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【てんくうのつるぎ】

Last-modified: 2019-08-03 (土) 17:58:57

概要 Edit

DQ4とDQ5やモンスターズ2などに登場する武器、もしくはアイテム。
勇者のみが装備できる伝説の装備、いわゆる【天空シリーズ】の一つ。
至る所に装飾が施され、他に類を見ない特徴的な刀身と切先を持つ美しい剣。
ドラゴンをかたどった特徴的な鍔は、翼の部分を拳の前面にして持つことで、レイピア等に付いてるナックルガードの機能を担うようである。
 
DQ6の【ラミアスのつるぎ】とデザインがよく似ており、強い関係性が示唆されるが、公式からははっきりとした説明はない。
【ロトのつるぎ】【おうじゃのけん】の関係とは違う意味で、やはり同一とは言い切れない。
 
DQ4からモンスター名とともにアイテム名の文字数制限が制限が9文字になった事で「(5文字)+つるぎ」の第一号となった。

DQ4 Edit

伝説の勇者たる【主人公】のみが装備可能。
また、【天空への塔】へ入るためのキーアイテムでもあり、必ず入手しなければならない。
【たからのちず】に記されている宝の正体がこれ。
また、【トルネコ】【エンドール】に店を持った後、更なる冒険の旅に出るきっかけとなった武器でもある。
さらに【ぎんのめがみぞう】を購入した富豪が次に欲しいのはこれだと言明したり、これを探して世界を回る旅人もいるなど、その存在はそこそこ知れ渡っているようだ。
 
【世界樹】の最上階で入手できるが、この時点では真の力が封印されており、攻撃力がたったの65しかない(その時に手に入れられる装備では、購入できる【ドラゴンキラー】などより低い)。
トルネコの鑑定で「もっとすごい剣だと思ったが、たいしたことはなかった」(リメイク版では「悪い剣ではないんですが、なんとも期待外れ」)とまで言われてしまうのはこのためである。
真の力を解放するには、【天空城】にて【マスタードラゴン】に封印を解いてもらう必要がある。
封印を解いてもらった後は攻撃力が110にアップ、さらに道具として使用すると【いてつくはどう】の効果を持つなど、伝説の剣の名に恥じない強力な武器となる。
このイベントを経てトルネコの鑑定内容も変化するので、強化前後に鑑定してもらうのもいいだろう。
ちなみに武器の強化、並びに強化イベントがある武器は、この天空の剣がシリーズ初である。
 
勇者が世界を救った後、この剣がどうなったのかは分からない。
トルネコが鑑定の時に「魔王を倒したら私に売ってくれ」的な事を言うのでもしかすると…

FC版 Edit

強化イベントの際には勇者のみ経験値が10000貰えるが、これは必須イベントではなくスルーしてしまっても構わない。
天空城に到着した時点で穴は開いており、すぐに落ちて【闇の洞窟】を抜けていけば、そのままクリアするまで進められる。
最後まで攻撃力65で、凍てつく波動も出さないナマクラな天空の剣を持ち歩くことも可能である。
その場合、崩壊する【デスマウンテン】での邂逅がマスタードラゴンとの初対面ということになる。
当然このようなことをするメリットはタイムアタックなどの特殊な事例を除けばまったくないので、飛来するマスタードラゴンを見て、「誰だお前は」となることはまずないだろうが。
 
武器としてみた場合、攻撃力110という数値は確かに魅力なのだが、単純に攻撃力だけで言えばより上の【はぐれメタルのけん】がある。
それ以外にも攻撃力こそ10落ちるものの便利な回復効果を持つ【きせきのつるぎ】があるため、この剣がすんなり勇者の最終装備に収まるかは少々微妙なところ。
とはいえ、はぐれメタルの剣は一品物、奇跡の剣にしても【ちいさなメダル】の交換内容次第では入手が難しい。
どちらも装備可能者が多岐にわたるため、それらを他のメンバーに渡し、こちらをそのまま勇者の装備にしても何ら差し支えはない。
 
どちらかといえば道具として使った際の効果の方が優秀。
対象は単体に限られるものの、【デスピサロ】【エビルプリースト】【マホカンタ】を外したり、【マネマネ】【モシャス】の解除の他、味方にも使えることから【マホトーン】【マヌーサ】といった厄介なステータス異常の治癒にも使える。
このほか、少々変わりどころの使い方として勇者がモシャスを使った後に元の姿に戻ったり、別のキャラに更に変身したりする場合などに活用できる。
仲間の行動が【AI】で、こうした道具の使い方ができるのが勇者一人であるため必然的に勇者に持たせざるを得ず、ある意味勇者の相棒として相応しい位置にいる。
 
