概要
DQ3から登場した剣の一種。漢字で書くと「吹雪の剣」。
DQ3ではつかうと【ヒャダルコ】の効果。その後、呪文効果は【こおりのやいば】に譲り、DQ5からは通常攻撃及び剣技系特技の際に【ヒャド系】耐性に依存した増幅(追加)ダメージを与えるという効果を持っている。
実は一応【ふぶきの盾】という相方が存在するが、盾の方はなんとDQ本編に一度も登場していない。
【こおりのやいば】には【こおりの盾】という相方がDQ本編にも一緒に登場しているのだが……。
その盾も含め外伝作品には剣以外にもいくつか「ふぶき」の名を冠する武具が生まれていたのだが、本編には長らく採用されず、DQ9になってようやく【ふぶきのオノ】が輸入された。
が、それと入れ違うかのようにこの吹雪の剣はDQ8を最後にお呼びがかからなくなった。吹雪装備は1タイトル1種という決まりでもあるのか?
相反する武器に【ほのおのつるぎ】があるが、両方登場する作品は少なく、どちらかが欠席していることが多い。
こちらは炎の剣に比べて作品間の強弱が激しく、最終装備候補に挙がる作品もあれば入手する価値が乏しい作品もある。
また、コストパフォーマンスに優れることが多いが、同時に入手時期が遅いことが多い。
【もろはのつるぎ】並に何度も見た目が変化しており、以下のような変遷を辿っている。
デザインA(初期型)
SFC版DQ6まで、及びアニメ版のデザイン。
紫の柄から真っ直ぐに伸びる蒼い刀身を持つ直剣。
刀身の中程に【雪】の結晶を図案化したような紋様が刻まれているのが特徴的。
DQ6の【公式ガイドブック】において【魔法戦士】のサンプル画像で【主人公】が持つイラストが存在しており、やや小ぶりの片手剣として描かれている。
デザインB(中期型)
DQ7及びリメイク版DQ5・6で採用。
同じく直剣だが、巨大な氷柱、もしくは【水晶】の塊をそのまま剣にしたような外見。
青く透き通る刀身が非常に美しいが、自然物を無加工で剣として利用しているような無骨さも窺い見られる。
デザインC(後期型)
DQ8以降のもの。タルワールタイプで、さながら溶けかかった氷雪のようなダイナミックな刀身の形状が特徴。
柄は【氷】の結晶の形のようになっている。
DQ3
攻撃力80。【勇者】と【戦士】が装備可能。
【どうぐ】として使うと【ヒャダルコ】の効果が出るが、装備できる職業でないと効果を発揮しない。
非売品で売却額は11250G。
FC版では【じごくのきし】(確率1/256)か【ソードイド】(確率1/128)からのドロップでしか手に入らない超貴重品。
どちらも出現場所が限られている上にドロップ率も低いため、【らいじんのけん】・【しあわせのくつ】・【ふしぎなぼうし】と言った名だたるレアアイテムよりも手に入りにくい。
地獄の騎士が初登場するのは【ネクロゴンドの洞窟】だが、ただでさえ長丁場の難所の上、通常エンカウントする中で作中屈指の危険度を誇る難敵とあって、狩るのも難しい。
その上、攻撃力が85で【イオラ】の効果がある【いなずまのけん】がその洞窟内にあるし、次の【バラモスの城】まで到達できれば戦士用の【まじんのオノ】も入手できる。
また市販品の【ドラゴンキラー】との攻撃力差は僅か3なので、ヒャダルコはありがたいがそれほど強くなるわけでもない。
【ヒャダイン】だったら良かったが。
最速で入手すればありがたいが、垂涎の品と言われる域でもない。
ただ、戦士が多いパーティーか金銭的事情からドラゴンキラーをパスしているならば非常にありがたく思える。
一応本作では【炎系】の効きにくいモンスターが多いので、ヒャド系の効果も貴重ではある。
例えば厄介なドラゴンの大群などは王者の剣のバギクロスと合わせれば無消費で一掃できるので、MPを温存したい【ゾーマの城】では有効な使い方かもしれない。
しかしFC版では勇者以外に戦士しか使い手がおらず、先手で発動できる機会が少ないことが、実用上の価値を下げている。
