概要 
DQ6~8、11、少年ヤンガスに登場する分厚いたらこ唇をしたナメクジの化け物。
名が体を表しすぎているモンスター。
同系統に【リップス】、【おばけうみうし】、【マジックリップス】、【デスバキューム】が存在する。
DQ6 
系統最上位種。【古びた炭鉱】と【湖の穴】に出現。真っ赤な腹が目を引く。
色合いといい名前といいインパクトの強さに関しては下位種とは一線を画すが、終盤の出現にもかかわらず、特殊な行動は【あまいいき】と【なめまわし】だけ。
下位種からの際立った強化は見受けられない。
終盤の出現なので、見かけよりもそれなりに強いが、ステータスも一回り他より低い上、耐性も低め。
ただ強敵と一緒に出た際に眠らされると厄介なので、【ザラキ】なり【メダパニ】なりで先手を打って処分しておこう。
また、如何にも毒を持ってそうだが、毒系の攻撃は一切してこない。
ちなみにゲームブック版の4巻にも雑魚として登場。
バーバラが挿絵付きでなめまわしを喰らってびしょびしょになるという、なかなかに大変なシーンがある。
DQ7 
案の定序盤~中盤の敵に格下げされ、系統最上位をマジックリップスという新種に持って行かれてしまった。
色が変更されており、腹側の色が薄橙色になっている。
【湖の洞窟】、【西の洞窟】、【牢獄へ続く洞窟】に出る。
格下げされたことでステータスは大幅に低下、使用する特技も甘い息だけになりその使用頻度も低め。
正直名前の奇抜さに行動の地味さがついていっていない。
【ダーマ神殿地下の決闘場】では【ナプト】のお供で3匹出現。
ブチュチュンパは貧弱だがナプトが攻撃面に優れる強敵なため、万一眠らされると非常に危険。
連戦中故に眠らされて戦闘が長引くと次戦以降にも響くので、確実に効く【ほえろ】で動きを止めつつ先に片付けよう。
リメイク版では唇がテラテラと光沢を持つようになり、より妖艶(?)になった。
DQ8 
前作に準拠した序盤の通常モンスター。
今作ではおばけうみうしと統合されたような形になっており、海岸にも登場する。
主に【アスカンタ国領】に出現する。
乾燥に弱いのか昼間は森や海岸線にしか出現せず、平地に現れるのは夜間のみ。
とりたてて高いステータスはもっていない。
甘い息を持つものの使用頻度は低く、通常攻撃ばかりしてくる。
行動の2/3が【眠り】に繋がる【マタンゴ】あたりと比べるとだいぶ戦いやすい。
【コサックシープ】のように【顔色がかわる】こともないので、同時出現した他のモンスターを倒すべく投げた【ブーメラン】の余波で倒せる相手だ。
落とすアイテムは通常枠が【みず草のカビ】、レア枠が【あかいカビ】。確率は両方とも1/16。
じめじめした場所を好む魔物らしい持ち物といったところである。【願いの丘】へ行く途中の川沿いの土手でメタルスライム狩りのついでに倒しまくると、これでもかと言うほどカビを落としてくれる。
DQ11 
世界に異変が起きた後の【ダーハラ湿原】に登場。今回は、マジックリップスの上位種として登場したほか、唇が紫になって体の色が薄い緑となっている。
【マジックバリア】を使う他、こちらを魅了する【投げキッス】や【ひゃくれつなめ】でこちらの動きを封じてくる。ドロップアイテムは、【あやかしそう】と【うつくしそう】。
また、【メダル女学園】には、このモンスターと同じ見た目の教師がいる。
3DS版や2Dモードでは、上記以外に異変後の【グロッタの町】にもNPCが数体おり、こちらの個体は全員男性口調で話す(PS4版等では【びっくりサタン】になっている)。入口付近の個体は「欲しい物は殴ってでも奪え」などと物騒な事を言っている。【マスク・ザ・ハンサム】もこのモンスターに姿を変えられている。
3DS版・DQ11Sでは【冒険の書の世界】にて、DQ6の【天馬の塔】の上階にいる他、【転生大王】に呼ばれても出現する。こちらの個体は使用する呪文・特技がまるっきり異なっており、【イオ】、【もえさかるかえん】、【マヌーサ】、【メダパニ】、【あやしいひとみ】を使用する。因みにクエスト「乗っ取られた神々の間」で転生を邪魔する魔物のなかでは唯一元となる種族(プクリポ)を言わない。
強ver 
【ネルセンの迷宮】に出現。PS4版等では【賢者の試練】・不惑の森の洞窟内に夜のみ生息。3DS版等では【導師の試練】・天啓の谷の洞窟内に居る。
行動パターンとドロップアイテムは通常版と同じ。
少年ヤンガス 
再び強くなって登場。
【いにしえの闘技場】や【盗賊王の大宮殿】などに出現。
敵の守備力を半減させる特技「じょうねつキッス」と【おどりむこう】を持つ。
成長限界はレベル30。
デフォルトネームは♂が「ブッチュ」、♀が「チュッパ」。
Lv8になると【だいせつだん】を習得する。
「乗せる系」モンスターの中ではなかなかの実力者。特に持ち込み不可ダンジョンでは後半戦の乗せる系要員として活躍できる。
配合パターンはリップス×【ベロベロ】。
【闇の司祭】を相手に配合すればマジックリップスが誕生する。
DQR 
第6弾カードパックで共通ノーマルカードとして登場。
2/3/2
召喚時:全ての敵ユニットは絶好調状態ではなくなる
こいつの熱烈キッスを浴びてしまうとたちまちやる気が萎み、絶好調状態が解除される。
【リップス】とは得られる結果が違えど理屈は似通っている。
絶好調に対するメタカードとして一定の役割は果たせるが、体力が低めなので効果が空振りすると厳しい。