概要
DQ4とバトルロード2に登場するモンスター。
【ひとくいそう】と【デビルプラント】の色違い。くすんだ灰色をしている。
ひとくいそうの上位種であることは間違いないが、デビルプラントとどちらが上位なのかは微妙な所。攻撃力以外負けているのでこちらが下位の可能性が高い。
マンドレイクは【マンドラゴラ】の別名であり、人型の根っこを持ち、引き抜くと叫び声を上げ、聞いたものは死ぬという物騒な設定で有名な植物。
詳しくは該当項目を参照。
しかしマンドレイク名義だと、マンドラゴラ名義よりデザインのバラつきが激しく(元ネタからかけ離れたデザインも少なくない)、DQのマンドレイクのようなものも珍しいわけではない。
因みに、英語版において"mandrake"という名は"man"と"drake"("dragon"と同じ意味)で、人型の竜という洒落から【リザードマン】系統の複数の種の名前に入っている。
DQ4
同作のモンスターの中でも1、2を争う空気。
序盤モンスターは複数の章で登場することが多いのに、コイツは5章でしか出現しない。
1度行ったら多分二度と行かない【裏切りの洞窟】周辺にしか出現しない。
昼間の出現率が非常に低く姿を見ることが滅多にない。おまけに通常攻撃以外の行動をしない。ついでに名前に特徴がない。色も地味。
なんとも記憶される要素が思いつかない悲劇的なモンスター。
一応攻撃力は周りの敵よりは高めだが、頼れるおねーさんコンビの前にはまるっきり敵ではない。【ラリホー】、【マヌーサ】といった攻撃補助呪文が効きづらい事だけには注意したい。
そもそもどんな攻撃呪文にも弱いので、やはり頼れるおねーさんコンビの敵ではない。
【ふしぎなきのみ】を落とすことがあるが、遭いにくいので狩るには適さない。素直に【ベホマスライム】を狙う方が楽。
デビルプラントとどっちがマイナーなのか、どっちの方が弱いのかはマイナーモンスターマニア垂涎の話題らしいのだが、さて……。
格闘場ではアローインプやベビーサタンと対戦。ステータスが低くかける価値はない。
ジョーカー3
モンスターズ出演を果たす。自然系のCランクで、デビルプラントの下位種となった。
DQ4と同様に中々のマイナーモンスターで、ステータスはデビルプラントと全く同じだが、この系統で唯一最初から【れんぞく】を覚えていない。
また、ひとくいそうのように野生の個体がいるわけでもなく、デビルプラントのように時空の裂け目のマスターが引き連れているわけでもなく、固定特性が【おうえん】の劣化である【ときどきテンション】と、何から何まで不遇なモンスター。
一応、このモンスターと【若葉の精霊】の配合で【暗黒大樹の番人】を生み出せるのだが、暗黒大樹の番人は位階配合最上位種なので簡単に生み出すことができる。なので、このモンスターをわざわざ用いる必要はないだろう。
バトルロード2
そんなマイナーな彼(彼女)?であるが、どういう風の吹き回しか第4章で登場という謎の抜擢を受ける。
ステータスはHP:714 ちから:81 かしこさ:23 みのまもり:36 すばやさ:19。
使える技は「あまい香り」と「たねまき」。
前者は敵全員に眠り、氷属性のダメージ、ダウンオールのいずれかの息を吐き、
後者は種をマシンガンのように吐き、敵全員を攻撃。
戦士と組むとたねまきが単体攻撃+眠りの「かぶりつく」になる。全体的に敵の邪魔が得意。
ただ、防御性能がたいへん低く、毒や炎にも弱い。所詮は草か……。
当然のごとく足も遅く回避率も最低。まぁ根っこ張ってるしね。
そんなわけでここでもマイナーであった。まあマンドレイクだしね。
その割には【モリーセレクション】でのイラストまで用意されている不思議な優遇も。ちなみにそのモリーセレクションでは名前が似ているマンドリンを弾いている。
タクト
自然系Cランク、ぼうがいタイプで登場。ストーリー第2部2章3話でスカウト可能。
とくぎは「たねまき」【ひきよせ】