【いにしえの魔神】

Last-modified: 2022-12-21 (水) 01:32:00

DQ9

配信クエストの【ボス級モンスター】の1体。
2009年9月11日に配信された追加クエスト「【悪魔の呼ぶ声】」で、【セントシュタイン城】の井戸の奥で戦うことができる。
それまでに【ルディアノ王国】絡みの一連の追加クエストを全て達成しなければならない。
英語版での名前はYore。
 
生贄を捧げることで願いを叶える魔神で、本人に呼ぶ名は無いとのこと。
セントシュタインだけではなく、【ガナン帝国】にも出現し、世界中の魂を手中に収めようとしていた。
昔のセントシュタイン王国の王様が召喚し、帝国の侵攻から自国を守るため、同盟国であるルディアノの人々を生贄に捧げた。
結果的にルディアノ王国は滅び、セントシュタイン王国は約束どおり守られたが、その力を恐れたセントシュタイン王により魔神は棺に封じられることになった。
あまりにもスキャンダラスな事件なので、セントシュタインではこの魔神の存在と一緒に、ルディアノ王国に関する記録を抹消することになった。
現在の【セントシュタイン国王】がルディアノ王国について何も知らなかったのも、記録がないこともこうした背景があるためである。
 
年月が経ち、現在では封印は徐々に弱まっており、今代のセントシュタイン王の夢に出てきて、封印を解かせようとしていた。
結果的に、夢なんか見てないはずの【フィオーネ】が魔神の封印を解いてしまう。その尻拭いは主人公が担当。
長いこと封印されて大変ご立腹のようで、フィオーネの「セントシュタインの国民の命を全部やるからルディアノ王国を復活させろ」という要求も「だが ことわる!!」と一蹴し、早速セントシュタインを滅ぼそうとしている。
が、いくら待っても立ってるだけで行動に移らなかったり、話しかけても選択肢を出して待ってくれたりする。意外と紳士な魔神である。
とはいえ一国を容易く滅ぼした実績があり、ガナン帝国の侵攻から国を守れるだけの力を持っているので、非常に危険で恐ろしい魔神である事には変わり無い。
しかも永い封印のせいか妙にハイになっており、フィオーネとの会話が終わると「人間どもよ、魔神の力に恐怖するがいい!(意訳)」などと高笑いしながら喚き始める。この時の彼のモーションは必見。

が、どちらかと言うと彼の封印を解いたフィオーネの剣幕とブッ飛んだ発言の方が恐い。危ないし。
 
なお、本編の序盤で戦うことになる【妖女イシュダル】は、この魔神の配下である。
ルディアノ王国を滅ぼすためイシュダルを派遣したが、彼女がレオコーンに惚れて仕事を放棄したため、彼自身が手を下すことになった。
 
また、無実の罪で殺された娘の魂を買い取り、イシュダルの色違いの【ヘルヴィーナス】に転生させたのも彼のようである。
こうして見ると、彼の配下は美女ばっかり。大変良い趣味をしておられる。お主も好きよのう。
 
【魔神ジャダーマ】【破壊神フォロボス】の色違いで、金色に輝くボディを持つ。【???系】に分類される。
攻撃のレパートリーはなかなか多く、【痛恨の一撃】【光の炎】【ためる】【いてつく波動】【スクルト】【バイキルト】【ルカナン】を使用する。
光の炎のダメージは65前後で、【ドミールの里】【グレイナル】が使用するものと同じタイプ。
弱点は風属性で、氷や土属性も有効。ただし闇や光、雷はあまり効かない。
HPは4000程度で、痛恨のダメージが200程度と、ラスボスよりもちょっと弱い程度の強さ。
【闇竜バルボロス】よりも強いので、ガナン帝国の侵攻を止めることができるのも頷ける。
とはいえ、【宝の地図】に入り浸ったり、魔王を一生懸命育てているような廃人どもにとっては楽な相手である。
設定上は凄い奴なのだが、ドロップ品は【とうこんエキス】と、微妙にしょっぱい。
彼と戦う前に必ず戦うことになる雑魚敵の【スライムマデュラ】にHP以外のあらゆる面で負けているのは少々悲しい。封印のせいで弱体化していた…と思いたいところである。

なお、【みやぶる】を使わなければ討伐モンスターリストの追加コメントが見られないので、必ず使うようにしよう。
これは以降の追加クエスト限定モンスターである【ギャングアニマル】【フォロボシータ】【名をうばわれし王】【アルマトラ】も同様。
もしみやぶるを使わずに倒してしまったら、マルチプレイで他のプレイヤーの世界に行って改めて対戦する以外に補完する方法はない。