その他/【隠れアンデッド】

Last-modified: 2023-06-08 (木) 10:07:09

外見はアンデッドでは無いが実際戦ってみるとアンデッドだったという敵の総称。
主な特徴として、回復魔法でダメージを受ける、デスで消滅した後再生する等がある。
隠れアンデッドの代表はFF5のレッドドラゴン等。

  • プレイヤーは概ね相手が腐っているとか骨だけになっているとか外見でアンデッドかどうかを判別する。
    ヴァンパイアなどの有名なモンスターを除けば、外見で判断できないこの隠れアンデッドは初見殺しになりうる。
  • この人も隠れアンデッド?
    • FF10の死人もある意味では隠れアンデッドかもしれない。
  • 名前でアンデッドだとわかるが、姿がアンデッドっぽくない敵もちらほら。

逆に、見た目がアンデッドっぽいのに実はそうでもない敵もいる。 


その歴史は意外と古く、かのウィザードリィの二作目にウェブスピナーというグラフィックも名前も、蜘蛛にしか見えない上級アンデッドが登場する。


FF2

リメイク版のバンパイアガール
吸血鬼がアンデッドであることを知っていれば問題ないが、それを知らないと「とても血色の良い健康的な肌色」でものの見事にひっかかる。

FF4

リリスブラックナイトが隠れアンデッド。


GBA版以降に登場するダストムース。どう見てもただのプリン系なのに、プリン系のアンデッドだというのだからひどい。ブラッドソード・ランスで大量にHP逆吸収されてくたばる被害があとをたたない。

FF4TA

リビングメイルと開発室のくりはらが隠れアンデッド。「アンデッドになるまで働かされている」ということなのか……。
しかし、一緒に登場するわんちんはアンデッドではない。


名前でアンデッドだとわかるが、見た目がそうではない例として、ゾンビ兵がいる。強さもFF4のバロン兵・バロン海兵と比べられないほどになっているため、二重に驚く。

FF5

カルキュルスルデザートキラーマンドレイクブランドラミアレッドドラゴンメデューサギルガメムーバーあたりが
隠れアンデッド。
まあカルキュルスルは場所が場所なので想像できそうなもんではあるけど、
デザートキラー&マンドレイクの2体は、たぶん設定ミスだろう。
アンデッド要素なし。

  • レッドドラゴンもどちらかというと「アンデッドがもつ耐性を与えたかった」風に見える
  • ピラミッド内とはいえ、アスピスもアンデッドには見えない

ハイドラも同所に出るヒュドラと似ているためこれだとわかりにくい。

  • ハイドラって、ヒュドラがアンデッドとして蘇ったモンスターだっていうのを、FF5の攻略本で見たような。
    • ここではあくまで「外見」の話。
      ハイドラは実際はアンデッドだが、外見はヒュドラの色違い(ヒュドラの緑色が濃くなっただけ)なので、アンデッドっぽく見えないと思う。
      ちなみにハイドラのほかレッドドラゴン、カルキュルスル、ギルガメにも色違いあり。

アンデッドラスクも。まぁ名前にアンデッドってついてるけどゴーレムのアンデッドってなんやねん。

  • 人間や動物の死体の肉を利用した「フレッシュゴーレム」のようなものかも。
    出てくる場所が場所なので材料はいくらでもあり、量産もしやすいですし。
  • 普通のゴーレムは人間が人形に魔法で命を与えた自動ロボットのようなものだが、
    こいつはゴーレム(の残骸)に怨霊が憑いて動いているのかもしれない。呪いの市松人形的な。

ブイブイ三兄弟もアンデッドっぽい外見とは言えないな。

  • 出現場所を見るとなんとなく分かるかもしれないが、こいつら単体として見ると確かに分かりにくい。

呪われし者も名前は兎も角、外見がイマイチそう見えにくい事や 他の種族がアンデッドでない点もあってここに該当しうるか。
ピラミデライアも立場的には同様だが、カラーリングがそれらしいので「多分アンデッドだろうなぁ」と思われ易いかも。

  • 初見でパドスールにケアルかけて回復した時に目が点になった。
    ピラミデライア以外の同形モンスターは全部非アンデッド。骸骨というよりは「エイの化け物」といった感じなんだろう。

