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【エルフ】

Last-modified: 2018-08-30 (木) 00:29:35

概要 Edit

数多くのファンタジー作品に登場する種族。
元はゲルマン民族の民話・童話に出てくる妖精や小人で、いわゆる妖怪の一種だが、今日のファンタジーRPGにおけるエルフ像はトールキン『指輪物語』(The Lord of the Rings)での描写を下敷とし、史上初のテーブルトークRPG『D&D』で定着したもの。
森に住み、自然と共に生き、非常に長命で若々しく、太古の伝承や魔法に深く通じるとされる。
なお「エルフ」はトールキンの造語ではないため、トールキン財団の版権管理が厳しくなった今日でも、問題なく使用されている。
 
ドラクエでの登場例は少ないが、DQ3の【エルフの隠れ里】、DQ4の【ロザリー】、DQ8の【ラジュ】が代表的。
DQ10ではプレイヤーが選択できる種族の1つとして登場した。
初出のDQ3では人間を嫌っているという設定だったが、その設定はシリーズが進むごとに薄れていき、現在ではそんな設定はほぼなかったかのような扱いになっている。

DQ3 Edit

FCでは「丈の長い緑白の服を着た緑の長髪にとがり耳の女性」と言った姿をしている。
【レイアムランドのほこらの巫女】【精霊ルビス】もエルフのグラフィックが使われているが、エルフだと明言されているのは、【エルフの隠れ里】に住む者のみ。
このグラフィックのキャラクターは、特殊能力を持っているようで、【へんげのつえ】で魔物や【ホビット】の姿になっても、【きえさりそう】【レムオル】【透明】になっても見破られてしまう。
詳細は【すがたを かえても わたしたちには わかります】を参照。
 
【知られざる伝説】では尖った耳に布のような翼で描かれている。

リメイク版 Edit

上記以外に【ようせいのふえ】の情報を話してくれる女性が、汎用の女性からエルフにグラフィックが変更となっている。
おそらく一般人がルビスの解放にかかわる重要アイテムのことを知っているのが不自然だからと思われたのだろうが、町中で【詩人】と語り合うかのようにテーブルを囲み並んでいるエルフも何気に斬新(というかこれが初)な構図である。
 
このほかにも【精霊のほこら】【オルテガ】を信望する個体が追加されているが、一方ルビスやレイアムランドの巫女には独自のグラフィックが設定された。

DQ4 Edit

FC版では緑髪やとがり耳は同じだが、服の色が青に変更。
初登場は第二章で、【さえずりの塔】【さえずりのみつ】を摘んでいた姉妹が登場する。
彼女たちは、第五章で【天空城】にて再登場し、実は3人娘であったことがわかる。
しかし、名前が発覚しているのは右端の【リース】のみで、姉らしき真ん中のエルフと左端のエルフの名前は不明。
右の2人はDQ3程ではないが人間を忌避しているが、左端のエルフのみ、「くるりん くるりん」と楽しそうに踊っているだけなので、忌避している様子はない。
 
また【世界樹】の根本には【エルフの里】を作って生活している。こちらは特に人間を嫌っている様子はない。
これらのことからDQ4のエルフは天空城と関わりが深いと推測され、魔族と対になる存在と思われる。
実際にリメイク版では【ピサロ】は自分は【魔族の王】だからと天空城には入らない他、
世界樹を破壊をするつもりでいたと話を聞くことができる。
よって彼がエルフの【ロザリー】と恋仲になったことは、敵対者と恋仲になったことになる。
【知られざる伝説】では尖った耳に昆虫の様な透き通った羽で描かれている。
 
リメイク版でのロザリーの弁によれば、森に棲むエルフに個人名というものは無いらしい。
という事は、リース達天空城のエルフとは別種なのかもしれない。
 
本編中で詳しくは言及されていないが【シンシア】もゲーム中のグラフィックはエルフである。
公式ガイドブックのイラストでは金髪の人間の少女だが、小説版などではゲーム中のグラフィックを元にしたのか、エルフという設定になっていたりと、はっきりしない。
同作中では【勇者】とピサロが写し鏡の存在であると示唆するものも多い。

PS版 Edit

一般のエルフはFC版と同じ緑髪だが、ロザリーだけはなぜかピンクの髪である。
また、シンシアもピンクの髪にとがった耳と、ロザリーと同種族らしきグラフィックとなっているが、やはりゲーム内ではエルフとは言及されていない。
 
移民カテゴリとしても登場し、非人間系ということで【ミステリータワー】の構成員になる。
該当移民は【エクル】【エビータ】【ニース】【ネヴァン】【ノーラ】【マローネ】【ミース】【ムーンシア】の8人。
 
