概要
DQ6などに登場するモンスター。四本腕と多数の武器を持つ骸骨の戦士。鎧兜は黒い。
一応骸骨ということにはなっているが、顔と脚以外は服や鎧で隠れていて骨が露出していないデザインである上、脚には皮膚が付いているため、一目見ただけでは骸骨と分かり難い。何故【ゾンビ系】なのか疑問に思った人もいるだろう。
同系モンスターに【ボーンファイター】、【まおうのつかい】、【暗黒の使い】、【災厄の尖兵】、【大罪の亡霊】が、星ドラには「魔星王のつかい」が、スーパーライトでは【吹雪の尖兵】、【氷獄の将軍】がいる。
DQ6
【ムーアの城】周辺、ムーアの城内部に出現する。
1~2回行動で【やけつくいき】や【ねむりこうげき】を使ったり、激しく斬りつけたりする。
DQ6の敵が使うやけつく息は【耐性貫通力】の関係で非常に凶悪であり、よりによってこいつは1~2回行動で使ってくるため、馬車外のメンバーがあっという間に壊滅させられる恐れがある。
やけつくいきをもしも2連発された場合、マヒの被弾率は強耐性でも5割を超える(51%)。
サイズが大きいので同種では2体組でしか出てこないが、こいつ1匹+他のモンスター2~3匹という編成はある。
特に厄介な相方は【ホロゴースト】で、コイツが【馬車のドアを閉める】&ヘルクラのやけつくいきで全員マヒとなれば一瞬にして全滅。そんな悪夢もありえるという最悪のコンビである。
オマケに「ヘルクラッシャー1匹、ホロゴースト2匹、メタルキング1匹」と、メタルキングに目が眩んだプレイヤーを全滅に追い込む組み合わせで出てくることも。
攻撃力自体は周囲の敵に比べれば高くは無いものの、【集中攻撃】の特性を持っているので、HPと守備力の低いキャラが狙われると危険である。
HPも400とややしぶとく、行動を封じる補助呪文も効かないため、総じて厄介な敵。
だが搦め手が効かないなら押せ押せで真っ向勝負に持ち込めば良いわけで、メラ系呪文や岩石系、炎系ブレスが有効な他、ゾンビ系なので【ゾンビぎり】がよく効く。【ニフラム】も割ときく。
かなり手強いモンスターだが、プレイヤーにとってはむしろムーアの城周辺での【メタルキング】狩りの邪魔者というイメージが強いと思われる。
落とすアイテムは【ドラゴンキラー】で、実は非売品。複数手に入れたいのならこいつをひたすら倒そう。
余談だが、DQ3に登場した【じごくのきし】と共通点がやたら多い。
- 多数の腕と武器を持つガイコツ
- やけつく息を使う
- 2回行動
- 名前に「地獄」を意味するhellが付く
- ドロップアイテムが非売品の武器
- ホロゴーストと同時出現する
DQ8
本作ではボーンファイターの上位種として登場。「骨の戦士」より「地獄の破壊者」の方が強そうだということか。
【暗黒神ラプソーン】はこいつの強大さを危惧して封印しておいたらしいが、こいつは【暗黒魔城都市】の回廊で初出し、異変後は【パルミド】地方東部(平原)と【ベルガラック】地方の北部(平原)と南部(全域)に出現。うまいこと手懐けたのだろうか?