FF5GBA版ではアルケオデーモンもこれに該当するんだろうか?
「魔法以外にカウンター」で自分にデスを使ってバレバレなため、隠れてない気もするが。
同じくGBA版追加敵では「最強ザコ(一般)敵」ハーデスもアンデッドとわかりにくいかもしれないが、元ネタが冥府の神であるため知っていれば見当はつく。


没モンスターの「おおボス」も隠れアンデッドかも。

FF6

FF6にも隠れアンデッドが多い気がする。

FF7

見た目がマシンなブレインポッドやまんま蝙蝠のブラックバットがまず当てはまるだろう。
ゼネネは外見的にはギリギリ納得いくレベルかも知れないが…。

FF9

ザ・ソウルケージ

FF12

…等。
ハントカタログを見たときに初めてこれらの敵がアンデッドと気付くことが多いだろうが、
普段からガンビットを吟味している人の場合、「アンデッドの敵」に反応したことで気付くこともあるかもしれない。

チョコボの不思議なダンジョン2

デーモン系モンスター(デーモンサタンメフィウス)。見た目はモロ悪魔だがアンデッド扱いで、ポーションナッツ?等でダメージを与えられてしまう。
勿論デスやドレインは通用せず、聖なる属性が弱点になっていたりもする。

偽アンデッド

隠れアンデッドとは逆に、如何にもアンデッドに見えるが実はアンデッドではない存在。

FF1

デスナイト。元ネタを考えると「ターンアンデッドが効かないアンデッド」という立ち位置だった可能性がある。だとすれば「意図的に偽アンデッドとして用意された存在」か。

FF2

外見の他、正規のアンデッド同様に死属性吸収の特性が含まれている点が偽アンデッドたる所以と言えるのかも知れない。
その事を踏まえた該当敵は悪魔の花アビスウォームデスライダー、そして盲点だが皇帝(ラスボス)が該当するだろうか。
また、死属性吸収の特性すらないが名前がそれらしいバンパイアソーンデスフラワーもそれに準拠するだろう(特に後者は名前があまりアンデッドらしくもない悪魔の花が死属性吸収なので、尚更紛らわしい)。

FF2(GBA版)

上と同じ理由で挙げるなればギガースウォームデスホーンモルボルワースト、そして善の皇帝も該当するか。
また、死属性吸収の特性がありそうでない敵はソウルイーターデスナイトベルゼブルソウル、(設定上では)リチャード達に倒されて蘇ったラウンドウォーム
加えてデスライダーの印象が強い場合だとカオスライダーも当てはまるかも知れない。

FF3

デュラハンタナトス
「自身の生首を抱えた女騎士」という外見でアンデッドではないとはどういう…

  • 前者はそういう造形の妖精だという反論材料があるが、後者はちとあやしい。

魔道士ハインアモン
こいつら骨じゃん。
どうみても天野絵風に着飾ったスケルトンじゃん!
後者はどうでもいいが、前者はバリアチェンジが厄介過ぎるから
「フェニックスの尾でくたばってくれよ」って思わなくもない。

FF4

亡霊の類は「霊体」であって、アンデッドではない。
聖なる矢が霊体とアンデッド両方に特効するのでなおさら混同しやすい。
他の作品のイメージだとうっかり混同しがちかも。
レーシイとか霊騎士なども霊体。
ちなみに「霊体かつアンデッド」という性質の敵はいない。

  • 余談ながら霊騎士はイージータイプにて「氷の騎士」と改名。
    しかし特性はオリジナル版と全く変わっていない(炎弱点ですらない)ため、隠れアンデッドならぬ「隠れ霊体」と化した。