余談だが、このいてつく波動効果を【おおめだま】に使うととんでもない強化を施してしまう現象がある。
詳細はおおめだまの記事にて。
 
ちなみに、強化前の天空の剣のデータは開発段階で没になった【ゾンビキラー】の流用である。
流用なので「ゾンビ系に1.5倍ダメージ」という特性も残ってはいる。
だが本作にはその対象となる「ゾンビ系」に分類されるモンスターは存在しない。
なのでゲーム中では単純に攻撃力65の武器でしかない。

リメイク版 Edit

マスタードラゴンと会話するまで闇の洞窟へ落ちる穴が開かないため、強化イベントが必須となった。
なお強化の際にもらえる経験値が倍の20000に増えている。
 
攻撃力を見ると、これ以上に強力な武器がいくつか姿を現したが、それらはいずれも勇者が装備不可能であるためあまり影響がない。
どちらかというと新たに追加された【はやぶさのけん】が対抗馬だろう。
攻撃力こそ落ちるものの、二回攻撃によるトータルダメージは天空の剣を上回るケースが多い。
ただ【バイキルト】の効果が二撃目にのらなくなったため、この呪文を併用するようであれば天空の剣に持ち替えるなどの運用は可能。
 
道具使用時の効果も単体から敵全体に強化された一方で、パーティアタックの廃止により、FC時代のような汎用性が低下している。
さらに【めいれいさせろ】の導入により誰にでも使わせることが可能になったことから、特に勇者に持たせることに意義がなく、むしろ【アリーナ】などの俊足キャラに持たせて先手を打って使わせる方が有効だったりして、勇者の相棒としての地位もかなり怪しいことになってしまった。

DQ5 Edit

それから時は流れて数百年後。
魔界へとさらわれた妻【マーサ】を救出するために伝説の勇者を探していた【パパス】によって発見される。彼が何時どこでこの剣を手に入れたかは、作中で特に触れられておらず、盾や兜のような噂・伝承の類も出てこない。判っているのは、10年以上前の段階ではまだこれを探していたこと、発見する為に世界中を旅したこと、そして主人公を連れて2年ぶりにサンタローズへ戻って来た時にはすでに手に入れていたことである。
彼は自分が遠くない内に死ぬことを予感していたのか、はたまた単純に自分が死んだ時の保険かはわからないが、
主人公への手紙と一緒に【サンタローズの洞窟】の奥にこれを隠していた。
勇者以外の者にはとても重すぎて装備できず、パパスも同様に自分が勇者でないことを嘆いたらしい。
パパスも主人公も、自分の孫が子供が、まさか伝説の勇者だとは夢にも思わなかっただろう。
 
攻撃力はDQ4に引き続き110で、伝説の武器の名に恥じないトップクラスの高さを誇る。
やはり道具として使うと凍てつく波動の効果があるが、FC版DQ4から強化され効果の対象が敵1グループになった。
入手時期も伝説の装備としては全シリーズ中、異様に早く、青年期前半の序盤で手に入ってしまう。
ストーリーにも食い込む最強クラスの武器がゲーム中盤で手に入ってしまうこと、さらに主人公が装備できない(=勇者ではない)という二つの意味で、当時のプレイヤーを驚愕させた。
実質的に【男の子】の初期装備(厳密に言えば【モーニングスター】を装備しているがすぐ付け替えるだろう)であり、
プレイヤーによってはエンディングまで男の子の装備として大活躍してくれる。
なお、武器としての出番は青年期後半からだが、道具としては前半から活躍できる。
特に、試練の洞窟でのジェリーマン対策として非常に有効(男の子がパーティ加入しても敢えてこの武器を持たせず、凍てつく波動用アイテムとして主人公に持たせ続ける。というのも一つの選択肢ではある。特に頭打ちなどを理由に男の子をルイーダの酒場に預ける場合)。

ただしこの天空の剣、最初から最後まで最強装備かというとそうではない。
この武器より登場が遅いものの、終盤の多くの敵に特攻効果が有効な事で定評のある【ふぶきのつるぎ】も男の子は装備できるからだ。
また、よほどやりこまないと他の専用装備が無いキャラに回されがちではあるが、【メタルキングのけん】も単純に攻撃力で天空の剣を上回っている。
その他にも【ドラゴンキラー】【ゾンビキラー】といった特効武器や、【ほのおのブーメラン】といった全体攻撃武器も選択肢として挙がってくる。
とはいえ、勇者専用の武器を上回る武器がいくつか存在するのはDQではありがちで、特に本作では主人公の父・パパスの形見の一つとして手に入るというストーリー上でのクローズアップがあり、男の子が仲間になった時点で既に使えるという入手の圧倒的早さもある。
武器としての性能自体も攻略に支障をきたすほど差がある訳でもなく、妥協してもあまり問題が無い範囲。
最終的に吹雪の剣に乗り換えるとしても、この剣がある以上男の子に吹雪の剣を買い与えるのはパーティ内の装備可能者の中で最後になる可能性が高く、かなりの長期間に亘って活躍が可能である。
ここまで優遇されている「伝説の剣」であるのに作中で最強というわけではなく、終盤に装備選択を考える戦略性が残されているというのは、ゲームとしての奥深さにもつながっている。
 