ベルガラックの北部では昼夜問わずそこそこ、パルミド東部とベルガラック南部では夜間のみだがかなり高い確率で出る。
行動はほぼ6と変わっておらず、1~2回行動で焼けつく息や眠り攻撃をしたり、激しく斬りつけてくる。
眠ったり麻痺したりしているところに、他の敵が攻撃してくるとかなり厄介。
しかし、それ以外の部分ではDQ6より弱体化しており、ザキ系を除いたすべての攻撃呪文に耐性が無い。そして、何よりマヒの仕様変更によってやけつくいきの危険度が大幅に低下している。
終盤のモンスターとしてはHPも低く、ダメージ軽減能力もないので脆い。出現したら素早く倒そう。
打たれ弱く厄介な技と激しい攻撃を兼ね備えたモンスターは真っ先に倒すべし。
落とすアイテムは、通常枠が【サタンヘルム】、レア枠が【プラチナソード】(両方1/256)。
全モンスター中最もお目にかかりづらい宝箱である。今作のこの系統は揃ってドロップ率が異常に低い。
【スカウトモンスター】としても登場。
Bランク突破でスカウトできるようになり、トップクラスの性能を誇る。そのため数多のプレイヤーのバトルロード突破に貢献してきた。詳しくは【ハルク】参照。
バトルロードSランク3回戦では【モリー】が使役しており、超火力で猛攻を加えてくる。
ボーンファイター共々、最終戦の主力として扱われており、6のスペックに近いものになっている。
本作では、通常の敵としてはそこまで存在感がないものの、バトルロードにてものすごく目立っている。
DQ10オフライン
【ザグバン丘陵】に出現。最上位種として登場。
通常ドロップは【大きなホネ】、レアドロップは【続・暗殺武器の歴史】。
追加効果に眠りだけでなく呪いも加わった。
Ver.2
DQ10オンライン
生息エリアを増やしているが、【まおうのつかい・強】、暗黒の使いの登場で最上位種ではなくなった。
詳しくはこちらを参照。
ジョーカー3プロ
魔王の使いが復帰したためか、なんと悪魔系SSランクとして参戦。なおボーンファイターはハブられてしまった……。
配合方法がやや面倒で、魔王の使い、【シャンタク】、【デスカイザー】、【シャドーノーブル】の4体配合で作ることができる。
特性は【ノーマルボディ】、【ねむり攻撃】(固定)、【マヒブレイク】、+25で【ヒートアップ】、+50で【とうそうほんのう】、超生配合で【全ガードブレイク】を習得。
メガで【AI2回行動】、ギガで【狂戦士】、超ギガボディで【会心出やすい】を習得する。
合体特技は【金剛裂壊斬】、合体特性は【ノーガード】。
能力値的にはHP「1800」、攻撃力は1000に迫る「990」と前衛向け。
ただし守備力は540と頼りなく、素早さも760とお世辞にも高いとはいいがたい。
とはいえ全体的に綺麗に纏まっている数値ではあるので物理アタッカーとして活躍は可能であろう。
氷結・闇が無効という長所もある。
帝国三将との4体配合で【バルボロス】ができる。
所持スキルは【ねむりの力】と妙に安っぽい。別のスキルを受け継がせよう。
まめちしきによると【ネクロマンサー】によって復活させられた魔王の使いであるらしい。それによって意思や理性を失ったが凶暴性と攻撃力が増したということが記述されており、能力値もその解説通り、魔王の使いに攻撃と素早さが勝っているが、賢さは魔王の使いより低くなっている。
DQM3
相変わらずボーンファイターをハブった上での参戦。ゾンビ系のAランク。
配合の組み合わせはまおうのつかいと【キラージャック】の2体の組み合わせへと変更され、DQMJ3Pよりは入手が楽になった。
特性は【ねむり攻撃】・【マヒブレイク大】(Lv20)・眠りブレイク大(Lv40)・【1~3回行動】(Lサイズ)・【スライムキラー】(Lサイズ)・【全体攻撃】(Lサイズ・Lv60)。
ステータスは極端に伸びる能力はなく並程度。HPと防御が非常に低く打たれ弱い。
所持スキルは【ターミネーター】。
Sサイズのまま【ラリホーマ】や【シビリーニョ】を使った状態異常撒き役として運用してもいいが、Lサイズ化するとさらに凶悪に。
各種状態異常ブレイクの乗った【蒼天魔斬】(【マヒ攻撃】でも良い)、眠り攻撃が全体化するのだ。
