【ボトルシップ】

Last-modified: 2023-10-14 (土) 19:59:31

概要

瓶の中にその瓶の口径よりはるかに大きい船の模型が入っているという代物であり、現実にも実在する工芸品である。
作り方としては、ピンセット等を用いて細かい部品を瓶の中に入れ、それらを瓶の中で組み立てていくというのが一般的。
安価なものになると瓶の外でマスト等サイズがかさばる部位を折りたたんだ状態で組み立て、それを瓶の中に入れてその上でマストを外から引っ張って広げる。
更に安物になると瓶の底に穴をあけて船の模型を入れ、そのあと瓶を溶接するという作り方もある。

DQ5(リメイク版)

【ポートセルミ】【名産品】
町の中にある【船着き場】で、1個1000Gで売られている。
「私たちの船にそっくり」という【ビアンカ】の発言からして、どうやら【ルドマン】【ストレンジャー号】がモチーフのようだ。
 
これを売っている商人はもともとは光の国に行く予定だったが、趣味で作ったこれがバカ売れしたためここで商売を続けることにしたらしい。
趣味で作った割にはかなり精巧な出来であり、この商人は細工師として十分な腕を持っているようだ。
人生何が起こるかわからないとご機嫌で語る彼だが、彼が考えている以上にこのボトルシップで人生は好転している。光の教団に行っていたら、奴隷か洗脳だったのだから…
 
いくらでも買える商品なため希少価値はなく名産品レベルは低い。
名産品にしては珍しくいくらでも手に入るので、金さえあれば【名産博物館】の陳列台を全てボトルシップで埋め尽くすことも出来るが、これを見たには呆れられる。
そりゃ初期装備全部の金額の約2.5倍の値段をかけて使い道がないものを買い込めば文句も言いたくなるだろう。国費で買っているわけじゃないんだし(国費ならなおタチが悪いが)。【ゆうじい】【デスじい】)も日記で自分に対する嫌がらせだと嘆く。
【サンチョ】からも「金にものを言わせて集めた感じがぬぐえない」と苦言をこぼされるが、唯一息子は肯定的。
単体で飾ってもカッコいいと言うほどお気に入りのようだが、ボトルシップ博物館にすると「ボク一度やってみたかったんだよね。全部ボトルシップってやつ」と言っている。
客の反応も専用のものに変わるので興味があるなら試してみてもいいだろう。
 
博物館の金持ち親父は「かなりの腕前の職人の作品」と意外な高評価。またこれで台座を埋め尽くすと「客をバカにしとる!」と憤りつつも「まぁわしも嫌いじゃないがな」とポロッと本音をこぼす。ツンデレか。
また【フローラ】からは「あの方ちゃんと他の階のこともわかっていらっしゃるようですわ。」と、金持ち親父が全フロアの展示物を確認していることに感心している。

DQ10オンライン

ハウジング用家具として「ボトルシップの置物」が登場。
港町レンドアの【シガール】町長はボトルシップ集めが趣味。

ロトの紋章

テドンのカミーロ爺さんの家の寝室に置かれている。
単行本19巻のP103、107で確認できる。