ティラノサウルス。どこからどう見ても骨龍なのに、アンデッドでもドラゴンでもなく、爬虫類。まさか「偽アンデッド」かつ「偽ドラゴン」だとは…。


GBA版以前のスカルミリョーネ(1回目)も該当する筈。

  • 単体出現であれば、ローブを着込んだ細身の魔道士なのだが、なにせスカルナントを4体も引き連れていてあの外見なので、いかにも見た目はゾンビ軍団の長である。

FF5

シールドドラゴンだな。

FF6

エヌオーサイコフェイズクリーチャーデュラハンデスゲイズスカルドラゴンあたりか。

  • 先に登場した同型モンスターがアンデッドだったせいで、アンデッドと勘違いされてしまうようなケースが多い。
    • クリーチャーは偽アンデッドというよりは下位種のハンプティが隠れアンデッドのような気がする。
  • FF6ではアンデッドに聖水系は「耐性無視の即死」のため、序盤で戦う魔列車や後半のサブイベントで戦うヒドゥンのようなボスはともかく、かつて封じられていたデスゲイズやスカルドラゴンのような魔物を即死させるのはさすがにまずかったのであろう。
  • ソウルセイバー、本体のチャダルヌークアレクソウル魔法レベル70ブラックフォースもここに該当すると思う。
    特にチャダルヌークやアレクソウルはゲーム中にも悪霊(もしくはそれに準じた設定)だという表明があるのにも関わらずこの位置付け。
    その理由は恐らくデスゲイズやスカルドラゴンのケースと同様か。
  • 場合によってはモルボルも偽アンデッドか。
    本作のモルボルはアンデッド天国(アンデッドだからむしろ地獄?)のダリルの墓に出現し、かつこのダンジョンで唯一アンデッドではない雑魚敵。シリーズファンであればモルボルがアンデッドではないのは周知の事実だが、あのグロテスクな外見で数々のアンデッドに混じって状態異常を撒き散らす姿は前知識が無ければアンデッドと誤解してもおかしくない。
  • この作品のアンデッドは一部を除いて聖・炎弱点と言う共通点を持つ。
    その点だけを見ればウェアドドラゴンメルトドラゴンも該当するかも知れない。

FF7

前述のゼネネの上位種であるステルシーステップ亡霊が犇めくギ族の洞窟に出現するにも関わらず
意外にも偽アンデッド。
ついでにあそこの領袖のオプションたるソウルファイアは聖属性が弱点であるが、回復は通用しない為 偽アンデッド。
正体不明達もいかにもそれらしいが、実は偽アンデッド。

  • あの“正体不明”どもは、ファンタジー的なアンデッドでは無くバイオハザード的な意味でのゾンビ…なんだろうな。

墓石か祭壇っぽい姿のスカルプチュアもデフォルトで十分断定できそうだが、回復系が通用しない+聖属性が弱点どころか即死にまで至ってしまう。

FF8

影そのもののクリープス、地面に浮き出た骸骨に見えなくもないバイセージ(+)及びガルガンチュア、骸骨風のマスクを被ったスラッパー辺りが該当。
但し、クリープスとゴーマニ以外はゾンビーで本物のアンデッドにさせられる辺りが何とも皮肉だったりw

  • トライフェイスもゾンビのようなカラーリングに加えて炎、聖属性に非常に弱い割にアンデッドではない。

FFT

聖大天使アルテマと敵として登場するザルバック
聖大天使も殆ど骸骨化しててアンデッドに見えなくもない。
ザルバッグは見た目に上乗せしてVジャンプの攻略本でおもむろにアンデッドと書かれてしまってるが、厳密にはアンデッドじゃない。

  • ザルバッグも聖大天使アルテマもアンデッドではない、ケアルで回復するし、闇の剣やブラッドウェポン、ブラッドソード、命吸唱でダメージを与えられる
    ゾンビの他の特徴のデスで回復もない

拡大解釈すれば吸血鬼化した人間ユニットも偽アンデッドといえる。
ゲーム外の吸血鬼の事とヘルプの「肉体は朽ち果てている」の文と聖水で元に戻る事から
アンデッドのようにデスでHP回復、ポーションやケアルなどの回復手段逆にHPダメージになると勘ぐりたくもなるが
実際はそんなことにはならない。

チョコボの不思議なダンジョン

ネオンが該当する。

チョコボの不思議なダンジョン2

影の闇部分が実体化したというシャドウドラゴン、無数の霊体が集合実体化したというドラゴンファントム
名前や設定が如何にもそれらしいが、アンデッド扱いではない。
ただ、デスや毒に耐性がある点はアンデッド的な臭いはする。


ネオンシャドウファントムのネオン系3種、店の番人宝の番人命の番人の死神系3種も該当する。