅩの放火魔には注意。

・消耗品
砲艦のテンプレである予防整備(HP)、ディーゼル(速力)、高級食糧(装填)が良いだろう。

・艦艇スキル
ローマと同じ精密照準装置Ⅱと高速装填Ⅱを2回ずつに加えて偵察機Ⅰ×2を使用可能。因みにレパントは偵察機Ⅱであり、本艦の偵察機Ⅰは格下ヴィットリオ・ヴェネトと同じである。

・装備
　・兵装　主砲改良Ⅲ
　・防御　推力改良Ⅰ or 甲板防護改良Ⅰ
　・適正　操舵装置改良Ⅱ

・エリート特性
　・水雷防御装置　魚雷防御+10%
　・エリート砲術員　主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
T9になったローマである。が、Tierの上昇によりローマと同じようにはいかない事が多い。特に長射程からボカスカ殴ってくる戦艦達にはアウトレンジで負けるので注意しよう。中・近距離では自前のスキルを使って優位に立とう。

戦闘名誉章

史実

本艦は1930年代の半ば、ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦の後継としての設計案UP41が立案されたが、時代の流れによって文字通り流れてしまった計画艦である。元々ヴィットリオ・ヴェネト級の主砲381mmは他国の16in(406mm)クラスと比べるとやや小さいサイズの割に50口径という長砲身化による高い貫通力を有していた一方で、軽量弾などの影響で散布界がやや広い欠点を持っていた。そこで弾道を安定させるため、当時世界基準になりつつあった16inに置き換えた大口径化ヴィットリオ・ヴェネト級の拡大改良型を考えていく。また、行動半径が地中海限定ということもあって更に機関配置の見直しといった改良を加え、速力増強なども盛り込まれていき、もし誕生していれば走攻守の三拍子揃った初の16in級イタリア戦艦として名を馳せただろう。

小ネタ

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