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【いなずまのけん】

Last-modified: 2019-06-11 (火) 23:44:35




概要 Edit

DQ2で初登場の武器。
威圧的な形状にきらびやかな装飾が施された、幅広の片刃剣。
戦闘中に使うと「けんから いなずまが ほとばしる!」ことで攻撃呪文の効果が発動する。
後のシリーズでは【らいじんのけん】【らいめいのけん】などの上位武器も登場する。
英訳武器の【ライトニングソード】もある。

DQ2 Edit

攻撃力80。【ローレシアの王子】だけが装備できる、呪われていない物としては最強の剣。
道具として使うと【バギ】の効果。
元々力の高いローレシアの王子との組み合わせは圧倒的な攻撃力を生み出し、【バーサーカー】【ドラゴン】クラスなら一撃で倒せるほどの火力を発揮する。
【会心の一撃】が出た場合は、かの【ロンダルキア】の強敵たちでさえも易々と粉砕するほどの破壊力となる。
ローレの力次第では【はやぶさのけん】の方が強くなるが、最高レベルまで上げても一部の敵に対しては稲妻の剣の方が上。最終決戦で戦うボス5体には、こちらを頼りとすることになるだろう。
 
【ハーゴンのきし】のドロップか【ロンダルキアへの洞窟】の宝箱で入手出来る。
5階の【落とし穴】から落ちた広いフロアで、右上の出口と逆方向(左下)に進んで再度落とし穴に落ちると入手できる。
これを回収した後で正規ルートに戻ろうとすると、1階の入口付近まで落ちてしまう。
そのため洞窟攻略は振り出しに戻ることになる。二度目の挑戦からはこの武器の攻撃力を振るえるため、割り切って一度体制を立て直そう。
 
存在自体のヒントは一応あり、【ベラヌール】で聞くことができる。

いなずまのけんを さがして たびを している。
そのけんをつかえば オレのように じゅもんをしらぬ おとこでも
いなずまを よべるらしいのだ。

肝心の場所を言ってくれないため、存在することは間違いなくても、自力で探し出すのは至難の業である。
ハーゴンの騎士がドロップする確率は1/128と低く、出現場所もロンダルキアへの洞窟4Fのみと狭いため、普通に攻略する場合はそうそう入手できない。偶発的に初めての入手がドロップだったプレイヤーの中にはドロップ限定アイテムだと思ったケースがあったかもしれない。
当時のファミコンゲームに散見された「隠しアイテム」として設計されたのだろう。
 
宝箱の場所が分かりづらく、この剣を見つけられないままクリアしてしまうケースが多かったためだろうか、当時の書籍や雑誌では直接的な場所は伏せていたものの、ヒントは与えている。
【ファミコン神拳 奥義大全書】では、ロンダルキアへの洞窟のマップを掲載しているページに「落とし穴に落ちてみるのもオモシロイぜっ!」という囲み記事を設け、そのなかで「なかには落とし穴に落ちないと行けない場所もあるらしいのだ!」と書いている。
また、当時のゲーム雑誌『ファミリーコンピュータmagazine』で「D.Q.II Q&A」というコーナーを担当していた【中村光一】は、この剣の在処を教えてほしいという読者からの質問に「ロンダルキア地方にある」と回答している。
 
なお、この武器の表記はいな「ず」まのけんであるが、なぜか【いかちのつえ】は旧仮名づかいである。
 
当時の【週刊少年ジャンプ】【ファミコン神拳】で、「誌上バトル」という読者参加型イベントが開催されており、DQ2の最初のお題は「稲妻の剣発見バトル」。これは稲妻の剣を【低レベル】で入手することが目標であった。
稲妻の剣を入手したら、それを装備したローレシアの王子のステータス画面を撮影して編集部に郵送することで、各週で最も経験値の少ない応募者に賞品が送られるというルールであった。
しかし初期の頃は「ローレシアの王子を殺しておいて経験値0で入手」というやり方が続出したため、途中から「ローレのレベルが後ろの2人より高いこと」という条件が付けられ、既に締切済みの回では経験値0でサマルトリアの王子のレベルが最も低い応募者が受賞となった。

