概要
DQ6、DQ7に登場するモンスター。
【リップス】の上位種に当たる海棲の魔物。更に上位には【ブチュチュンパ】、【マジックリップス】、【デスバキューム】が存在する。
【うみうし】が突然変異したものらしい。
リップスとブチュチュンパというメジャー二種に挟まれた微妙な位置でもそれなりに知名度を保っていたが、DQ8でブチュチュンパが海にも出るようになった形で統合されていなくなってしまった。
少年ヤンガスでは他のリップス系三種が再登場を果たし、うみうしも復活したのにこいつのみ出ていないが、星ドラでは久しぶりに再登場を果たしている。
DQ6
下の世界の内海に出現。
体が小さく、2匹以上で現れてあまいいきを連発してくるいやな敵。
甘く見ていると全員眠ったまま何もできずになぶり殺しにされる。
休み耐性がないので、ひたすらおたけびでおどかしておけば安心。ザキも弱耐性なのでそこそこ効く。
落とすアイテムは【ちょうネクタイ】。
ちなみにSFC版の公式ガイドブックでは、リップス系は「なめくじ属」という種属のモンスターと表記されており、こいつは『なめくじ属 お化けうみうし』ということになっている。
DQ6には【おばけなめくじ】というものもいるが、コイツは『シーフラワー属 お化けなめくじ』らしい。ややこしや。
ナメクジとウミウシの関係については【うみうし】の項目も参照。
DQ7
DISC1の現代の海に出現。表記は「おばけ海牛」。
DQ史上最も早く海へ出られる作品だけあり、最速で【ウッドパルナ地方】クリア後という非常に早い段階で出会うことになる。
なめまわしを使用する他、火の息すら見たこともないパーティにつめたい息を吐き出す外道。
つめたい息の確率は低いので、早期に出会ってしまっても運が良ければ無事生還できる。こうなると運頼みだ。
なお、現代の海には更なる強敵として【ようかい魚】なるバケモノが住んでおり、こちらは出くわしてしまったらアウトである。
ただし、現代の海はエンカウント率が非常に低いので、出会わない人はどちらにも全く出会わない。
図鑑埋め用の救済措置として後に裏ダンジョンに出るが、ここで初めて出会って驚いた人も居るのでは?
一応ようかい魚にも低確率で会えるが、【サンゴの洞窟】から連れ返る方が早い。
落とすアイテムは【どくけし草】。
現代の海底都市にはNPCとして2体登場する。
ここは様々な(主に海系)モンスターが住まう都市であり色んなモンスターNPCがいるのだが、他のモンスターが1体ずつのところ何故かおばけうみうしのみ2体配置されている。
その内、奥にいる一体はパーティーの先頭キャラに対して美醜の評価をする(男性キャラは男前、女性キャラはブサイク)のだが、全員分の反応セリフがある。
手前(入口すぐ)にいる方も、特に意味のある事を言う訳ではないのに、こいつに対する専用のマリベルの反応セリフが用意されているというよく分からない優遇を受けている。