【上の世界】で手に入ることから、FC版の【公式ガイドブック】では美しいイラスト付きで解説もなされている。
しかしドロップ限定の装備としてあえて狙われるとしても【らいじんのけん】(攻撃力95+【ベギラゴン】効果)の方が優先される仕様上、実物を見たことがないというプレイヤーが大半だと思われる。
リメイク版
攻撃力が90に上昇し、攻撃力では稲妻の剣を下剋上した。
また【ドムドーラ】の【武器屋】で23000ゴールドで購入できるようになった。それに伴い売却額も17250Gに引き上げられている。
だが、【リムルダール】まで進めば戦士には【バスタードソード】が、【マイラ】まで進めば勇者には【おうじゃのけん】が手に入るので、無理して購入されることはないだろう。
攻撃エフェクトはいかにも氷属性の攻撃と感じさせる専用のものが用意されており力が入っている。しかし後作のような属性追加ダメージはないので、こちらを後にプレイした人にとっては視覚詐欺にも感じられる。
せっかく強化されたのに、地獄の騎士がこれを落とさなくなっており、上の世界で手に入れるのは基本的に不可能になった。
一応、【すごろく場】のモンスターマスで【ソードイド】が出現した上でのドロップを狙うか、ソードイドに化けた【あやしいかげ】が落とすのを待てば入手は可能だが、かなりリスキーなので推奨できない。
すごろくでソードイドと遭遇するorあやしいかげがソードイドに化ける確率×さらに宝箱を落とす確率(1/128)を考えると気の遠くなるような確率。
ついでに先述のとおり店売りされているので希少価値は薄れてしまっている。
ちなみにSFC版ではバグにより、本来ならこの武器を装備できない【盗賊】も道具としてなら使用できる。
DQ5
DQ4で欠席したがDQ5で再登場。攻撃力105。【ジャハンナ】で市販されており、価格は21,000G。
【男の子】、【ピピン】、装備タイプがE・N・Oの仲間モンスターが装備できる。
本作から道具使用効果がなくなった。
それに代わって、本作では対象のヒャド系耐性に応じて通常攻撃のダメージに補正がかかる。倍率は無耐性で1.5倍、弱耐性で1.4倍、強耐性で1.15倍、無効で1倍。
全体的に倍率が高く、冷気無効の敵に対してもデメリットなしという高い汎用性を誇る。
さらにDQ6~7と異なり、【バイキルト】の増加分のダメージにも補正がかかる点も大きな特長。
この効果により、DQ5最強武器との呼び声も高い。DQ3の時代に地味な存在だったのが嘘のようだ。
下記アベルが振るっての活躍が反映されたのだろうか?
同様の特殊効果を持つ【ほのおのツメ】、【こおりのやいば】との違いは、攻撃力自体が【てんくうのつるぎ】に迫る(5の差)ほど高いこと。そのため、市販品ながら単体攻撃の実質最強武器。
力の数値が高いキャラに装備させると、パーティの火力が飛躍的にアップする。
そして【5強】の壁を超えて加入した【ロビン】、又は苦労の壁を越えてLv99まで上げた男の子や【ピエール】に使わせれば、その威力が最大限に引き出される。
ラスボス、裏ボスの弱点を突けることも、価値を上げる理由の1つ。【やみのトロフィー】を取る時にも活躍する。
ただし、逆に雑魚戦ではグレイトドラゴンやキラーマシンをはじめ、魔界モンスターの半数以上が吹雪完全耐性を持つため、予備知識がないとその効果に気づきにくい。
購入可能になったときにはすでにこれよりも見た目の攻撃力が高い武器を装備してしまっていることも多く、知らないとスルーされやすいワナがある。
特にこれが購入できるジャハンナ周辺だとほとんどが完全耐性で、弱耐性以下なのはゴールデンゴーレム(とメタルドラゴンが呼ぶゴーレム)しかいないので、ドラゴンキラーからの換装を考えている場合は少し待った方が良い。
一方のエビルマウンテン周辺となるとギガンテスやガメゴンロードなどの強敵に特効が決まる。
また、謎の洞窟まで行けば【はかいのてっきゅう】+【たたかいのドラム】のコンビネーションが雑魚戦で猛威を奮うため、ボス戦以外ではこの武器の恩恵を感じる場面はわりと少ない。
