【ドゴロク】

DQ7

【オルゴ・デミーラ】の肉片から生まれるドラゴン。
なんとなく濁酒（どぶろく）みたいな名前だが、由来はドラゴン+お六（死体のこと。「南無阿弥陀仏」が六文字であることから）だろうか。
　
オルゴ・デミーラ本体が腐っているような格好だからかドゴロクもやっぱり腐っていて、見た目は【ドラゴンコープス】、【くさったまじゅう】の色違い。相方の【ブロブロス】（こっちは【グロン】の色違い）も案の定腐っている。
デミーラが緑色で紛らわしいかもしれないが、ドゴロクやブロブロスは濃い青紫色。緑色なのはくさったまじゅう・【デスクリーチャー】の方なので注意。
また3DS版では新たに【しゃくねつりゅう】なる色違いが登場した（あちらの肉体は腐っていない）。

HP以外の能力値はデミーラ本人の魔空間の神殿ぐらいの強さで、【ダークパレス】のモンスター程度の打撃を放ってくるが、50％で使う特技の方は大半が【かえんのいき】を吐くだけ、稀に使っても【はげしいほのお】と非常にショボい。
【しゃくねつ】を吐く【ギガントドラゴン】や【だいまどう】、更には恐怖の【れんごく火炎】を吐く【れんごくまちょう】を相手にしてきたプレイヤーにとって、この程度の炎はエンゴウ名物の温泉に入っているようなもの。はげしいほのおですら力不足甚だしいのに、仮にもラスボス戦でかえんのいきとは…しかも特技がこの2つだけしかない。
燃えないのだろうか？
　
厄介な補助行動を取るブロブロスと比べると危険度は低いが、長期戦になりがちなオルゴ・デミーラ戦でいつまでも放置するのも得策ではない。補助呪文への耐性は高く、足止めしておくのは難しい。
また、【どとうのひつじ】や【つるぎのまい】を主力にしている場合、ブロブロス共々ダメージを分散させてくるため戦闘が長引かされてしまう。HPと守備力はこちらの方が高いため、壁としてはブロブロスよりも少しだけ強い。
PS版ではオルゴ・デミーラを先に倒すとブロブロスと共に消滅するが、3DS版では消滅せずに残るので、きっちり始末する必要がある。

ステータス的には中間種っぽく守備は最も高いが彼の行動パターンは色違いのドラゴンコープスの【氷の息】がかえんの息になり【凍える吹雪】がはげしいほのおになっただけであり
明らかにドラゴンコープスより弱体化しており、実質的にこの系統最弱である。
　
なお、ブロブロス共々【モンスター図鑑】には登録されない。