球磨型軽巡洋艦 1番艦 球磨

主砲片側6門艦世代の始まり
最終船体で水上機が使用可能に。前Tierの天龍に比べ、より近代的な巡洋艦らしい見栄えとなっている。

A4N2-N、中島製九五式艦上戦闘機の水上戦闘機化版。
恐らくMade by WGの魔機体。E8N 九五式水上偵察機とかあったろうに...
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
| Tier | 3 | 種別 | ツリー艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | 天龍 |
| 国家 | 日本 | 派生先 | 古鷹/石鎚 |
| 生存性 | 継戦能力 | (A) 23,000 (B) 24,200 | |
| 装甲 | 6-65mm ・防郭 0-1mm ・艦首・艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
| 機動性 | 機関出力 | 0,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 34.5ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 640m | ||
| 転舵所要時間 | (A) 6.9秒 (B) 5.4秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 9.9km | 12.6km | 11.9km | 4.2km | |
| 航空発見距離 | 5.9km | 0.0km | 8.9km | - |
| 射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| A-B | mod.1 | 11.4km | 0m | |
| mod.2 | 12.6km | 0m |
| 主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A-B | 140mm 3rd Year Type | 7基×1門 | HE弾 2400(10%) AP弾 2700 | 6.0秒 | 21.2秒 |
| 魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| A-B | 533mm 連装 | 4基×2門(4門) | 10833 | 42秒 | 7.0km | 57kt | 1.2km |
| 対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| A | 6.5mm/115 3rd Year Type 単装 | 2基×1門 | 2 | 1.0km | |
| 76mm/40 3rd Year Type 単装 | 2基×1門 | 3 | 3.0km | ||
| B | 13mm/76 Type93 単装 | 2基×1門 | 5 | 1.2km | |
| 25mm/60 Type96 連装 | 6基×2門 | 30 | 3.1km |
・アップグレード
| スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
| ○ |
| 1 | ![]() | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 |
![]() | 照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 |
・開発ツリー
| 軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
| 当艦 | ━ | モジュールスロット1 (4,800) | ━ | モジュールスロット2 (9,600) | ━ | Ishizuchi (19,200/-) | ━ | Furutaka2 (24,000/-) |
| 船体 | ||
|---|---|---|
![]() | Kuma 船体B | 17,000 |
| 射撃管制装置(照準装置) | ||
![]() | 照準装置 Type3 mod.2 | 2,120 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| 十字キー左 | |||
|---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5秒 消耗品の準備時間:60秒 |
| 十字キー上 | |||
![]() | 水中聴音 | (B)2回 | 消耗品の動作時間:90秒 消耗品の準備時間:180秒 魚雷発見:2.5km 敵艦発見:3.4km |
| 十字キー右 | |||
![]() | 水上戦闘機 | (B)1回 | 消耗品の動作時間:360秒 消耗品の準備時間:180秒 HP:x 秒間平均ダメージ:28 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
球磨型軽巡洋艦は、偵察用および水雷戦隊旗艦として運用可能な多目的巡洋艦として開発されました。前型と比して大型化しており、兵装および速力の向上を実現していました。本型の新造時における対空兵装は最小限でしたが、これは当時の日本の巡洋艦としては典型的でした。