スライムナイトなどのグループははかいのてっきゅうが装備可能なので、状況に応じて装備を変えていこう。
キラーマシン、ケンタラウスなどははかいのてっきゅうを装備できないのでこれを最終装備として問題ない。
なお、この武器に限らず属性での追加ダメージは会心の一撃時には無視されてしまう。
なので、SFC版でバイキルトをかけて無耐性の敵に対して会心の一撃を出せば「本来の攻撃力の3倍」のダメージ、とはならないのが残念。
まあそこまで行ってしまったらあまりにも強すぎるので、仕方ないだろう。
小説版
スライムナイトのピエールが愛用している一品。
vs【ゴンズ】、vs【ゲマ】、vs【イブール】戦の地の文において名前が確認できる。
ゴンズを斬り捨て、ゲマもリュカ・ティミーとの同時攻撃で葬るなど原作ゲームに劣らぬ大活躍を見せた。
原作ゲームではジャハンナで入手できるが、それよりもかなり前から使っている。
入手経路については明言されていないが、恐らくリュカの【メタルキングのけん】と同時に【エルヘブン】の長老たちから贈られたものと思われる。
DQ6
DQ5と同様攻撃力105。【絶望の町】の【武器屋】で21,000Gで購入可能。
【ほのおのつるぎ】より安いが、こちらのほうが攻撃力が高い。
【主人公】、【ハッサン】、【テリー】、【アモス】、および装備グループB・D・Fの仲間モンスター(【ドランゴ】を含む)が装備できる。
通常攻撃時、及び剣技系の特技(単体対象・1回攻撃の「○○ぎり」の名前を持つ特技、及び【しっぷうづき】、【みなごろし】)を使った際に、通常攻撃時の0.5倍分のヒャド系の追加ダメージ。
DQ5とは仕様が異なり、通常の物理攻撃のダメージ処理が行われた後に、追撃としてヒャド系のダメージ判定が行われる。この際、初撃で敵が倒れた場合には、別の敵に追加攻撃する(DQ5から強化された点)。
追加攻撃にはバイキルトの効果は乗らず、またそのとき使用した特技で威力が変わることはない(DQ5から弱体化した点)。【しっぷうづき】でも【もろばぎり】や【みなごろし】でも、追加攻撃のダメージは変動しない。
前作と同様に、道具使用しても効果は無い。
純粋に武器の性能だけみれば前作と遜色ないほど強力なのだが……物理攻撃が通常攻撃にほぼ限られていたDQ5と、多くの強力な特技が登場したDQ6では事情が違った。
前述のように、通常攻撃と剣技系の特技でなければ追加ダメージは発生しないのだが、剣技系の特技自体の性能が微妙なこともあって、この剣を持って剣技を使うよりも、追加攻撃が乗らない【せいけんづき】や【ばくれつけん】を使う方が火力が出やすいのである。
追加攻撃がヒャド系というのも微妙で、剣技系の特技を使いたいゾンビ、ドラゴン、メタル系モンスターのうち、ゾンビ系、メタル系はヒャド系に強い耐性を持つことが多く、追加攻撃のダメージが通りづらい。
コレが入手できるようになってから出会う敵で言えば【キラーマシン2】、【ボーンプリズナー】、【エビルワンド】、【ガーディアン】、【デススタッフ】、【エビルフランケン】、【ボーンファイター】あたりには軒並み無効化されてしまう。
このように前作のような猛威を振るうことはなくなったが、攻撃力105は十分に高いのでそれなりに優秀な武器である。
追加攻撃は攻撃力52.5だから合計攻撃力157.5だ!と強弁したくなるところだが、計算式の問題でそこまで強くならない。
これ以上の武器はコスパが悪かったりデメリット持ちであったり入手が大変だったり一品物だったりするので、アモスやドランゴ等のためにお呼びがかかることもあるだろう。
主な使い方としては素早さの低い味方が【しっぷうづき】で攻撃し、追加ヒャドで約1.3倍ダメージを狙う。
ダメージを受けるが【もろばぎり】で攻撃、追加ヒャドで約2倍ダメージを狙う。
【しんくうぎり】などの属性剣技で約1.8倍ダメージ、【ゾンビぎり】などの特効剣技で約2倍ダメージを狙う。
