【幻魔】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 18:31:19

概要

DQ7から登場した【精霊】に近い存在。呼び方は「げんま」。
元々は平井和正と石ノ森章太郎による共作で1967年に連載開始した漫画作品「幻魔大戦」に登場する造語であるが、以降、日本の様々な作品で「幻魔」という名前の存在が登場するようになっている。
当然ともいえるが、幻魔がどういう存在かについては作品によって異なっており、ドラクエシリーズでは上記の通り精霊に近い存在である。
元が一般用語ではないこともあり、精霊に比べると登場機会は少ない。
 
ドラクエシリーズでは、まずDQ7において【げんま召喚】の特技が登場した。
NPCとして戦闘に参加してくれる幻魔(【カカロン】【バルバルー】【クシャラミ】【ドメディ】)を呼び出す特技で、精霊を呼び出す【しょうかん】の上位にあたる。
その後、DQ7の登場キャラクター【キーファ】が主人公のドラゴンクエストモンスターズキャラバンハートにて幻魔が掘り下げられ、それ以降、モンスターズシリーズを中心にDQ10などにも幻魔が登場している。
 
キャラバンハートには【精霊ルビス】の古い友人として幻魔の王【マガルギ】が、DQ10オンラインには【シュジャク】【鳥山明】によるデザイン原画で【エルフ】と一緒に描かれていたものを流用)、大幻魔【テンオツ貴人】が登場している。
その他の本編シリーズでは、【げんませき】【げんまの盾】などに、その存在が示唆されている。
 
ちなみにロトの紋章には【幻魔剣】という剣技が登場しているが、基本的に幻魔とは関係がない。
DQ10で初登場した【幻魔将ファズマ】やDQM3に登場した【幻魔公キルローズ】についても、幻魔というわけではなく、単に【四魔将】(獣・幻・妖・豪)や【守護四帝】?(獣・幻・竜・暴)の中での肩書きの一つというだけである。なんともややこしい…。
イルルカに登場する【幻魔の獄】という特技については、【修羅の獄】と対をなしている点から、命名には「幻魔」が関係していそうであるが、その効果については特に幻魔と関係している描写はない。