眠りかマヒどちらかの耐性が抜けていれば、コイツになすすべなく永遠にハメられてしまうこと請け合い。
ただし例によって【しっぺがえし】や【たいでんたいしつ】には注意が必要。
【ホラービースト】と配合することで【ムドー】を生み出せる。
ヒーローズ1
DQ6以来久しぶりに系統最下位種に戻った。
世界樹以降のステージに強敵枠として登場する。サイズはバトルロードシリーズ準拠になっており、ゴーレムやキラーマシンらと同じく図体がでかい中型モンスター。
如何にもな近接特化型と思わせておいて、その実態は【バイキルト】や【マヒャド】を使いこなす呪文の使い手である。
バイキルトで周囲のモンスターを強化してしまう上にマヒャドは食らってしまうと【氷結】状態になり動けなくなる。そこに強烈な攻撃を叩き込んでくるのだからたまらない。
マヒャドは攻撃予兆として氷結床とサークルが出てくるためすぐに逃げよう。それを見越したかのように遠距離攻撃の斬撃飛ばしも習得しているので、背中を向けたままにしないように。
世界樹クエスト到達時点ではそれまでのザコ達とはレベルの違う強敵なので、HPを6割減らしてダウンさせて畳みかけるなり【必殺技】で手早く片付けるなり【セクシービーム】で動きを止めるなりで行動させないようにしたい。
【メーア】を使っている場合はこちらもコイツを氷結させてしまうのもいい。行動1つ1つが厄介なので動かさないようにするのが重要。
落とすアイテムはブラックパールかまじゅうのホネ。
モンスターコインはディフェンスタイプでスロットは3。呼び出した直後に前方に斬撃を放った後に、持ち場を守ってくれる。
強敵である分、仲間になった時の頼もしさも折り紙付き。コイツのバイキルトはプレイヤーキャラにも効果が及ぶのも嬉しい。
さらにマヒャドで敵を凍らせて足止めもしてくれるなど、防衛線においては非常に頼もしい存在となる。コインは他枠のモンスターを捨ててでも優先的に確保すべきだろう。
ヒーローズ2
【霊峰レーゲン】に差し掛かった頃に出現する。
前作から行動内容が若干変更されており、厄介なバイキルトは自身の攻撃力のみを上げる【きあいため】に変更された。
攻撃力を上げてくるのは無論厄介ではあるが、きあいため動作中に攻撃を畳みかけてやれば中断させることができるようになったため前作よりははるかにマシ。
またマヒャドは【ヒャダルコ】へと単純にナーフされている。攻撃範囲こそ狭くなったが凍結効果は健在なので呪文を唱え出したら気を配っておきたい。
上述の通り弱体化されてはいるものの、新たに各種属性斬撃を習得し攻撃面ではむしろ凶悪化した印象の方が強い。
中でも【マヒャドぎり】は氷結させられる可能性があり危険。マヒャド自体は失ってもマヒャド斬りを代わりに習得するという油断ならないやつである。
モンスターコインはサポートタイプ。ディフェンスタイプだった前作と使い方はほぼ同様で、2枠になったため前作よりも使いやすくなっている。
敵の時厄介だったヒャダルコやマヒャド斬りは仲間になると頼もしく、倒しきれなくても凍らせて足止めしてくれるのでかなり有能。
前作とは違いコインで呼び出したモンスターの回復はできなくなったものの、出現時期から考えると十分タフなので安心。
落とすアイテムは【小さなホネ】と【破呪のリング】。
配信クエスト【ハッサンの大工仕事 その2】?では【魔族の森】の侵略を企むよそ者のボスとして登場する。
バトルスキャナー
第一章では合体専用モンスターだったが、二章でチケット化。サイズはL。
【がいこつ】、【しりょうのきし】の中から2体を出すと合体してコイツになる。
ステータスはHP:510、ちから:487、すばやさ:101、かしこさ:148、みのまもり:457。
技はきりつける→しんくう斬り→しゃくねつ→氷炎魔斬の順に変化していく。
下位種のボーンファイターとまおうの使い同様、使える属性が豊富かつ耐性が非常に多い。
彼の耐性は属性耐性と状態異常耐性が半々といったところ。
第四章では強化版が登場。
ステータスはHP:692、ちから:613、すばやさ:101、かしこさ:225、みのまもり:603。
HP、かしこさ以外は上位種の【アスラ王】を上回る。
技はかえん斬り→マヌーサ斬り→激 四刀流→疾風迅雷斬の順で変化していく。
