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【主人公】

Last-modified: 2019-04-01 (月) 08:15:04




概要 Edit

物語の中心となるキャラクターのこと。
ビデオゲームにおいてはプレイヤーが操作するキャラクターを指し、特にJRPGでは複数いる【プレイヤーキャラクター】のうち、最初から最後までプレイヤーが操作していくキャラを言う場合が多い。
 
ドラゴンクエストシリーズの主人公はプレイヤーの分身といえる存在で、この人たちがいなければゲームは始まらない。
本編作品および外伝の一部では、主人公の【名前】がゲーム側で設定されることはなく、ゲームを始めるときにプレイヤー自身の手で決める。
【性別】は本編に限るとDQ3・DQ4・DQ9・DQ10では男女を選べるが、それ以外では男で固定である。
 
冒険の中心となる存在であるため、DQ3のクリア後を除いて【ルイーダの酒場】などで【パーティ】から外すことはできない。
分身であるプレイヤーに優越感を持たせるためか彼らの基本性能は高めで割と恵まれている。
また【AI】を搭載した作品でもDQ10までは、主人公だけは【作戦】を与えることはできずマニュアルで行動を決めるが、移植版DQ8、およびDQ11では仲間と同じく作戦の設定が可能。
 
各作品の主人公はその多くが故郷を滅ぼされたり親が死んだりと辛い体験をしているが、各種神話の英雄などにもそういった悲劇は多いのでそうした影響もあるのだろう。

「喋らない主人公」の法則 Edit

今も昔も本編主人公はナンバリングであれモンスターズであれ基本的に無口であり、ほとんど【はい/いいえ】でしか意志疎通できない。そのせいで一部のプレイヤーにはネタにされて弄られる事も。
しかしそれは開発者の意図的なことで、プレイヤーと主人公を重ね合わせやすくする目的があるから。
【堀井雄二】は以下のように語っている。(『ファミコン通信』1989年6号より)

プレイヤーがゲームの中に自然に入っていける環境作り、ゲームを能動的に進めていると実感できる環境設定が、ゲームを作るうえで一番大事なところじゃないかな。
だから、たとえばゲーム中の主人公が勝手にセリフを言うようにすると、すごくストーリー作りが楽ですけど、あえてやらないんです。
(中略)ともかく主人公が勝手にしゃべっちゃうとプレイヤーが疎外されると思うんです。
自分の分身だと思って一生懸命プレイしていると、なぜかキャラが勝手にセリフを言い始める。今まで自分だ、自分だと思ってきたキャラがまったく別の人間のように思えちゃう。
勝手にしゃべっちゃったり、ストーリーの分岐点でそいつが判断しちゃったりすると、けっこう違和感がある。
(中略)ほかのわき役たちはいくらしゃべってもかまわないけど、主人公のセリフだけは、プレイヤーの頭の中だけにあるべきだと思います。

ただし、たまにベッドから落ちたりメダルが当たったりするとその重たい口を開くほか、DQ6とDQ7、DQ9では【ハッスルダンス】を使用すると「そ~れ! ハッスル ハッスル!」などとつい口走ってしまう。
長く、意味を持ったセリフはDQ1の【エンディング】での【いいえ。 わたしの おさめる くにが あるなら それは わたしじしんで さがしたいのです】がある。
その他、主人公が喋る場面については【主人公が喋るシーン】を参照。
 
なお、上記はあくまで本編内においての話であり、漫画作品や小説に登場するときはもちろんしゃべる。
たいてい一人称は「僕」または「ボク」であり、お人よしで優しい性格であることが多い。むろん例外もある。
 
DQHシリーズなど一部外伝ではセリフが設定され【ボイス】も付くなど、上記の法則にとらわれない例も出てきているが、

「今後のナンバリングタイトルでは、主人公がしゃべるようになるの?」と言われれば、それはまだないと思いますよ(笑)。
『DQヒーローズ』はスピンオフ作品なので、アリだと思いました。

と堀井は語っている(『週刊ファミ通』2014年12月25日号)。
この先も当面「主人公=超絶無口のはい/いいえ」タイプが続くのだろう。
現に仲間などにボイスが付いているDQRでも、登場しているナンバリング主人公達にはボイスが付いていない。

各作品毎の主人公 Edit

本編作品 Edit

DQ4までは一貫して主人公は【勇者】であり、この当時はDQの主人公を指し示す言葉として一般的に「主人公」ではなく「勇者」という単語が使われていた。
しかし、DQ5で勇者ではない主人公が初登場。これを機に呼び方も「主人公」に変わり、現在は「主人公」という呼び方が定着している。
原点回帰を謳ったDQ11では久しぶりに勇者の主人公が登場した。
 
またDQ4では、従来どおりに名前を付けられる主人公は第五章で登場する勇者であり、実質的にその勇者がDQ4全体の主人公として扱われている。
一方で第四章までの各【章】では勇者の仲間となる【ライアン】【アリーナ】【トルネコ】【マーニャ】【ミネア】が各々主人公に設定されている。
 
DQ4以降では各主人公に自分自身も知らない隠された秘密があり、ゲームを進めていくことでそれが判明していくという展開が定番化した。また、その殆どが王族関係者である。
以下、各主人公の設定を大まかに記す。

外伝作品 Edit

シリーズの順番は【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー 冒険の歴史書】に従い、同書出版以降の新シリーズは登場順とする。