FF9
テラに突入した一行を出迎え、ジタンをブラン・バルに誘う謎めいた少女。
その正体はテラの人造人間・ジェノムであり、1799年3月生まれで、実年齢は1歳(本編は1800年1月15日~3月10日)だが、外見は15歳相当。
クジャやジタンの後継として、ガイアに戦乱をもたらすべく、ガーランドによって創造された。
本編におけるクジャの暴走が無ければ、クジャの死後にその立場を受け継ぐことになったと思われる(ジタンは放置)。
成長の余地を残すため、ジタンと同様に子供の状態で誕生し、魂・意志・感情を持たされた。
しかしまだ1歳であるためか他人との関わりが無かったためか、感情はさほど育っていない模様。
- とはいえその感情表現は他の一般ジェノムと一線を画しており、呆れ・動揺・怒り等が確認できる。
- 事実をありのままに肯定する現実主義者。
- テラを単独で滅ぼすクジャの戦力を前に早々に諦めてしまうような悲観的、ネガティブな側面もある。
- 命に対する執着が薄く、ブラン・バル崩壊時も積極的に助かろうとはしなかった。
Disc4の黒魔道士の村では、ジタンに妹扱いされる運命を辿る。
「バ、バカなことを!!」とうろたえるが、まさにその通りである。テラ突入当初のジタンを見下した態度はもはや遠い彼方。
普段は288号と共に死や弔いについて語らっている。最新型同士通じるものがあるのだろうか。
墓地での二人の問答は、ラストバトル直前の問答に通じるものがある。
最後はベアトリクスに協力して、レッドローズに乗り込み、クジャの声を聞いてヒルダガルデ3号へ通信し、パーティメンバー生還の助けとなった。
『ファイナルファンタジー 20th アニバーサリー アルティマニア File:1 キャラクター編』では、
「感情を知らぬジタンの“妹”」というキャッチフレーズが付けられている。ご愁傷様。
- もっとも、ガーランドがクジャの事を「ジタンの兄」と表現した事を考えると、ミコトが「ジタンの妹」というのもあながち間違いでもない。
FF1(GBA版以降)
白魔術士のデフォルト名のひとつになっている。
FF14
詳細はこちら→ミコト・ジンバ
名前は「ミコト・ジンバ」。エーテル学を修めたシャーレアンの賢人で、アウラ・レン族の幻術士。超える力、その中でも珍しい「未来視」の力を持つ。
作中ではレイド「リターン・トゥ・イヴァリース」で初登場。聖石の調査にあたりシドの伝手で東方オサードへ招かれた。
その縁からのちに特殊フィールドコンテンツ「南方ボズヤ戦線」のメインキャラクターとしても活躍する。
なお名前こそ同じだがFF9のミコトとの共通点は容姿・性格ともにあまりない。劇場艇プリマビスタ同様、名前と一部要素のみ持ってきたように思われる。