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【リンクの冒険】

Last-modified: 2019-11-09 (土) 07:53:49

概要 Edit

1987年に任天堂が発売したアクションRPGで、ゼルダシリーズ2作目。
キングスライムが登場する前に合体した(ボトマスター)スライムが登場した作品でもある。
ある墓を調べると

ユウシャロト ココニネムル

と言うメッセージが出てくる。
【勇者ロト】と言えばもちろんドラクエ。
ライバル会社のシンボルを墓に埋めるとはきついジョークであるが、当時の任天堂にとってエニックスはある意味ライバルであった。
というのも、任天堂は1986年2月にディスクシステムを発売したばかりで、この大容量とデータセーブ機能を誇る新機種で初代『ゼルダの伝説』をはじめ、ストーリー性のある RPG を展開していきたいと考えていたが、【ドラゴンクエスト】にほぼ完璧な形で先んじられてしまった。
あまつさえディスクシステムではなく ROM カセットで、である。
ディスクシステムの発売からわずか3ヶ月あまりでのドラクエ発売で、任天堂にとっては完全に出鼻をくじかれた形になってしまったが、その任天堂の社員であり、ゼルダシリーズ、そして『スーパーマリオブラザーズ』の生みの親でもある「ミヤホン」こと宮本茂は

「ドラクエのうまいとこは、言葉で生理的な感覚を引っ張り出しているんですわ」

とドラクエを評している。
ただし、海外での知名度が低いドラクエとは異なり、ゼルダシリーズは同じく中世ヨーロッパ風ファンタジーな世界観であるにもかかわらず、任天堂の巧みな売り込み手腕により、海外での人気が高い。
そのあたりでは任天堂は成功したといえるだろう。
 
ちなみに、そのリンクも初代『ファイナルファンタジー』において墓に埋められている。
メッセージは「リンク ここにねむる」。
当時はゲーム業界自体の歴史が浅く、お遊びとして許される範囲が(パロディする側だけでなく、される側にとっても)曖昧だった。
そんな時代の空気が如実に現れたエピソードと言えるだろう。
 
NSC版リンクの冒険ではロトの墓は削除されているようだが、その影響なのか初代ファイナルファンタジーにあったリンクの墓が【Erdrick】の墓と掘り直されたらしい。
 
【ゲームセンターCX】でもリンクの冒険に挑戦した際にこの墓のことが紹介されている。

余談 Edit

現実でも有名人の墓は多数存在しており、その子孫を名乗る人が複数現れたりする。
それらは本気で信じているものばかりでなく、単に話題作りで冗談半分だったりするものも多い。
ゲーム業界の場合は、そのゲームやキャラクターの偉大さにあやかる意味もあるかもしれない。
 
時は流れて、2016年5月26日から27日にかけて配信された【ニコニコ生放送】「ドラゴンクエスト30周年お誕生日カウントダウンスペシャル」の終盤では長年ゲーム業界で切磋琢磨してきた戦友として、宮本茂(ゼルダシリーズなど)や坂口博信(ファイナルファンタジーシリーズ)からのお祝いメッセージが流れた。
 
そして2019年7月31日に『大乱闘スマッシュブラザーズSpecial』に【勇者(スマッシュブラザーズ)】が参戦し遂にロトとリンクが共演した。厳密に言えば本作のリンクとスマブラに登場しているリンク(ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド)は別人であるが。
参戦PVではピンチになったリンクを颯爽と現れた【主人公(DQ11)】が助けている。一部では「墓参りしてくれたお礼ではないか」と言われている。
またスマブラSPでは勇者ロトの一人である【主人公(DQ3)】のボイスを檜山修之が演じているが、「時のオカリナ」のリンクも檜山が演じておりスマブラ64とDXではリンクとしてスマブラに出演していた。【主人公(DQ11)】役の斎賀みつきと【主人公(DQ8)】役の梶裕貴もそれぞれ「神々のトライフォース2」と「ゼルダ無双」でリンク役を演じていた。
 
このゲームには【強くてニューゲーム】の先駆けと言えるシステムが存在し、クリアすると魔法やレベルを引き継いだ状態で二周目が始まる。