日本語なら単なる『影』だが、幽霊の意もあるようだ。
初期シリーズではアンデッド系として常連だった。
そしてFF6では仲間キャラの名前に……
FF1
悪霊系では最弱のモンスターで、沼地の洞窟から出現する。追加効果で暗闇状態にしてくる。
FF3までは、暗闇の攻撃を仕掛けてくるポジションとして登場。
FF1,2では、1ランク上のレイスからは攻撃方法が全く異なる為注意。
大して強くはないのだが、異様な頻度で先制攻撃をかけてくる。
名前の通り影にでも潜んでいて見えにくいのだろうか。
行動も妙に早いため、多数で登場されると大変にうざったい。
多数同時に現れた場合、ディアで一掃できることは覚えておこう。
場合によってはケアルを温存するより、ディアで片付けてしまう方が堅実だったりする。
GBA版ではバグにより、なんと『こちらが』高確率で先制できてしまう。
おかげで逃げやすくなった。
FF2
FF1と同様、悪霊系では最弱のモンスター。雪原の洞窟、カシュオーン城、大戦艦などで遭遇する。
追加効果の暗闇はエスナで治療できるが、回避率が低いうちはしょっちゅう暗闇にされるため面倒くさい。
炎が弱点。
ローブ姿ではなく、生前の名残か毛髪をたたえ、マントを纏い剣を構える骸骨の戦士のような姿になった。
前作のスケルトン系より強そうであるが、実際シャドウの上位種は遭遇時点では油断できない要素を持っている。
色違いにレイス、スペクター、ゴースト。
FF3
今回は骸骨系のモンスターに。
アンデッドだらけの封印の洞窟に出てくるモンスターでも強敵の部類に属する。
魔法「ブライン」で暗闇化してくる。
ちなみに『かげ』というモンスターもいる。
FF4TA
真月編の地下渓谷に登場。スケルトンの色違い。
一体だけ残すと、デスを使ってくる点に注意。
FF5
Lv40、HP1000、MP0、種族:なし。
攻撃力57、物理倍率7、素早さ26、魔力0。
防御力25、回避力30、魔法防御5、魔法回避0。
弱点・吸収・無効化属性なし。カテゴリ弱点なし。
有効な状態異常:蛙、小人以外全て有効。
行動:
- 1ターン:たたかう/たたかう/何もしない
2ターン:たたかう/たたかう/得意技>クリティカル(1.5倍)
操る:たたかう/きゅうけつ/黒の衝撃/ガードオファ。はなつ:きゅうけつ。
盗み:通常枠なし/レア枠ハイポーション。落とすアイテム:聖水(6.25%)。
EXP:880。獲得ギル:408。
ボス系耐性なし。
第三世界のカルナック、古代図書館周辺、第二世界の一部の島に出現するモンスター。
空間を割って闇の中から姿を現しているモンスターで、HPは1000しかないが、回避率が30%とやや高い。
主に通常物理攻撃を使用。
こちらの物理攻撃も当たればほとんど一撃で倒せるが、レベルが40なので、面倒ならレベル5デスで一掃するのも手。
同種族のロックブレイン・ボールドマニーの中で唯一、第三世界にも出てくる。
他の2体は第二世界に居残り、期間限定モンスター。
どうせならコイツより、エリクサーを盗めるロックブレインだったら良かったのに。
- 「吸血」を自発的に使うことはなく、操る(混乱)、放つの場合のみである。
FF5(GBA版)
こいつを操ると使えるガードオファから「あやつるバグ」でなんとリボンを精製できる。
もう『ロックブレインだったら良かったのに』なんて言わせない。
FF6
竜の首コロシアムで一撃の刃を賭けると出てくる敵。
グラフィックはパーティキャラの「シャドウ」であり、実際にシャドウ本人である。
闇の暗殺者のクセに結構弱く、物理攻撃ですぐに倒せる。
倒すと仲間になってくれる上に即戦力になるため、仲間にしておこう。
ちなみに、魔大陸で見捨てた場合には代わりにテュポーン大先生が出てくる。
魔大陸で離脱した時の装備とステータス異常を引き継いでの戦闘となる。(武器だけは外されて素手)
なのでシャドウを毒や暗闇状態にしておくとさらに簡単に倒せる。
異常状態に苦しみながら戦う彼の姿は、まさに修羅の道を極めんとする者。
- 宿泊費や薬代を工面する余裕もなかったのだろうか。
- たまたま同じ状態だっただけだと思いたい……
- 毒&レビテト状態で出てきて何事かと思った。すごいシュール…。
ドリル装備でモーグリスーツを装備しておくと
モーグリ姿のまま殴りかかってくる。
戦闘BGMは「シャドウのテーマ」。
GBA版以降のモンスター図鑑には登録されない。
SFC当時、NTT出版FF6完全攻略編では、一撃の刃賭けた時に出るシャドウの挑戦者決める画面のページには「この時点で一番強いのはマッシュだ。」とやたらマッシュがおすすめ扱いになってた。
けれど、マッシュはコロシアムではレベル42でスパイラルソウル習得後以降は、シャドウ戦じゃなくても勝手に自滅する危険があるからコロシアム戦には不向きである。
FF6(ピクセルリマスター版)
従来はコロシアムで戦う際には味方のステータスをそのまま参照していたが、ピクセルリマスター版ではHP5000/MP500に設定されている。
初期verではスケッチをすると、なぜか針千本か薄ら笑いが発動する。(コジャかフェイズと同じ?)
いつ頃のVerから修正されたかは不明だが、薄ら笑いなどの発動は不具合だったようで少なくとも家庭用版では「スケッチできない!!」と表示され成功しなくなっている。
FF11
人間の姿形をしたアンデッド。ただし、肌は漆黒で瞳は赤く輝いている。
生息地域によって設定や呼称、特殊技が若干異なっているが、
いずれもが難敵で、人間に敵対している、という点では共通している。
詳細はこちら→シャドウ
FFMQ(英語版)
FFUSAの英語版では黒い忍者モンスター「かげ」が「Shadow」として登場していた。
PFFNE
AREA27-1の2戦目に2体、AREA27-5の1戦目に2体登場する。
FFRK
FF2序盤の雪原の洞窟等で雑魚モンスターとして登場する。
聖剣伝説2(コラボ)イベント「異次元の扉~聖樹を護りし剣~」でボスとして登場した。
「【中級+】試練の回廊」のボスと「【凶+】マナに満ちた世界」の3連戦の1戦目の凶+ボスとして出現する。
シャドウX1、シャドウX2、シャドウX3の3体で登場するが、3体とも物理攻撃しか持っていないので対策は楽。
チョコボの不思議なダンジョン2
山岳ダンジョンの19~22Fで登場するネオン系レベル2。オレンジ色で目立つ。
遠距離でサンダラをしてくる。
出会うのが空中回廊でないので飛行移動が余り意味なく、囲まれることがないのが救い。
HPが減ると逃げ出し、他のモンスターに憑依してレベルを上げる。
他のレベルのものと同様、偽アンデッドの一種。
余談
キングダムハーツシリーズでは同名のハートレスが登場する。見た目は一言で表すと蟻のような姿をしており、引っ掻いて攻撃したり地面に身を潜めるといった行動を取る。