特徴
Nerif, the Oracle
Role:Support / Lane Support / Nuker
◆長所
・通常攻撃の射程が620と長く、モーションも優秀
・序盤はレーンサポートとして、中盤はNukerとして、終盤はキャリーのサポートとして活躍できる
・スキルコンボによる与ダメの高さ
・Ultやスキルによって一方的に攻撃することができる
◆短所
・非常に脆く、鬱陶しいスキルも多いため集団戦で狙われやすい
・コンボ前提となるため、マナ管理が大変
・単体では使いどころが難しいスキルが多い
・回復スキルが徐々に回復するタイプなため、即効性が薄い
スキル解説
Fortune's End | ||||||
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タイプ | Active | チャネリングを行い、対象に光弾を放つ。 命中した対象とその周囲にダメージと、チャネリングした時間に応じたパージと移動不可を与える。 |
範囲が狭いがAOEであり、パージと移動不可を同時に与えるスキル。
単純にダメージ目的で使用するほか、足止め目的や3rdスキルとのコンボで使用することになる。
なおチャネリングを始めた後は対象が範囲外に出てもチャネリングは続くので、
自身はチャネリングを続けて味方が追えば、足止めと合わせて上手くトドメをさすことができる。
ただし、狙われた時点で相手にも視認可能なエフェクトが発生することや、発射から着弾までのBlink等で回避可能な点には注意。
Fate's Edict | ||||||
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タイプ | Active | 指定された対象は効果時間中、Disarm(通常攻撃不可)と100% 魔法耐性、魔法以外の被ダメージ50% 増加の効果が与えられる。 |
上手く使えば絶大な効果を発揮するが、タイミングを間違えると味方の邪魔にもなるスキル。
相手の殴りキャリーに使用する、DOTや着弾まで時間が掛かるタイプの魔法によって攻撃された時に使用するなど、
戦闘の際には自軍や相手の構成で判断して使用することになる。
使用すれば魔法耐性が一時的に100%になるので、最初のダメージを受けることなく3rdを使用することもできる。
ただし上昇する耐性は魔法耐性のみで、それ以外のpure・Physicalのダメージは逆に上昇する。
ダメージが増加する例としてはのや、のなど、
逆にダメージを無効化する例としてはのや、のなどがある。
スキルの見た目と実際の属性は結構バラバラなため、属性については常に注意すること。
アンチキャリーとして有効なスキルだが、Spell Immunityで解除されることに注意。
つまりBlack King Barを使用することで解除可能であるということ。
なお、このスキルはRoshanにも効果がある。
特にCDが伸びていく後半では、味方と一緒に攻撃することでもの凄いスピードでRoshanの体力が削れていく。
RoshanはSpell Blockを持っているため、使用する場合は1stでシールドを剥がしてから使用しよう。
攻撃できず悲しそうに佇むRoshan君は可愛いぞ。
Purifying Flames | ||||||
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タイプ | Active | 対象を浄化の炎で焼いて、ダメージを与えた後、徐々にHPを回復する。 |
ダメージと回復を同時に与えるという特徴的なスキル。
CDが脅威の3秒であり、Nukeスキルとしても回復スキルとしても非常に優秀。
ただしこれ単体で使用してもあまり意味が無く、QやWと併せて使用することになる。
相手へのトドメとして使用する場合は問題無く使えるが、その際にはksに注意すること。
なお効果がスタックするため、2ndやUltのレベルを上げた状態ならば連打することでかなりの回復量になる。
初期ダメージは魔法耐性で軽減可能なこと、無効化されても回復は問題なく与えられることに注意。
特にシールド中のやパッシブで回避される可能性のあるなど。
False Promise | ||||||
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タイプ | Active | 対象からデバフを取り除き、効果時間中に対象が受けたダメージとHP回復を効果終了時まで保留させる。 |
この透明化は攻撃やスキル使用をしても解除されず、
そしてCDが20秒と短いうえに効果時間もそこそこ長いという超高性能サポートスキル。
ただし消費マナが高いので、低レベルの間は連発することはできない。
このスキルを使用している間はダメージが発生しないので、のやなどは発動しない。
ただしダメージが発生しなくても攻撃判定は存在するので、やなどのCDや効果中断は発生してしまう。
このデバフ解除はのなどと同じStrong dispels。スタンなどのdisable解除に使用するのが主な目的になるが、
