概要
モンスターズシリーズに登場するモンスターで、大きなツノとキバが特徴的なオレンジ色の獣。
地獄の番犬モチーフとのことなので魔獣らしさがよく出ているが、DQ7に登場する【じごくの番犬】にはあまり似ていない。
亜種としてDQMSLには下位種の【バーガルゴ】がいる。
恐らく名前の由来は「ヘル(=Hell、地獄)」に対する「パーガトリウム(=Purgatorium、煉獄)」だろう。
スーパーライトではそれまで固有デザインだったモンスターにも上位種・下位種という形で色違いが与えられた連中が多く、興味があるなら調べてみるのも面白いかもしれない。
GB版のDQM2の図鑑には相手を睨み付けて戦意を喪失させるとある。さすがは魔獣だといったところか。
DQM1(PS版)・DQM2
獣系の最強種族。
【ダークホーン】×【やまたのおろち】or???系との配合で誕生する。DQM1で最強だった【キングレオ】は配合に使用しない。
習得する特技は【イオ】、【みなごろし】、【ぶきみなひかり】。
最強種なだけあって、素晴らしい成長を見せるが、賢さだけはとても残念なことになっている。
育成時は賢さの成長を促す【そうりょのリング】を装備させておこう。
耐性は全体的にかなり良く、【メタル化】が可能。
手順はとにかくメタル化した???系を相手に配合し続けてダークホーンとヘルゴラゴを行ったり来たりするだけ。
ただし、ダークホーンのイオ・毒耐性が最大強化で強耐性、ヘルゴラゴのイオ・毒耐性は素の状態で強耐性。
このため、メタル化ヘルゴラゴが得られる確率は単純計算で1/4程度とかなり運に左右されるので面倒臭い。
【バラモス】を血統にしてこれを配合すると【ムドー】が、【デスピサロ】を血統にすると【エスターク】が誕生する。
だが、それぞれを誕生させるにはこれ以外にもう少し簡単に入手できる組み合わせがある。ムドーを作る時に至っては素材になるダークホーンで可能なのでなおさらである。
図鑑を埋める、耐性面の強化を狙うといった理由でもない限り、ヘルゴラゴを用意する必要はないだろう。
【お見合い】が使えるなら、ムドーがバラモス×ダークホーンで作る際ダークホーン側がヘルゴラゴになる。
さらにそのダークホーンも、エスタークを作る際にデスピサロ×キングレオをお見合いさせればキングレオ側で生まれる。
【ダークドレアム】を作る一連の流れの中で生み出せるため、労せず作るならこの方法をオススメする。
GB版DQM2では魂の鍵の世界で裏ボスの【グランドマスター】がヘルゴラゴ一体で戦いを挑んで来る。
使用特技は【めいそう】、【しゃくねつ】、【いてつくはどう】、【おたけび】
ステータスはHP990、MP780、攻撃432、守備378、すばやさ688、賢さ800とのこと。
なかなかのラインナップだが、シナリオクリア後に戦えるようになる相手としては弱過ぎる。
最後の大ボス的な位置付けなのだから3体揃えてHP10倍ぐらいにしてこちらのパーティ3体全員が全ステータスカンストでも勝つのが難しいくらいにしてもバチはあたるまい。
獣系では初めてレベル1からレベル2へ上げるのに100の経験値が必要なモンスターになった。そのため、魔王のカギを使う、PS版DQM1では【しはいのとびら】が解放されてから作るといった工夫を推奨。
イルルカ
配合・スカウトによる入手は不可能。
だが【聖竜ミラクレア】からもらえる「じゅうおうの試練のカギ」のボスであり、倒すと必ず入手できる(ちなみに抽選に当たると攻撃力アップSP持ちの個体をもらえる)。
入手後もカギは使えるので、何度も挑戦していればうんざりするほど仲間にできる。したがって、わざわざめぐりあいの塔で捕獲する必要はない。
なお試練の時は【ライオンヘッド】と一緒に攻めてくる。犬と猫のパーティである。
またこの個体はAI2~3回行動、ときどきバイキルト、スタンダードキラー等の特性を持ち、メガボディによる補正と凄まじい攻撃力で結構なダメージを与えてくる。
【まじんぎり】や【みなごろし】を使うのでみがメタだと突破されることがある。
ライオンヘッドを眠らせつつコイツの攻撃力を下げると有利だろう。
【シャンタク】と配合すれば【マンモデウス】が誕生する。
【新生配合】でスタンダードキラー、ギガボディ化でいきなりテンションの特性を得る。
DQMSL
【魔獣系】SSランク。概要通り「パーガルゴ」の新生先。
「系統の王」という特殊枠の為、通常のガチャや交換券では手に入らない。
リーダー特性は「魔獣系の素早さ+20%」と、魔獣の素早さ上昇値だけなら系統王らしく最大。
しかし、習得特技は【ハリケーン】と【グランドインパクト】、下位種も【全身全霊斬り】と魔獣系限定バフの「獣王の号令」という貧相極まりない物で、実装された当時は採用率が低かった。
その後新生転生が実装され、リーダー特性が「魔獣系の攻撃力+10%、素早さ+20%」に強化され、更にいてつくはどう効果の付いた多段斬撃「獣王の猛撃」に、敵全体に等しく多段ヒットする【無属性規定ダメージ攻撃】系の斬撃「波状裂き」を習得。
また、毎ターン自身の状態異常を解除し、尚且つ味方の魔獣系が死亡する度に火力が強化される(ヘルゴラゴが倒されている場合は他のいずれかの魔獣系モンスターに火力強化の効果が付く)「孤高の獣」特性が付く。
ウォーク
DQM25周年イベントで2023年12月1日より登場。直接は登場しない、伝説の「三魔獣」の一角。
こころ配合で作り出せる。やり方については同じ扱いの【コアトル】と同様。
2章に登場する【やまたのおろち】の「ハイドーラ」と、【グレンデル】の「パワード」のこころを配合すると生み出せる。
やまたのおろちはDQM2では配合で使うため原作再現。しかしグレンデルは使用していない。
こころは赤色でコストは150。赤色ながらHPとMPが伸びる珍しいタイプ。
高グレードでは斬撃・体技ダメージが少し、スライム系と水系へのダメージが上昇し、ヒャド系に耐性がつく。
特にスライム系は+13%と大きい。【ゴールデンスライム】ほか強敵のスライム系に有効といえる。