SFC版では青年時代後半までこれを取らずに話を進めることもできる。
なお、青年時代後半開始時の【ジージョの家】での男の子の台詞は天空の剣の所在によって変化する。
天空の剣が預かり所に預けられているか、仲間モンスターが所持している場合は、「お父さんが残していった天空のつるぎを装備できた」という旨の台詞が追加され、天空の剣を入手していないか、主人公が持っていた場合はこの台詞を言わない。
意外と細かく矛盾が無いように配慮されていることがわかる。
 
なお、鍔にはルーン文字で「MI TI BI KA RE SI MO NO」と刻まれている(日本式ローマ字表記で「導かれし者」)。
また、主人公が装備できないとはいえ装備しようとすると専用のメッセージが出る。

****は 天空のつるぎを そうびした。
しかし つるぎをもつ手に ちからが はいらず
身体が なまりのように重くなった。
****には 天空のつるぎを そうびできそうにない!

以上の詳細かつ特別な解説が入る。
これは「主人公=勇者ではない」という事実をぼかすための演出なのかもしれない(プレイヤーに「今は装備できないけど、後の展開で装備できるようになるイベントがあるのかも」ぐらいに思わせておけば、真の勇者が現れた時の衝撃をより大きくできる)。
 
小説版では、勇者以外は鞘から抜くことができないという設定になっている。

リメイク版 Edit

SFC版ではこれを入手しなくても【アルカパ】の宿屋に泊まれば【ラインハット】に行けたが、リメイク版では天空の剣を持っていないとアルカパのイベントが起きなくなったため入手が必須となっている。
また、サンタローズの洞窟自体は主人公抜きでも入れるように変更されたが、天空の剣は主人公でなければ引き抜くことが出来ないという謎設定が追加されており、入手時には必ずパーティーに入れる必要がある。
「パパスから主人公へ引き継がれるものである」という点をより強調するために主人公に引き抜かせる演出にしたのかもしれないが、細かい理由については作中では明かされることはない。
 
またグランバニアで妻が攫われた後、主人公が救出に向かおうとするとこの剣が道具袋から飛び出して光を放つというイベントが追加された。
これを見て「この剣が城を守ろうとしている」と感じた【サンチョ】に預ける形となり、一時的に手元から離れる。
このため、天空の剣を所持したまま石化されることはなくなり、上述のような男の子の「天空の剣を装備できた」という台詞の有無の分岐はなくなった。
 
グランバニアに預けられたこの剣は、謎の力を発揮して幼い勇者を守ることになる。
男の子がまだ赤ん坊の時にもグランバニアには何度か魔物が襲来したが、その度にこの剣が光り出し、魔物は何もせずに帰っていったという。
悪しき者を寄せつけない不思議な力でも宿っているのだろう。
ただ、妻がさらわれる時点ですでに男の子は産まれているわけで、ではなぜその時だけこの神がかり的な現象が起きず、あっさりと襲撃を許してしまったのかという疑問が残るが、そちらに関しては「主人公が城を離れるので天空の剣がその代理を務めようとしている」と(ちょっと無理矢理だが)解釈はできる。
 
ちなみに、サンチョの台詞では【男の子】は歩けるようになったばかりの時にこれを軽々と振っていたとのこと。
こんな鋭利な刃物を赤ん坊の手の届く所に置いておくなんて…と思うが、常識で考えればしばらくは誰も使う予定のない剣なら鞘に入れるなりで安全な状態に封をしてあるだろう。
上記のような神がかりな力があると分かっているならば、安全な状態にした上で男の子の傍に置いておくのは理解できる。
ちなみに小説版では赤ん坊の頃ティミー(男の子)とポピー(女の子)の見分けがつかなかった時に、天空の剣を持たせて2人を見分けた、という一文があるので、それを反映させたのかもしれない。
 
なお、装備はしていないものの男の子の初期所持道具の中に含まれている。
 
また、PS2版限定で【ベラ】も装備できるとインパス上の説明文では書いてある。
何故かというと、実はPS2版では男の子とベラが同一の【装備グループ】に属しているため。
まあ通常プレイではこのような文章を見ることはないが、【オープントレイ技】でベラを残留させれば確認できる。
 
