概要
今更説明するまでも無いであろう、世界最大のファストフードチェーン店。
黄色の「M」の字の看板と、赤いアフロと赤・黄の派手な服を着たマスコットキャラクターのピエロ「ドナルド・マクドナルド」が目印。
DQシリーズとの関わり
DQ9発売直前の2009年6月から2015年6月25日までの6年間にわたり、日本国内の大半の店舗にニンテンドーDS・3DS用のダウンロードエリア「ニンテンドーゾーン」を設置していた(マクドナルドでのサービスは「マックでDS」と称した)。
2009年7月31日から同年10月1日までの間、DQ9とのコラボ企画として店内でのみプレイできるゲーム「ドラゴンクエスト マクドナルドのたびびとたち」を配信。
5回プレイした者は【ハンバーガー】のタダ券が貰えた。
【Wi-Fiショッピング】でのみ入手可能であった【赤いアフロ】も同社とのコラボ企画の一環で、ドナルドの髪型がモチーフ。
そのうち「黄色のツナギ・ハンバーガー4個分位の巨大な靴もWi-Fiショッピングのラインナップに入るのでは?」と思っているプレイヤーも居た様だが、残念ながら登場せずに終わってしまった。
なおDQ9以降、スラもり3・テリワン3D・3DS版DQ7・イルルカ等でもコラボ企画を実施していた。
その時点において他の手段で手に入る事の無いデータを落とせるイベントなのだが、当然の如く評判は芳しくなかった。
都市部の家電量販店等のみの配布等と比較すればまだ入手しやすくマシだったが、人口の少ない市町村の僻地ではそうは行かなかったのが要因だろう。
その後も自宅に【Wi-Fi通信】の環境が無いプレイヤーの駆け込み寺として機能していたが、困った事にデータだけダウンロードして注文をせずに帰る「食い逃げ」ならぬ「落とし逃げ」をするプレイヤーも散見された。
またセブンイレブンなどの「ニンテンドーゾーン」もそうだったが、店内に入らずとも入り口付近をうろうろすれば十分Wi-Fiに接続できる事が多いので、入店すらしないというケースもしばしばあったという(ただセブンはコラボ限定コンテンツがなかった)。
なおDSソフトのWi-Fiサービスは2014年に終わったが、「マックでDS」は2015年まで続き、同年6月24日に終了となった。
当時マックは食品の安全管理の不備による問題が騒がれており、その関係で提携を打ち切ったと思われるが、「上述の「落とし逃げ」対策の為の苦渋の選択だったのでは?」という見方もある。
ちなみにニンテンドーゾーン自体は任天堂が提供するサービスなので「マックでDS」終了以降も続いていたが、それも2020年に終了。これによって自宅にニンテンドーWi-Fiがないプレイヤーは3DSタイトル(テリワン3D~J3P)の【配信限定モンスター】を受け取れる機会がなくなってしまい、テリワン3Dの【スラ忍軍団】・イルルカの【九神将】といった自宅Wi-Fiでは配信してない連中の入手難度が上がった。「マックでDS」ではこいつらを配信していたので、つくづく惜しい話である。
その後2016年にバトルスキャナーと再びコラボを実施。
今回はハッピーセットを購入すると【スライム】・【キングスライム】・【スライムタワー】・【キラーマシン】・【キラーパンサー】・【秘剣ドラゴン斬り】の限定チケットを入手できた。
各種モンスターの性格はハッピーで固定。相性も最高に良い。
期間は12月2日から出なくなり次第終了となる。
3日、4日は上記5種のモンスターのシールももらえた。やはり無くなり次第終了だった。
それ以降も何かしらのコラボ企画が増えており、現在ではスマートフォン端末と連動して、DQ関連のソーシャルゲームでゲーム内の限定アイテムが貰える、
或いは関連するゲームをやる事で「マクドナルドの商品が割引・無料になる」といった提携が幾度か見受けられる様になった。
2020年11月14・15日には、ハッピーセット「プラレール」購入者にクロスブレイドスペシャルカード【ダイ】がプレゼントされている。ただしこれはDQシリーズとのコラボというより、ハッピーセットに関わるタカラトミーの展開の一環であり、同社のアーケードゲーム『ロボカバトル』のカード「シンカリオン E5はやぶさ MkII」とセットになっていた。
なおダイの大冒険2020年版アニメにおいては、2021年4月より提供に加わりCMを放映している。
2023年12月1日に発売された【ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅】ではマクドナルド公式アプリでマックデリバリーの利用で
注文1回につき【バーガースライム】、【フルーリーサタン】、【バーガーミミック】が貰えるキャンペーンを2024年1月12日まで行った。