スキルに関しては解除可能なものとそうでないものがあるので、気になるなら海外wikiに一覧があるので調べてみよう。
例;の網は解除不可だが、の網は解除可能、など。
このスキルによって2ndが解除されることはない。
なので、2nd→3rd→ultでDisarmを解除、といったコンボには使用できない点に注意。
スキルビルド
Lv1~4に関して
基本的にはlv4時点とがlv1、がlv2の状態になるように。
取得順に関してはレーンパートナーや対面によって調節したほうが良いが、
基本的には→→→で良い。
対面がキツくてどうしてもHPが削られやすいようなら、は緊急回避としては心許ないため→→→でも構わない。
アイテム
Starting
そこまでお金が掛かるヒーローではないため、ワードの補充やクーリエのアップグレードも忘れずに。
Early
Boots of Speed→Arcane Boots
靴に関しては安定のサポ靴であるを購入する。
でも構わないのだが、後々などを購入していくとどうしてもマナが足りなくなってくる。
味方にマナを配ることもできるため、基本的にはこの靴を履くことになるだろう。
Magic Wand
コスパ最強の回復アイテム。
これに限らず、Oracleはult中にHP回復アイテムを使用することで効果が倍になるため非常に有用。
Core items
Mekansm
Oracleに非常にマッチしたアイテム。
集団戦において便利な周囲ヒールであり、ultを使用した味方に対しては二倍の回復量になる。
脆いヒーローなので、自身の耐久向上のためにも是非購入したい。
Eul's Scepter of Divinity
移動速度向上にマナ回復、そして優秀なdisableとして使用できる。
スキルと併せて使用することもできるので、非常に便利なアイテムである。
Force staff
移動に追撃に奇襲に避難に。
サポート愛用の便利アイテム。
Situational
Urn of Shadows
味方と合わせてギャンクする場面も多いので、相談して誰も買わないようなら買うのもアリ。
ult中の回復効果倍化があるので回復アイテムとしては非常に良い。
ただしult中+回復効果中に攻撃された場合、ダメージが発生しなくても回復効果が中断されてしまうことに注意。
攻撃モードで使う場合はpureダメなので2nd中のダメージ増加はあるものの、
低レベルの内は2ndの効果時間が短く、スキルレベルを伸ばす終盤にはダメージ量が心許ない。
Blink Dagger
Oracleには一気に距離を詰めたい場面がそこそこ多いので、と好みで選んでも良い。
Ghost Scepter
と併せて使用することで、100%の魔法耐性と物理耐性を得る。
ただしpureダメージは勿論増加されてしまう。
Dagon
与ダメージの追加。またと併せてよりギャンク寄りに。
magical属性なので2ndの魔法耐性で弾かれる点には注意。
Orchid Malevolence
さらなるギャンク性能の向上とdisableの追加。
もともと早い攻撃速度がさらに上がり、相手の攻撃を封じ込めることが可能になる。
なおOrchidの追加ダメージはmagical属性として、効果時間終了後(五秒後)に与えられることに注意。
ただし忘れてはならないが、こいつはサポートヒーローとして動いたほうがよっぽど強い。
Late game
Scythe of Vyse
Shiva's Guard
基本的にはこのどちらかを目指すことになる。
相手や味方の構成などを見て、目指すアイテムを決めよう。
戦い方
序盤
CarryかGankerと一緒にはtopかbotに行こう。
攻撃射程が長いため、ハラスやディナイは非常にしやすい。LHを譲りつつ、StackやPullもしよう。
対面がmeleeなら、相手がLHを取りに前に出たタイミングで2nd→少し殴る、という感じでLH妨害しつつのハラスもできる。
勿論レーンパートナー次第ではキルを狙っていくことも十分可能。
特にStunやSlow持ちがパートナーなら、味方のdisableに併せてをチャネリング、敵が動きだしたタイミングで放つ。
その後は2ndを使用してから味方と一緒に殴れば良い。
中盤
ultを覚え、スキルコンボによるダメージもかなりのダメージがある時間帯。
この時間帯のスキルコンボによるダメージはかなりのもので、味方のgankerのサポートをして動いたり、
集団戦でを使用しつつダメージや回復を配ることができる。
ただしOracleは脆いヒーローなので、集団戦での位置取りには注意しよう。
終盤
スキルコンボによるダメージだけではキツくなってくる時間帯。
この頃には味方のcarryが育っているだろうから、味方が攻撃を仕掛けるのに合わせて使用したりピンチの味方を助ける際に使用するなど、
ultをメインに行動していくことになる。
この頃になると2ndの効果時間が長くなるため、序盤とは違った使い方をする必要が出てくることもある。
特に味方への回復目当てで使うにも効果時間が長くなるので、ファームや戦闘の邪魔になることだけは避けよう。
スキルに関して
3rd→1st→(3rd)
Oracleの基本となるNukeコンボ。
3rdでダメージを与えた後、間髪入れずに1stのチャネリングを開始→即発射。
