【ヒミコ】

Last-modified: 2021-01-23 (土) 18:13:04

DQ3

極東の未開国【ジパング】【女王】
英語版での名前はNES・GBC版ではそのままローマ字表記のHimikoだが、スマホ版ではPimikoと変わった。
 
村人たちの語る通り大の外国人嫌いであり、勇者たちが会いに行っても邪険に追い返されてしまう。
プレイヤーに「ああ、今自分は日本人じゃないんだ」という不思議な感覚を抱かせるイベントだ。
しかし住民は主人公達を「これはこれは!ジパングへようこそおいでくだされました」と歓迎しているので、自分の好みを国民に押し付けるまではしていない模様。
 
実は、主人公達が対面するヒミコは【やまたのおろち】が化けた姿であり、戦うことになる。
化けたヒミコの方は上記のやまたのおろちのリンクを参照。
 
なお、FC版では本物のヒミコは既に殺されていることが住民のセリフから推察される。

リメイク版

基本的なストーリーは変更なし。FC版では本物のヒミコは既に殺されているとされていたが、SFC・GBC版では【しんりゅう】の願い事で行けるようになる第五の【すごろく場】にて、本物に会うこともできる。
ここにいる本物もおろちが化けていたのと同じく目が微妙につりあがっているのはご愛嬌。
本人はここは「おお そうかっ! おろちの腹の中じゃなっ。 あな くちおしや……。」と思い嘆いているが、ここはジパングの【井戸】の中です…。
井戸を出ればジパングは目の前…というかジパングの中なのだが。なお、なぜ生き延びているのか、なぜすごろく場にいるのは不明。
ジパングの地下に幽閉されていたのが、すごろく場の建設により空間が繋がったのだろうか。
 
おろち撃退後、ジパングの人々は「わしらは ヒミコさま という神に なにもかも したがいすぎておった。」と専制主義からの脱却を図っており、屋敷にいるヒミコの跡目を継いだとおぼしき女性は外国の宣教師を招いて政治(側近曰く「みんしゅしゅぎ」)の勉強中。
もし彼女が帰還したとして人々はどう迎えるのであろうか…。
 
なお、パーティキャラに付けられない13の名前の1つでもある。

小説版

【バラモス四天王】の一角として登場。
元は強い魔力を秘め、ジパングの民から神と崇められていた立場だったが【バラモス】が目をつけ、部下にしようと魔法使いの老婆を派遣し工作しようとする。
しかし、その時すでに【サマンオサ】から来た間諜の男に恋をして妊娠し、神通力が急速に失われていった。
バラモスは部下に命じ恋人を殺させ【ジパングの洞窟】で密かに出産させるが、難産のため双子の娘を産むとヒミコは死亡する。
その後、バラモスによって記憶を全て消され、やまたのおろちへの変身能力を与えられて配下として蘇った。
 
産まれた双子の姉は母譲りの強力な魔力を持つ相が出ていたため【チコ】と名付けられ魔王軍の中で育てられたが、記憶を失っていたヒミコは最期まで娘と認識出来ないままだった。
 
蘇った時点でかつての記憶を失っていたため、元々どのような性格だったのかは不明である。
しかし、バラモスに目を付けられたばかりに恋人を殺され、化け物に改造され、しかももう一人のからは「あんな妖怪、母ではない」と忌まれるだけで、そもそも妖怪と化したのはバラモスが原因である事を一考だにしてもらえなかった、恐らく小説版でトップクラスに不幸なキャラクターである。
 
とはいえ、目を付けられていなかったら難産で普通に死んでいただけなので、どの道不幸であるが。

その他  

ご存知の通り、言うまでもなく弥生時代の日本に存在した国「邪馬台国」の女王、卑弥呼が元ネタである。
小学校の歴史の教科書で卑弥呼を知り、DQ3と現実とのリンクに驚いた小学生も多いことだろう。
ついでにいえば外人嫌いなのはかつて日本が鎖国を行い、海外からの産業の輸入を禁じていた点からの引用であろう。元ネタ卑弥呼の方は魏(中国)に使者を送ったりと、どちらかといえば外国好きっぽい印象である。

全くの余談だが、「週刊マンガ日本史」の創刊号「卑弥呼」ではロトの紋章【藤原カムイ】が本家本元の卑弥呼を描いている。