就役:1920
同型艦数:5
解説
駆逐艦にも追随可能な速度と、それなりに優秀な旋回性能を持つ軽巡洋艦。
ざっくり言うと、天龍から雷撃能力を若干落とした代わりに砲性能を上げたような艦。何かと癖の多い日本艦の中では砲雷撃共に癖がないバランス艦で、中々の使いやすさである。
- 主砲
主砲自体は天龍のものと同じだが砲門数が7門に、射程が12.8kmにそれぞれ増加している。
天龍型と発射レートも同じであり、天龍型の4門から片舷指向可能砲門数が6門に増えているので、火力面は単純に1.5倍。
更に片舷6門の主砲は射界が広く、前方や後方へも比較的浅い船体角度で火力を集中でき、砲塔旋回速度も悪くないため駆逐艦の撃退やHEによる着火が非常にやりやすくなっている。格上戦艦をもHEの連続射撃で火だるまにすることさえ可能。理論上の手数は同TierのPhoenixに劣るが、一度に斉射できるのは6門までなので、1対1ならば球磨の方が手数では有利。
なお球磨対球磨のミラーマッチの時などは、適切にAP弾を使用すれば一斉射で複数弾が防郭を打ち抜くという芸当も可能。再装填時間が短いので、状況に応じて適切に弾種を切り替えよう。腹をさらしていれば8kmくらいから命中が見込める。(ただし自分が相手の防郭を撃ち抜ける距離ということは、相手も自分の防郭を撃ち抜けるということである)
- 魚雷
魚雷発射管そのものは連装雷管4基8門に増加しているものの、片舷に同時に指向出来るのは4門までなので瞬間的な雷撃火力は天龍に劣る。
敵がこちらを狙っていない状況なら両舷8射線を集中投下などという事も不可能ではないが、駆逐に比べればはるかに劣る旋回性能で無理に魚雷の射線を確保しようとすると容易に敵の砲火に捕まるため無理は禁物。
- 機動性
天龍と速度はほぼ同じだが。旋回性が悪化しているため注意が必要である。
- 装甲
被弾→轟沈 という流れも少なくない脆さ。
何よりの苦行はそのVPの配置で、船体中央喫水線以下から甲板に至るまで全てVPという驚きの広さである。*1
更に装甲が中途半端に厚く、戦艦などの大口径砲弾は過貫通を起こさず最大限のダメージを発揮してしまう。戦艦のおやつとされている原因
とは言え角度さえきちんと付ければ弾けないわけでは無いので、持ち前の良主砲射角を活かして防御態勢を維持しつつ、確実にダメージを与えていくと良い。
しかし戦艦が相手では話は別である。戦艦砲では正面からでも容赦無くVPを貫通してくる事があるため、回避行動は必ず取るよう心掛けよう。当然だが戦艦相手でなくても回避運動はすること
- 消耗品
本艦から水上戦闘機と水中聴音が積めるようになる。
アメリカやドイツの巡洋艦ではTier5になるまで水上機は積めないため、他国籍艦に対する一つのアドバンテージであると言えるだろう。使用回数は1回のみだが、敵艦載機の迎撃や島向こうの偵察などに使える為、ここぞという時に確実に活用しよう。
水中聴音は魚雷の早期発見や煙幕に隠れた駆逐艦の発見に役立つ。本艦の強みである速射力とあわせて有効に使っていきたい。
- 総論
本艦は速度に優れるものの前級よりも機動性が悪化した船体に、取り回しに優れた砲を搭載したバランス型の艦に仕上がっている。前級の恐るべき雷撃能力と比較するとおとなしくなった感は否めないが、砲撃能力は向上しているので結果として手数が増え高いダメージを狙えるようになった。しかし、ティアの向上とともに敵艦の船長の腕も上がっており、前級のようには行かない場合も多い。とはいえ、艦そのものの性能は高いためプレーヤースキルで後押しすることができれば大活躍(1戦で5万ダメも狙える)できるポテンシャルを秘めている。
史実
天龍型軽巡洋艦を完成させ、軽巡洋艦を運用し始めた日本海軍は本格的軽巡洋艦の建造に着手し始めた。第一次世界大戦当時は世界水準を超えていた天龍型も、大戦後にはすでに時代遅れとなっていた。
1918年ごろにアメリカ海軍で建造されたオマハ級軽巡洋艦を意識して艦形を大型化して強力な打撃力を求め、付随艦である駆逐艦に合わせた高速力を目指して改設計されたのが本型である。なお、排水量の「5,000t」は当時、各国で軽巡洋艦の標準クラスとされた。第一次世界大戦当時で世界水準を超えていた天龍型が「3,948t」であることを考えると、当時の世界の軍艦の進歩のほどが伺える。艦形が大型化した事により天龍型で問題とされた低居住性と凌波性は一応の解決を見た。
球磨型は一番艦球磨、二番艦多摩、三番艦大井、四番艦北上、五番艦木曽の5隻がつくられ、このうち北上以外の全てが第二次世界大戦で沈没している。北上も着底はしなかったが空襲で大破し、以降修理されることは無かった。
球磨は1922年のシベリア撤兵で、多摩と木曽はアリューシャン攻略作戦で北方海域と縁がある。
また、大井と北上に関しては主砲を減らして魚雷マシマシの「重雷装巡洋艦」として改装を受け、北上?のほうはWoWsにも参加していた。しかしオープンβのうちに削除されてしまった。
小ネタ
何気に帝国海軍で初の水上機射出機搭載巡洋艦だったりする。5番艦の木曾にテストケースとして設置され、後に長良型、川内型にも搭載された(球磨型のうち、実戦で搭載していたのは球磨、多摩だけ)。
沈没した球磨は2004年、ダイバーにより発見されている。
水深46mと浅い場所にあり漁礁として使われていたが、2014年頃には違法サルベージの被害に遭った。数百トンの部品を略奪された可能性がある。