これで回復効果をパージしつつ両方のダメージを与えることができる。
もし倒せそうならば、そのまま3rdをもう一回使ってトドメを刺そう。
このコンボにおける注意点として、3rdの射程が750に対して1stの射程は650しかないという点がある。
なので追いかける場合など、ギリギリの距離で3rdを使用して、コンボ…と思っても1stに繋げることができない場合があることに注意。
2nd→3rd→(3rd)
Oracleの基本となる回復コンボ。
3rdのダメージはmagical属性なので、2ndで魔法耐性を予め付与することで回復効果のみを利用することができる。
そのうえ、3rdの回復効果はスタックするので、2ndの効果時間が延びる後半なら二重に掛けることも可能。
逆に2ndの効果時間が短い序盤~中盤は、戦闘開始直前に味方に使用することで耐久力を高めることができる。
ult→(2nd)→3rd
ultの効果中は回復量が倍になるので、回復コンボの効果量も一気に上げることができる。
ただし味方キャリーに使用する場合は2ndの攻撃不可が邪魔になることも多い(特に効果時間が延びる後半)、
なので2ndを使用するかはその時々で判断しよう。
ちなみに2ndを使用しない場合でも、3rdを二回使えばHP500程度を回復することができる。
ult→Town Portal Scroll
所謂緊急回避コマンド。HPが低い状態からでもチャネリング妨害スキルが無ければほぼ逃げ切ることが可能。
たとえ致死量のダメージを受けてもTP後の泉の回復量も倍化されるため、多少のダメージでは死ぬことはない。
このコンボは味方にも使用可能なので、味方のキャリーなどを逃がすために使用することもできる。
3rd→Eul→3rd→1st→(3rd)
地味な効果なので忘れられがちだが、は使用した相手をパージすることが可能。
の滞空時間は2.5秒なので、3rd後に即で落ちてくるころには再び3rdをキャストすることが可能。
それでトドメがさせない場合は1st→3rdとコンボを繋げよう。
その他
これ以外にも味方のdisableに合わせて1st→2ndで味方と足止めしつつ殴る方法や、
2ndで敵の攻撃を封じつつ、最後に1stで2ndをパージし、味方のスキルファイターを待つ方法などなど。
ヒーロー
相性の良いヒーロー
・確定スタンからのフルチャネ1stや、Oracleが足止めをしてからの不確定スタンなどを放つスタン持ち。
・ultにより一定時間ダメージを気にせず行動できるため、Blink-inするヒーローや瞬間火力に優れたヒーロー。
・2ndでのダメージ増加が期待できるヒーロー
など、サポートヒーローらしく相性の良い味方ヒーローは多い。
一例:
Ursa
もそうなのだが、自前のスキルによって攻撃速度を一時的に上げることができるため、
2ndの効果時間が短い低レベルの内からその効果を最大限利用できる。
なおかつUrsaのはPhysical属性なため、2ndと併せることで一気にHPを削ることができる。
Sven
範囲確定スタンであり、突っ込むタイプのヒーローなのでultとの相性も良い。
Phantom Assassin
スキルによるblink持ちであり、クリティカルによる瞬間火力の高さを生かすことができる。
Spectre
spectreのとはpureダメージなため、2ndでダメージを上昇させることができる。
そしてultによって一気に近づけるためOracleと相性は良い。
Timbersaw
スキルがpure属性であり、ultが地点指定のためOracleの移動不可と相性が良い。
アンチヒーロー
Axe
ジャキーンによりダメージ保留を無視して即死させられる。
またOracleは非常に脆いため、blinkからを使用されるとクルクルジャキーンですぐに昇天してしまう。
Ancient Apparition
こちらもult貫通の即死持ち。その上AAのultは回復無効化があるため、3rdによる回復が無効化されてしまう。
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コメント
- つまらん重箱の隅つつくようだけどAAのultってダメージ後回し効果抜けてきたっけ?AAのult食らってから、oracleのultでダメージ決算時に即死効果は出なかった気がするんだけど -- 2014-12-02 (火) 23:47:59
- 勿論ダメージ保留は使える、がOracleのult中にAAultを食らった時点で体力が閾値以下ならダメージ保留関係無く即死。AAのultのDOT中にoracleのultが終了、でその時点で閾値以下になると即死判定。なので体力少ない時点でAAのultを食らってやばい、と思ったらAAのDOT時間終了時にOracleのultの効果が残ってる状態にすればセーフ、体力が決算時に閾値以下でも即死はしない。 -- 2014-12-03 (水) 00:08:59
- 初心者ですがコンボのところが非常に参考になりました -- 2015-03-14 (土) 14:47:26
- ビルド更新と聞いて -- 2016-12-23 (金) 10:37:35