リメイク版 Edit

攻撃力が95にアップ。「はかぶさ」の裏技が使えなくなったため、名実ともに最強武器になった。
レベル50でのローレシアの王子の力は160になることから、レベル50でこれを装備すると上限である255ぴったりになる。
よって、ローレに【ちからのたね】を使うのが無駄になることも。
専用のグラフィックが用意されており、宝箱からではなく落ちている剣を拾う形になった。
SFC版ではハーゴンの騎士がこれをドロップした際は例の重要アイテム入手時の効果音が鳴ってからドロップ表記が出る。ちょっとしたサプライズ演出に驚くかもしれないが、狙って狩っていたプレイヤーにとっては歓喜の瞬間だろう。
2本目でも道具使用の効果があるので有用であるのに加えて、預かり所に一つは入れておきたい場合もありがたい。
 
また、道具として使用する際はバギではなく、専用の落雷のグラフィックが表示される。
機種によっては更にいかづちのつえとも異なる専用グラフィックという優遇ぶり。
バギよりも戦闘のテンポが良くなるという利点もある。
(ただし性能はどちらも従来通り【バギ】と同一のままなので、むしろ見かけ倒しな気もするが)
 
ちなみにベラヌールでこの剣の事を話す戦士は、【シドー】討伐後のEDでは「稲妻の剣は役に立ったか?」と尋ねてくるようになったが、このセリフは剣を入手していなくても同じことを話す。

小説版 Edit

錆び付いたロトの剣を復活させる為のキーアイテムとして登場した。
電撃を発する事でロトの剣を復活させるが、直後にこの剣は役目を終えたかのように朽ち果てた。
 
入手して即座にこのイベントが起きるため、原作での最強武器であるにも拘わらず武器としては一切使われていない。

ゲームブック(双葉社) Edit

【ハーゴンの神殿】【ルビスのまもり】を使用した後、地面に落ちているのを拾う事で入手できる。
 
【はかいのつるぎ】と並ぶ、ローレの最強武器…なのだが、【ペルポイ】で破壊の剣を入手する際に引き換えとして失われる。
そしてその破壊の剣が無いとシドーに勝てない。すなわち嫌でも手放すことになる。
上記の小説版といい原作で実質最強の武器だったツケが回ってきたのかやたら扱いが悪い気がする。

DQ3 Edit

表記は「いなづまのけん」。
攻撃力+85。【ネクロゴンドの洞窟】の宝箱から入手できるだけの完全な一点もの。
【勇者】【戦士】が装備可能。更に使用すると【イオラ】の効果がある。
本作では唯一の「ノーコストで全体攻撃ができる手段」であり、呪文が使えない戦士がこれを使えるのは大きい。
アレフガルドではさすがに力不足だが、入手直後では十分に猛威を振るう。
 
これより攻撃力の高い戦士用の武器はどれもクセが強い。
【まじんのオノ】は宝箱から確実に入手できて攻撃力は高く会心率も上がるがミス率も上がり不安定。
【らいじんのけん】は武器自体にクセはないが、ドロップ限定で入手は困難。
残りは呪われた武器ばかりであり、特殊な状況ならともかく常用品としてはまず候補にあがらない。

バラモス戦までならこの剣を勇者、戦士にはまじんのオノを持たせるのがベターだが、【おうじゃのけん】を手に入れて以降は戦士の武器にも選択肢の幅が広がる。
安定と入手の容易さを両立したいなら、この剣が最終武器の候補となりえる。
ノーコストで全体攻撃ができる上【バギクロス】よりイオラの方がよく通るという敵は割といるので、らいじんのけん入手後も勇者辺りに持たせておくと何かと役に立つ。
ネクロゴンド地方でわらわら出てくる【フロストギズモ】を、【いかづちのつえ】【ベギラマ】とこの剣でなぎ倒すことでローリスクでのレベル上げが狙える。
周囲には強い割に経験値の少ない【ミニデーモン】【トロル】がウロウロしているので効率的とは言えないが、【じごくのきし】【ホロゴースト】【ライオンヘッド】らと戦えないようならここでレベル上げをしよう。
 