その他PS2版でおバカなAIに任せると、男の子を含めてこれの持ち主が困った行動をするので注意。
詳細は【AI】【いてつくはどう】を参照。

DQ7(リメイク版) Edit

この武器そのものは登場しないが、【トクベツなモンスター】【メガヒーロー】が装備している武器はどう見てもこれである。

DQ10 Edit

【すごろく】内で登場する「伝説の武器」の外見として用いられている。入手すると与ダメージ+25%。
また、レプリカが【おしゃれ装備】として登場した。
詳しくはこちらを参照。

DQM2 Edit

装備品としてではなく、貴重品として登場している。
天空の鍵の世界にある死者の城の奥でボスの【ナイトリッチ】を倒すと入手できる。
これと兜と鎧を集めると、この世界にいる魔王と謁見できるようになる。
 
イルルカでは【天空の衣】に変更されたため、登場しない。

DQS Edit

【ひかりのつるぎ】【オリハルコン】【金塊】2つと【凍神剣ゼロ】をそろえて武器屋に25000G払うと作れる。
伝説の武器の中では攻撃力が1番で、料金も1番高い。
この剣を手に入れて使えるようになる必殺技は、もちろん【いてつくはどう】である。

不思議のダンジョンMOBILE Edit

「天空の剣」表記で登場。
「悪名高き盗賊」~「秘められし力」の一連のクエストをクリアすることで手に入る。
最大攻撃力は70と非常に高く、更に攻撃が命中するとプレイヤー前後3マスの敵に16の追加ダメージを与えられる。
敵に与えるダメージはロトの剣と全く同じだが、こちらの方が複数の敵を巻き込みやすく、
更に通路で見えない敵の確認もできるので、使い勝手ではこちらの方が良い。
ちなみに本作ではヤンガスの他にトルネコとゲルダも操作できるので、彼らもこれを装備できてしまう。
ヤンガスとゲルダはともかく、DQ4では装備できなかったトルネコが扱えるあたり、レプリカの類なのかもしれない。

DQMB2 Edit

第四章から登場した武器。排出率は低め。
ステータスは、ちから+68 みのまもり+10 すばやさ+10。
技は「裂空斬」と「閃空剣」。
前者は空に飛び上がり、相手に急降下して斬りつける攻撃。
会心の一撃が出やすく、さらに飛行系モンスター特効技でもある。
この武器が登場したことで何匹の飛行モンスターが使われなくなったことか……。
後者は、光属性の全体攻撃。威力は高い方ではないが、魔王戦には十分だろう。
 
天空の三神器である【天空のよろい】【天空のたて】と組み合わせて装備する事で、
閃空剣が変化し、新たに「いてつくはどう」が使えるようになる。
これは魔王・大魔王が使うものとほとんど変わらない。
相手の状態異常まで消してしまうのは痛いが、ゆうきを下げる効果は健在なので、対人戦と魔王戦のどちらでも有効である。
 
「DQMB2オフィシャルカードアルバム タイプB」に付属された「天空の三神器」を使用することで、剣・鎧・盾を一度に装備することが出来る。
また、スターターセットやマクドナルドの特典で度々バーコードが配布されている。

DQSB Edit

天空防具に遅れること第4弾で登場。
赤:いなずま斬り→さみだれ斬り(5)→ギガソード(100) 青:天空の波動
「天空の波動」は平たく言えばいてつくはどうの名前だけ変えたもの。
つまりDQMB2の頃とは違い一式揃えずともいてつくはどうを撃てるのだ。

DQH Edit

【アクト】【メーア】専用の片手剣として登場。
クエスト「天空の武器の試練」のクリア報酬としてもらえる。
攻撃力は114で、【ロトのつるぎ】と同じ数値である。
どちらもシリーズを代表する伝説の武器であるため、差をつけることはできなかったのだろう。

DQH2 Edit

【ラゼル】【テレシア】専用の片手剣。攻撃力+130.
【闇の森】の闇の峡谷との境界線近くの宝箱から入手可能。
但し入手するためには【とうぞくのかぎ】が必要。

天空物語 Edit

ゲームでの「勇者以外が持つと重量が増す」という設定に加えて「刃先が変わる」という設定も追加されている。
平時は装飾が施された鞘に収められた状態で宝物庫に安置されている。
通常時は通常の剣のような刃先だが、テンが持つと特徴的な刃先になる。
単行本1巻の表紙でテンが鞘に入れて背負っているが、「刃先は?」と疑問に思った読者もいることだろう。
それらしい描写があるのは第1巻や第2巻だが、「刃先が変わった」と明言されたのは第11巻である。
テンの身に危機が迫るとそれに呼応するかのように光り出し、彼に力を貸していた。
ストロス国の戦いではテンの呼び掛けに答えて出現し、【ライデイン】【エンプル】を倒した。
余談だが、剣の持ち方を間違えている描写がある(概要の項参照)。