これらのエルフのうち、ニース、ミースは、天空城にいるリースとセットで3姉妹であるという設定が加えられた。
…のだが、ニースとミースを移民させても、上記の天空城のリース以外の2人のエルフはどこにも行かないので、どうやら移民2人とは別キャラのようである。
じゃあ、この姉っぽいキャラは誰なんだ、と。

DQ5 Edit

髪の色が濃い青に変更、今作ではキャラによって服装がやや異なるが汎用はベラのような地味な袖なし服である。
【ベラ】が自己紹介するときに「私はエルフのベラ」と言っている。
しかしベラの肩書きは【妖精人】、行き先は【妖精の世界】の中の【妖精の村】
村人は私たち妖精は剣を扱う力が無い、というように、その他の台詞は妖精で統一されている。
妖精の村にはドワーフも住んでいるので、ベラがドワーフと区別する為にエルフと名乗ったのか、
元々の意味である単に妖精という意味で発言したのかは不明である。
他には【エルフのおまもり】【エルフののみぐすり】というアイテムが登場している。二つとも入手方法としては、妖精とはまるで関係のないところに設定されている
【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー 冒険の歴史書】ではエルフと妖精を別の種族にし、DQ5に登場するのは妖精で、エルフに近い存在と説明している(ベラの台詞と矛盾している)。

DQ7 Edit

今作では世界樹を守る妖精がエルフだと思われる。

DQ8 Edit

【人跡未踏の森】の奥にある【三角谷】では、人間と魔物とエルフが共存して暮らしている。
ただし確認できるエルフは村長的存在である【ラジュ】という女性のみ。

DQ10 Edit

主人公がゲーム開始時に選べる種族の一つとして登場(男性も選べる)。主にエルトナ大陸に住んでいる。
背中に生える小さな羽や人間とは異なる肌の色など、過去に登場したものとは異なる外見をしているが、尖った耳をもっている点や、森林や世界樹と関わり深いことは共通している。
人間と同じスピードで老化していることから、長命ではない模様。
エルトナ大陸が和風な雰囲気もあってか、NPCもまた和風な名前で統一。
また、種族による能力差がなくなるまでは、回復魔力が高く、風耐性を持つのが特徴だった。
詳しくはこちらを参照。

DQH Edit

【シーラ】の村がエルフの暮らす村と言われているが、登場するのは【村長】とそのお付きの者のみ。
あとは【ピサロ】が「エルフと親しい」と言及するのみ。

シアトリズムDQ Edit

プレイヤーキャラクターのひとりとして登場。性別は男。
DQ10のタイトルムービーやパッケージイラストに登場しているものがモデルになっている。
初期職業は【僧侶】で衣装は聖者のほういだが、手にしているのはDQ10のムービー同様、僧侶が装備できない【いかずちの杖】になっている(一応DQ10では賢者でいかずちの杖を装備できるが。聖者のほういは当初は僧侶専用だったが、後に賢者も装備できるようになった)。

アイテム物語 Edit

アイテム物語王者の剣では、ルビスの命を受けてノアニール地方からエルフの少女エアリアルが滅亡寸前の【ムー】にやって来ている。
 
エアリアルは熟練した職人より正確に石炭の良し悪しを見極めている。
実際の石炭にも無煙炭、瀝青炭、褐炭などの種類があるが、これは人間にも区別できる。エアリアルはさらに細かく炭素の純度や不純物を見極めていたのだろう(石炭を強熱して、不純物を取り除いたり、炉の高温で石炭自体が融けるのを防ぐことができる『コークス』は知らないようである)。
 
なおエアリアルはエルフとも妖精とも記されており、挿絵では尖った耳を持っているが羽はない。ちなみに別のエピソードでは尖った耳と昆虫の様な透き通った二対四枚の羽でルビスと同じサイズの妖精と、尖った耳と昆虫の様な透き通った二対四枚の羽だが小人というフェアリーのような姿の妖精が描かれているが、彼女らはエルフとは記されず妖精とのみ記されている。

ロトの紋章 Edit

蜃気楼の塔が消えた後にできたオアシスで、エルフたちがバザーを行っていた。
アルスたちはアッサラームで手に入れた変化の杖を用いて、そのバザーに行ってみることとなる。
商いを行ったりイカサマを用いたりと財宝を探したりと、我々の知るエルフのイメージとは大きくかけ離れていることから、「ロトの紋章」のエルフはどことなくホビット族の要素も含んでいるのだろう。
エルフの若者・ピエタはヤオとその後、もう一度関わることとなる。