余談だが前作のDQ2ではどうぐ使用可能な武器防具は装備可能者に関係なく誰でも使用できるという仕様があった。
そのためか前作から続投した【まどうしのつえ】・いかづちのつえ・【ちからのたて】だけは、今作でも全員が使用可能に据え置かれている。
ところが稲妻の剣はこれらと同じ続投アイテムでありながら、なぜか装備可能者にしか使えないように変更されてしまった。
「いなまのけん」という表記が前作と異なるため、別アイテムと割り切るべきなのかもしれない。
 
立ち位置としても前作と違いドラゴンキラーの次あたりに位置する剣で、上記の通り活躍はするものの最終装備には外れるケースが多い。
全体的にはちょうどDQ1の【ほのおのつるぎ】やDQ2の【ひかりのつるぎ】のポジションといったところか。
しかし【バラモス】をラスボスとして見た場合には、ちょうどDQ1の【ロトのつるぎ】やDQ2のいなずまのけんに相当する存在となる。
いかにも終盤ダンジョンという場所の宝箱から入手できる点で前作と似ており、良い感じのフェイクを演出していると言えるだろう。

リメイク版 Edit

攻撃力は82に若干減少。
戦士は【ほのおのブーメラン】を装備できないため全体攻撃手段としては引き続き使えるものの、最終武器としては【バスタードソード】の追加の他、らいじんのけんが高額ながらも店売りで買えるようになったため立場を追われることになった。
 
SFC版では、バグにより【盗賊】も道具使用が可能である。素早い盗賊が全体攻撃のイオラを使えるのは大きい。転職を回していないならば盗賊のサブ攻撃手段としてしばらく需要はあるだろう。
 
クリア後は敵の能力が更に高まる上【はかいのてっきゅう】【ルビスのけん】が登場するため、全体攻撃手段としてもこのあたりが限界だろう。

ガラケー版以降 Edit

破壊の鉄球が一品ものとなり、ルビスの剣が存在しないため、相対的に価値が高まっている。

DQ11(3DS版) Edit

設定上のみの登場。
クエスト【迷い迷われロンダルキア】のボス、【さまようロトのよろい】が装備している武器。
ボスを倒した後は元のロンダルキアの洞窟に配置されていた宝箱の中に戻ってしまい、入手することはできない。

少年ヤンガス Edit

【まぼろし雪の迷宮】以降のダンジョンで拾え、刀身が稲妻の形をしている。
ここでは水系モンスターに1.5倍のダメージを与える能力を持っている。
水系モンスターは【盗賊王の大宮殿】【夢幻の宝物庫】などでは序盤以外はほぼいないので合成しなくてもいい。
しかし、【いにしえの闘技場】【魔導の宝物庫】にはかなり強い水系モンスターが出現するので合成したい。
特に【ディープバイター】あたりは【メタルキングのヤリ】でも一撃では撃破不可能。複数つけてもいい。
空スロットは3つと少ないが、強さ10、上限+値30と結構強いのでそのままでも使える武器である。

DQS Edit

稲妻の剣名義。【雷鳴剣ライデン】に鍛えられる。

DQMB Edit

SPカードとして登場。使用者は【ローレシアの王子】
剣の力を開放し、敵全体に雷属性のダメージを与える。
ダメージは1体毎に120~230程度で、相手の耐性によって変化する。
魔王や合体モンスターが相手の場合は3体分の合計ダメージとなる。
 
