【モリーアップ】

Last-modified: 2021-01-04 (月) 15:54:30

DQ8

【モンスター・バトルロード】Sランク最終戦のチーム。オーナーはもちろん【モリー】
 
バトルロード究極の最強チーム、そのメンバーは【ヘルクラッシャー】【はぐれメタル】【ベホマスライム】。攻め・守り・回復と3拍子そろったバランスチームである。
 
攻め手のほとんどをヘルクラッシャーに依存しているため、早めに落としてもらいたいところだが、こちらのモンスター達はHPの最も低い相手を集中狙いする傾向があるため、大抵ははぐれメタルを真っ先に狙う事に。
はぐれメタルには鉄壁の守備力と耐性でほとんどダメージが通らず、その間ヘルクラッシャーの2回行動、眠り攻撃、強化攻撃、やけつく息が容赦なく襲い掛かってくる。
はぐれメタルも攻撃を誘導するだけの役割かと思いきや、本来覚えないはずのベギラゴンを唱えてくる事があるなど、油断ならない一面を持つ。
そうこうしているうちに、無慈悲にもベホマスライムがはぐれメタルへのダメージをチャラにしてしまうことも多々。
英語で「急げ」を意味する「hurry up」をもじったかのようなチーム名だが、実際いかに早くはぐれメタルを破るかがこの勝負最大のポイント。
高い防御力と耐性を持ったメタルを盾にしてほぼ全ての攻撃を無力化させる戦術は、後のモンスターズにおけるみがメタの先駆者かもしれない。
 
このチームを破るには攻撃役として痛恨の一撃が出せる【ギーガ】【ギガンツ】【ボス】と、手数の多い【ハルク】【キラーマシン】のコンビがよい。
回復役としては【リー】【ベホップ】がおすすめだが、ベホップは耐久度が低く、リーは麻痺したりさみだれ突きでMPを浪費したりという欠点がある。
これらの中から3匹を好みで選ぶといいだろう。
ただし、ギガンテス2体やボスにはデメリットもある。それはコイツらの守備力が低めのため、それだけ回復にMPを大量に使用しがちな事。特に低レベル帯では前座の2戦でMPが枯渇しやすく、最後の最後で打ち負けてしまうパターンになりやすい。
おまけに状態異常耐性が弱く、初戦のミミックや踊る宝石に踊らされたり、キングミミックに混乱させられたりしてる間に余計なダメージを負う点もMPの浪費を誘発してしまう。
ギーガは攻撃力がやや低めだし、ボスに関しては運が悪いと打撃のミスを多発させる辺りも痛い。
とはいえはぐれメタル撃破のためには彼らの痛恨の一撃が手っ取り早いので、状態異常攻撃にかからずさっさと痛恨を発動してくれることを祈ろう。

一方、はぐれメタルはHPが低いので、運がいいと痛恨が発動しなくともリー・ベホップも加わった通常攻撃の積み重ねだけで倒せることも。
またベホマスライムは相当おバカなようで、たとえ仲間が死にかけてても平気で見殺しにしてサボったり、力も無いクセに殴りかかってきたりとスキを見せる事がある。
つまり、運が良ければあっさり勝てることもあるのだ。
 
合体モンスターは、【ウルスラ】【グレドラ】は合体前が貧弱でグレドラは回復も不可、【マジーン】は痛恨があるが回復がなく、痛恨が出るまではぐれメタルに延々と遊ばれるので完全に運任せ。いずれも手数と耐久性の問題からかなり分が悪い。
 
こうしてみると、結局「耐久のあるアタッカー2体+回復役」という組み合わせが鉄板ということになり、図らずもモリーアップが鉄板編成であることが証明されることになる。
ちなみにハルク込みのチームで互角の状況で試合が進むと、最後はヘルクラッシャー同士の殴り合いになる。
 
なおモリーが繰り出してくるモンスターはそれぞれスカモンが存在するので、この3種でチームを組んで挑戦してみるのも一興…と思うが、前2戦には痛恨持ちがいるため、これで挑むと大抵はぐりんが死んだ状態で3戦目に挑むことになりまず勝てない。

3DS版

はぐれメタルがベギラゴンではなく【イオナズン】を使用してくる。
故に地味に火力が上がっているので、早々に会心で叩きのめしたいところ。