これらは岩石耐性があり、ヒャド耐性がない敵には良い選択肢になる。
店売り品としては【ビッグボウガン】の方が攻撃力が高いが、その差は僅か5で、追撃がある分実質的な火力はこちらの方が上。せいけんづき等を主力にしている場合でもダメージ差はほとんど誤差の範囲内。
DQ5と違ってビッグボウガンの方しか装備できないというキャラクターもいない(逆はいる)ので、終盤に武器を買う必要があるならこちらにしておこう。
DQ7
攻撃力105。【謎の異世界】の【デスカイザー】からのドロップ(確率1/256)でしか手に入らない貴重品に。
攻撃力も追加攻撃も6のものと同性能。
追加攻撃は単体対象・1回攻撃の「○○斬り」、【しっぷう突き】、【かもめ返し】、【みなごろし】に加え、何故か【すいめんげり】でも発動する。
この時点では【水竜の剣】のような高火力武器を入手している上に、同じように追加攻撃が出て攻撃力が140もある【オチェアーノの剣】も手に入れているであろう頃なので、わざわざ苦労をしてまで入手するほどの武器ではない。
特技偏重の戦闘バランスは変わっておらず、入手が遅い上に難しいこともあり非常に影が薄い。
普通にプレイしている場合、この武器の存在に気付かないプレイヤーも多いのではないだろうか。
リメイク版
立ち位置に特に変化は無いが、すれちがい石版により早期入手が可能に。
最速であればルーメン(1回目)クリア後、図鑑のNoが近い【スライムLv8】を起点にデスカイザーの出る石版を作ることができる。
この段階で入手すれば間違いなく大活躍できるが、デスカイザーに生半可な強さで挑んでも返り討ちにされるのがオチ。
どうしても手に入れたいなら相応の準備をした上で挑もう。
DQ8
【主人公】と短剣スキル30以上の【ゼシカ】が装備可能。攻撃力90。
【三角谷】で21000Gで購入可能なほか、【バスタードソード】+【こおりのやいば】+【こごえるチーズ】で錬金可能。
ただしPS2版ではこおりのやいばは一品物の上、【こおりの盾】の錬金素材になっている関係上錬金レシピコンプリートが不可能なので、このレシピを有効活用する機会はあまりないだろう。
リメイク版ではこおりのやいばが複数手に入るので錬金レシピコンプリートが可能。拘る人はやっても良い。
通常攻撃、及びはやぶさぎり以外の【剣スキル】【短剣スキル】の物理攻撃系特技で攻撃した際、その攻撃で与えたダメージの40%分を、ヒャド系の追加ダメージとして加算する仕様になっている。
攻撃力こそ前作までよりややダウンしたものの、スキル制導入によって特技のバランスの見直しがされ、最強の剣の一角に返り咲いた。
特に【かえん斬り】と組み合わせると追加ダメージも増えるため非常に強力。
ギラ系・ヒャド系両方に耐性の無い相手であれば1.3倍+ 0.52倍=1.82倍まで威力が増加し、【はやぶさの剣・改】+【はやぶさぎり】にも負けない大ダメージが期待できる。
バイキルトの効果を受けた状態で比べた場合では、一撃目にしかバイキルト補正がかからないはやぶさぎりを圧倒する。
【暗黒神ラプソーン】戦で活躍できるのも嬉しいところ。
しかしククールが装備できず、またドラゴン系が相手なら【ドラゴンスレイヤー】+【ドラゴンぎり】の方がより強力。
また、はやぶさぎりと組み合わせても追加ダメージが乗らないので相性が悪いことと、最速のタイミングで入手したとしても上記2種の剣を既に入手可能な上、さらにそのすぐ後にこれより攻撃力の高い【きせきのつるぎ・改】も手に入ってしまうのも痛いところ。
「はやぶさ×はやぶさ」と比べると、敵モンスターのヒャド系耐性やギラ系耐性を意識しなくてはならない分こちらは玄人向けの戦法と言えるだろう。
3DS版
短剣スキル59以上の【ゲルダ】も装備可能。
ただし【キラージャグリング】には追加ダメージは乗らないので注意。
ゼシカの【ライトニングデス】が強化されたため、彼女にとっても有用な武器の一つとなっている。