分類は特技でも呪文でもなく、何故かブレス。
対戦では【ギガデイン】【ギガスラッシュ】等が主流のため、(相手の耐性によるが)意表を突くには良い。
使う場合は【水のはごろも】【王者のマント】【ドラゴンシールド】には注意。
 
DQMB2でも完全相互互換が登場しなかったSPカードである。まあ、灼熱属性で【ドラゴラム】というのがあるが。
 
また、雷が弱点の【エスターク】【デスタムーア】等には非常に効果が高い。
 
ローレシアの王子は呪文が使えない原作の事情からか、【ミナデイン】の際はこの武器を振り上げて使用している。

DQH Edit

【テリー】専用装備で、店売りでは最強の剣。価格は33000Gで攻撃力+109。
同じ雷系統の剣であるならば、何故彼の愛剣ではなかったのか?と、しばしば話題に上る。

DQH2 Edit

今作でもテリー専用装備として続投。
双子の王撃破後に店に並ぶ。価格は52390G、攻撃力は125。
店売り武器としては最強という立ち位置は変わらないが、メタルキングの剣のような最上位級武器との攻撃力の差は前作よりも広がっている。

DQB2 Edit

DQ2本編に続いて登場。
攻撃力は96、材料は【はがねのつるぎ】1個、【魔力の水晶】3個、【いかづちの石】1個。
どこにあるのか全く分からず気が付けばそのままストーリーをクリアしてしまった人は多いであろう。
それもそのはず、【破壊天体シドー】【船長(DQB2)】の船の【ルル】がいた部屋のツボの中に隠されているというものである。
いつの間にこんなものが入っていたか謎であるが調べると発見できる。
気付きにくい場所にあるという点はDQ2本編の再現であろう。
 
実は船長の船はこのいなずまのけんの入ったツボを除いてすべて破壊できるので、破壊活動に勤しむ人ほどこの壊せないツボの違和感を感じて見つけやすい。
(主人公の入っていた側の牢のツボは破壊できるのもヒントになるだろうか)
 
攻撃力的にはクリア前最強なのだが、ほぼ同時期に入手する【おうじゃのけん】には回転ぎりの強化という特殊効果があるので、最終決戦にてどちらを使うかは悩みどころ。プレイヤーの回転ぎりの使用頻度如何でどちらを使うか好みが分かれるだろう。
 
取り逃してしまった人は【マガマガ島】【ハーゴンのきし】がドロップするのでご安心を。コイツが落とすのもDQ2本編と同じ。
しかし、ハーゴンのきしはマガマガ島を一回りしても一体しかいない、100体以上狩っても出ない事もザラにある等、とにかくドロップを狙うのが骨が折れる。
特にコンプリートにこだわりがある人はツボからの入手を忘れないようにしたい。
 
しかしこのツボ、牢屋のトイレに使用されていたモノなのだが剣は色々な意味で大丈夫なのだろうか?手を突っ込む主人公も主人公であるが…と言っても、ここに来るまでにも住人たちのアレをせっせと回収する辺りでもはや今さらではあるが…

アベル伝説 Edit

【アベル】が手に入れる4本目の剣。
仮死状態から復活したアベルに【ザナック】から勇者の服と一緒に授けられる。
当初は錆び付いていて抜けなかったが【ドラゴンライダー】の炎を受けて抜けるようになる。
以後最終話までアベルの武器として使われた。
 
ゲームと異なり稲妻を呼ぶことはできないが、斬った相手の体内に高圧電流を流し込む様な演出がされている。
 
原作ゲーム版では凝ったデザインだったが、とてもシンプルな直剣に稲妻の装飾がワンポイントで入っただけの物に、SFC版DQ6の【らいめいのけん】をベースに稲妻マークを刀身に移動させた感じ、といえば想像してもらえるだろうか。
セルアニメの性質上、刀身の模様をそのまま再現すると中割り困難、もしくはできてもガタる可能性が高く、またスケジュールの圧迫になり兼ねないため、画きやすいデザインに変更したと思われる。