DQMSL
ガチャ限定の【ゾンビ系】SSランク。
【ボーンファイター】、【まおうのつかい】を経た最終転生先。
リーダー特性は「ゾンビ系のHPと素早さ+15%」。
特性は【AI2回行動】、【会心出やすい】。
特技は【いあい斬り】と【メッタ斬り】。
【新生転生】すると特性に「全ステータス+20」と【亡者の執念】が追加され、「滅・四刀流(敵全体にランダムで4回攻撃力依存無属性斬撃ダメージ。毒、マヒ、【マ素】状態の敵にダメージ3倍)」、【蒼天魔斬】を習得する。
会心出やすいの特性を持っているにも関わらず、滅・四刀流は会心が絶対に出ないようになっているという残念な仕様である。
ライバルズ
第9弾カードパックにて盗賊専用カードとして登場。レア度はスーパーレア。
11/4/6 ゾンビ系
2回攻撃
この対戦中に自分のデッキに入っていなかったカードを自分の手札に加えた枚数分コスト-1
コストが下がる条件は【心眼一閃】と同様なのであちらも併せて参照すること。
【ぬすむ】軸や【コイン】軸のデッキではどんどんコストが下がる上にステータスが高く、さらに2回攻撃も持つので火力は全ユニット中随一。
当初はコストの減少に伴い攻撃力も0から上昇していた。特にコイン軸に寄せてデッキ構成を練ればかなり早い段階で2桁の攻撃力で2回攻撃を行うこともできたため名前に違わぬ破壊っぷりを見せていた。
盗賊解禁後まもなく、大幅にコストを下げた後にマザーウッドと同時に出して速攻を付加、邪魔者は同じく0コストになった心眼一閃で排除、一瞬でリーサルを叩きこむ戦法が大流行。対策が取れず早い者勝ちゲーとなってしまったため、攻撃力は6固定のナーフを受けた。
バランス調整によりかなり落ち着いたが、それでも切り札に据えられるレベルの強さは持っている。
そして第10弾拡張カード「強欲のミミック」の追加や、暫定的にまほうのせいすいを特技として実装した際についでにコイツのコストも下がってしまうこと(運営にも当然こうした危惧はあったが、技術的に即座の対応は難しかった)などでまたしても暴れ回り、まほうのせいすいの仕様変更まで【ブラッドレディ】などの後攻用カードと同じ扱いになり一旦禁止カードとなった。
その後の新弾解放・せいすいの正式実装と共に再調整され、4/6に弱体化した。
ちなみにこのカードが禁止されていた間11コストのユニットは【ブオーン】のみになっており、【ゴールデンタイタス】などの10コストユニットを【変貌のくものきょじん】などで1コスト上に上げた際にそちらが確定するようになっていた。
余談ながらこの系統は2回攻撃を持つのが定番となっているが、この作品で実際にそれを持っているのは意外にもこいつだけである。
タクト
ゾンビ系のSランク、ぼうがいタイプで登場。
レギュラーSPスカウト等で仲間にすることが可能。
リーダー特性は5×5マスの敵の毒耐性を50%下げる。
使用とくぎは「メッタぎり」/【ふうじんぎり】/「みだれどく斬り」
覚醒スキル 10Pで「ときどきHP回復」を習得できる。
才能開花で才能開花とくぎ「どくぎり」
才能開花特性で「いどう力+1」/「毒の嵐」等を習得できる。
当初は汎用性の低いリーダー特性とみられていたが、この特性は例え相手の耐性が無効であったとしても強引に有効にできてしまう(流石にメタル系には通用しないが)。
本作では毒を2回入れると猛毒となり、猛毒は最大HPの1/4を削るという強力な物となっている。
この仕様が知れ渡ると高難度クエストにおいてこいつを全力で守りつつ、猛毒で削り落とすという戦略が確立し、強力なキャラとして評価が一変した。
しかし、あまりに強力すぎて運営も問題視したのか、その後の高難度クエストで登場した竜王やにじくじゃくはHPが減ると状態異常を回復する技を使う等、徹底的に毒対策が練られるようになり、猛毒だけでゴリ押しは難しくなった。
ただ、DQ4イベントのギガデーモン戦のようにピンポイントで毒が有効な場面も出てきているので活躍の場が完全になくなったわけではない。
漫画版クロスブレイド
15話で暴走個体が登場。【時空の武術大会】の準決勝で「墓掘り団(グレイブディガー)パーティ」の一員として参戦するも、特に見せ場も無く敗北。