【主人公(ソード)】

Last-modified: 2023-12-21 (木) 17:26:39

 パーティメンバー:DQソード

【主人公】―【ディーン】【セティア】【バウド】

ソード

DQシリーズの外伝作品の1つ【ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔】【主人公】
物語が始まる5年前、【女王ヒルダ】【フォルグ】らと共に【魔王ジェイム】を倒した英雄の1人【バウド】の1人息子。
 
父親譲りのずば抜けた剣術の才能を持ち、様々な武器を手にするだけでその武器に秘められた力を引き出し、数々の必殺技を会得する。
自身は純粋な戦士でMPを持たないが、数々の必殺技は炎が出たり雷が出たりと魔法剣じみたものが多い。
最終的にギガスラッシュやギガブレイクを習得したり、父がライデインの使い手だったりと、勇者としての素質を少なからず伺わせる青年。
元がはじゃのつるぎやどうのつるぎだった武器を武器屋が合成強化した人工版とはいえ天空の剣や竜神王の剣まで使える。
母はバウドに愛想を尽かして出奔しており、酒場で酔いつぶれた父を迎えに行くなどの家庭的な一面も垣間見える。
ついでに、王冠を被った【プリズニャン】にしか見えない【メダルにゃん】と意思疎通ができる唯一(?)の人間だったりする。
 
16歳となった彼は【アルソード王国】の習わしに従い、成人の儀式を受けるため「試練の洞窟」に挑むことが彼の初冒険となる。
その後、剣術における良きライバルにして親友でもあるアルソード王国の王子【ディーン】と共に
様子のおかしくなった女王ヒルダの動向を追っているうち、今回の事件に巻き込まれる事となった。
 
ディーンと父、僧侶【セティア】と共に冒険を進め、遂に女王の変貌の背後に魔王の影があることを突き止める。
だが、魔王ジェイムの魂が封印されていた「封印の仮面」を(知らなかったとは言え)割ってしまい、ジェイムを復活させてしまった。
【力の守護者】に自らの力を示して仮面を修復してもらい、さらにあらゆる魔を封ずる力を秘めた【はじゃのつるぎ】を託された。
破邪の剣の力を引き出すことにより【魔鬼破斬】を習得した彼は、遂に魔王を完全に滅ぼして世界を救う事となる。
 
DQシリーズの大抵の主人公は終始画面に映りっぱなしであるが、
本作は彼の一人称視点で進行する珍しい作品のため、オープニングとエンディング、一部のイベントくらいしか画面に映らない。
一方で、彼はWiiリモコンをブンブン振り回すことでのみ攻撃や防御を行うため、運動不足なプレイヤーは疲労と筋肉痛に苛まれる事になる。
ここまで現実世界に影響を及ぼす主人公は、彼と実質的な前作にあたる【剣神】の主人公くらいだろう。
 
ちなみにだが本作の他のパーティーメンバーは皆、いずれもラスボスである【魔王ジェイム】に深い因縁を持つ者ばかり。
主人公も「かつて魔王を封印した者の息子」という、RPGの定番な設定を持つのだが、よりにもよってその「魔王を封印した」張本人であるバウドがパーティーメンバーとして加わっているため、どうにも目立たない。
仲間たちがボイスつきで喋ることや、前述の「主人公が画面にあまり映らない」ことも加わり、シリーズでもトップクラスに目立たない主人公となっている。
 

習得技