相手の耐性・系統を見て【もろはのつるぎ・改】、ドラゴンスレイヤー、【ゾンビバスター】等と使い分けていこう。
また【ていおうのうでわ】の項目でも解説されているが、この腕輪をつけて攻撃すると追加ダメージ部分が4倍となるため、かなり相性の良い装備となっている。
前述のライトニングデスで【ヒャド系】が弱耐性の【エスターク】相手に、これで叩き出せる最高火力である12800ダメージを与えた場合、【ディバインスペル】とていおうのうでわの効果が重なり、40×2=80%分の10240もの追加ダメージを与えることができる。
また、同環境下でヒャド系耐性の無い【追憶の魔人】に倒せないギリギリの12799のダメージを与えると、100%分の12799という破格の追加ダメージを与える。
ただし、この場合600という法外な守備力を下げる必要があるのであまり実用性は無いかもしれないが。
ソード
「吹雪の剣」表記。さらに【オーロラブレード】に鍛えられる。
氷属性に弱い敵相手だとダメージが増える。
スラもり
【メラゾマ火山】のボスの【ヒエール】が装備しており、倒せば戦利品として入手できる。
ヒエールを先に倒した場合、これを使って【モエール】を倒すことになる。
連発できない分【ほのおのコテ】よりも威力があるのだが、大半のプレイヤーはモエールを先に倒して、篭手でヒエールをハメ殺しにする道を選ぶだろう。そんなわけでこれを武器に戦ったプレイヤーはあまり多くないと思われる。
なお、ヒエールはこれを2個持っていたはずなのに落とすのは1個。何故だ。
スラもり3
その後2には登場しなかったが、3で復活。
どう見ても1で登場したものと同じだが、名前が「ふぶきのけん」になっている。
同じ扱いを受けたものに【はがねのつるぎ】が存在する。
イメージ通りと言うか【雪】がメインの【シヴァレルゆきやま】の至るところに大量に落ちている。これがDQ本編なら凄まじい光景である。
激流に投げ入れると水が凍って先に進めるようになる。
また【イエティ】の?袋の中身は必ずコレである。
弾としての攻撃力は42。残念ながら【バスタードソード】(攻撃力58)に負けている。
そうで無くとも【おおかなづち】など時期的にこの武器よりも強い弾はたくさん存在するので、デッキに入れられることはそうそう無いだろう。
ちなみに説明文によると「【海】を凍らせる程の力は無い」とのことで、実際に船バトル中にロープ上から海に投げ入れても何も起こらない。
微妙な攻撃力といい、至るところで大量に拾えることといい、スラもりの世界では本家程の力や価値は無いのかもしれない。
どちらかというと戦闘以外の用途で活躍し、シヴァレル到達後、交易でこれを3個と【おうごんのツメ】1個で【はやぶさのけん】と交換できる。
また、船のせんしゅをレベル5にする際、1550Gに加えてこれを3個とおうごんのツメが2個必要。
タクト
ヒャド装備クエスト超級で獲得できる装備の一つ。装備ランクはA。剣に分類される。
基本性能はHP+36、攻撃力+11、ヒャド属性威力+2%。
錬金効果でヒャド属性物理威力強化やヒャド属性息威力強化を付けることも可能。
DQ5同様、【キラーマシン】や【グレイトドラゴン】と好相性。
特に物質系専用装備がことごとく体技強化ばかりで恩恵を受けにくいキラーマシンにとってはメイン装備となり得る逸品。
マヒャド斬り強化のために是非ともヒャド属性物理威力強化の追加効果を錬金して使いたいところ。
アベル伝説
【アベル】が【ネザー】で手に入れた三本目の剣。
5000年前、世界を支配するべく侵攻してきた【ルドルフ将軍】を封じるべくネザーの勇者【ガブリエル】が戦いを挑み、ルドルフ将軍の喉に刺して彼を封印した際に使われた剣。
かすり傷からでも斬った相手を氷付けにする効果があり、これに斬られて即死しなかったのは中ボス格の【アークデーモン】や【シーザーオライオン】などの強敵に限られる。
入手から長い間使っていたが、水竜に挑んだ際に折れてしまった。