モンスター/【カルキュルスル】

Last-modified: 2023-06-08 (木) 07:02:11

FF5

Lv10、HP75、MP50、種族:不死。
攻撃力8、物理倍率4、素早さ15、魔力0。
防御力0、回避力0、魔法防御5、魔法回避0。
弱点属性:雷。無効化属性:炎。吸収属性:水。カテゴリ弱点なし。
有効な状態異常:蛙・小人以外全て有効。
行動:
通常時

  • 1ターン:たたかう(100%使用)

操る:たたかう/融合。はなつ:抱擁。
盗み:通常枠ポーション/レア枠ポーション。落とすアイテム:エリクサー(6.25%)。
EXP:38。獲得ギル:60。
ボス系耐性なし
得意技>なし。


第一世界期間限定モンスター
船の墓場に出現する、魔物化した水のかたまり。
船の外ではコイツとスケルトンしか出現しない。
上位種にイストリーの滝に出現するジェルウォーターがいる。


特に変わった攻撃はしてこないので、弱点の雷属性でさっさと倒そう。
盗むと、HPを50回復するポーションが手に入る。
倒すと、たまにHP・MPを全回復するエリクサーを落とす。
捕らえて放つと、なぜか抱擁を使う。


船の墓場に登場するモンスターの例に漏れず、こいつもアンデッド
ケアルでダメージを与えられるが、わざわざそこまでする必要は無く、サンダーで事足りる。


アンデッドだが「水のかたまり」なので、炎属性を無効化してしまう。

  • 水は霊を寄せ付け易いから水に悪霊が取り憑いたモンスターなのかも。ポーションを盗め、なおかつエリクサーもたまに落とすのだが、本当に大丈夫なのか。

FF5のアンデッドという種族自体、炎属性も聖属性も全般的に有効とは言えない、という経験者殺しの側面はある。
また、いくら「船の墓場はアンデッドの巣」とスタート時に説明されるとは言え、
水のかたまりであるこいつは、まず第一印象でアンデッドとは思われない見た目だし、
アンデッドラスクのように如何にもな名前を背負ってもいない。
初心者の館で教えてもらえる通り、「アンデッドにはケアルやポーションが効く」ので、
好奇心旺盛な初心者のうちにケアルやポーションを使ってみることで、初めて「カルキュルスルはアンデッドである」という知見を得られるのである。


混乱させるとこちら側に融合を使ってくれる場合もあるので、
カルナックコンフュを買えるようになれば最速で融合をラーニングできる。
ただし、結構面倒くさい上にカルナックを少し進むと登場するミスリルドラゴンからも覚えられるので、よほど最速に拘りが無ければ無視して構わない。

  • 操るか混乱させると、HP・MPを全回復する融合を使う。
    • 融合の効果からするとこいつがエリクサーそのものなんじゃないかと思ってしまう。とすると融合と言うより口の中に飛び込んできてるのかも……。

不思議な名前だが、水つながりでカルキ(さらし粉。プールの塩素消毒に用いる)が語源に関係するのでは、などと考察。

  • カ “ル” キュ “ル” ス “ル”
    名前が韻を踏んでいる。
  • 医学用語でCalculus(カルキュルス)が結石という意味らしい。水の「かたまり」のモンスターという点を考えるとこれが近いか?
  • ラテン語にCirculus(キルキュルス、カーキュルス)という単語がある。
    これは英語だとCirculation(サーキュレーション)で、血液などの体循環を指す。
    体液由来のネーミングと考えれば、液体のアンデッドという特徴にも合致すると思う。

海外PS版ではCrystSlugs、海外GBA版ではCalcruthlと翻訳されている。Crystはクリスタルの縮約形、Slugはナメクジ。
Calcruthlという名前のうち、少なくともCalの部分はカルシウムと同じくラテン語の石を意味するcalxが元と思われる。