アビリティ/【スケッチ】

Last-modified: 2024-03-08 (金) 12:20:26

FF6

リルム専用の戦闘コマンド。
内容は『敵をスケッチすることで敵の幻影を具現化させ、攻撃させる』というもの。
発動するとスケッチした敵の幻影が現れ、物理攻撃や魔法を使う。

  • 発動した魔法や特技によるMP消費はないので、燃費の心配はする必要はない。
    攻撃力や魔力はスケッチした敵のものに依存するため、火力不足になりがちである。

だんちょうのヒゲを装備するとコマンドが『あやつる』に変わるが、こちらは敵単体を無力化するため結構使える。


「スケッチ」の計算式は
(使用者のレベルx256)/対象のレベル>(0~255の乱数)で成功となっている。

  • つまり、使用者と対象が同レベル以上だと256以上になるので必ず成功する。

ベレー帽装備時は
(使用者のレベルx256)/(対象のレベルx170/256)>(0~255の乱数)
となっており、敵のレベルの0.67倍以上あれば必ず成功する。


発動する技の確率は均等ではなく、内部的に2番目の番号が振られている技が3/4(=75%)の確率で多く出る。

  • GBA版公式コンプリートガイドで2番目に出ている技が頻出技。

また、スケッチで発動する技はほとんどの場合「操る」で選択できる技のうち、2番目がレア技に、3番目が頻出技に相当する。一部例外があるがごくわずかである。

  • たとえば魔神竜の「あやつる」は「1:たたかう/2:こころない天使/3:ノーザンクロス/4:サザンクロス」という構成になっており、
    スケッチで使えるのは「1:こころない天使/2:ノーザンクロス」、こころない天使は25%の確率で発動する。
    • ほかにも試しにティラノサウルスをスケッチすれば「かみつき/エアロガ」のうちエアロガが多く発動するので実感しやすいはず。
  • ボス敵はかなり多くが「特技/たたかう」という構成で「たたかう」が頻出技になっている上、「なぐる(1.5倍撃)/たたかう」となっているボスも多く、あまり役に立たない。

場合によってはその敵が通常状態では使ってこない技を使う事もあるため、ストラゴスに青魔法をラーニングさせる時などにはとても役立つコマンドである。
しかしスケッチの問題は攻撃力よりも、敵に通用しない技がほとんどな事。
当然スケッチした敵も「同属性」なので吸収されたり、即死攻撃がミスばかりだったりする。
そのため、「この敵パーティに対しては、この敵のスケッチ技が有効」という風にピンポイントで覚えて役に立つケースを除けば、青魔法ラーニング以外の使い道はあまり無いかもしれない。


成功率はレベルに依存し、ベレー帽を装備していると成功率がUPする。
しかしベレー帽自体の性能は同時期に入手できる防具に比べて微妙な上に、ゴゴはデフォルトでは装備できないのがネック。
因みに、は装備していなくても使用できる。

  • 武器用の筆とスケッチ用の筆は別に持っているようだ。

初期の攻略本では「複雑な姿をした敵には成功率が低い」と書かれていた。
いかにもその場で描くスケッチらしい弱点だが、実際のゲームでは没でありレベル差依存。


スケッチした時に発動した効果はすべてスケッチしたキャラ(リルムやゴゴ)が発動したという扱いになっているらしく、
スケッチで「自爆」や「融合」が出ると、スケッチを使ったキャラが戦闘不能になってしまう。
ホワイトウィンド」や「リベンジブラスト」も同様で、スケッチ使用者のHPに依存する。

  • 眠れる獅子で「眠りにつく」が発動した場合は、「スケッチ」をしたキャラクターではなく、眠れる獅子に対して適用される。
    • 旧スマホ版でも眠れる獅子が眠りにつく。
  • スケッチで発動した物理攻撃にはスナイパーアイの必中化が適用されない。

リルム本人のステータス値に応じて威力も変動すれば良かったんだが。現地調達の即席版「あばれる」みたいな感じで。


沈黙等になっている状態で魔法などが発動しようとする場合、不発に終わる。
暗闇状態なら使用可能。何も見えないのにどうやって絵を描くんだ?
ちなみにカッパ状態の敵をスケッチすると「元の姿」で描いてくれる。
正しいけど…正しいんだけど…。


「瞬間的かつ間接的に敵独自の行動を使用できる」・「計算に使われる攻撃力や魔力等のパラメータは対象モンスターに依存する」という特徴は、FF5の魔獣使いのアビリティであるとらえるはなつと同じである。
FF5ではあやつるも魔獣使いのアビリティであったため、FF5の青魔道士の後継者であるストラゴスに対し、リルムは魔獣使いの後継者となっていると言える(ステータスや装備可能なアイテムの傾向は全く異なるが)。

  • こう書かれると、とらえる→はなつの長所が「使いたいモンスターやそれを使う戦闘を選べる」ことで、その長所がガッツリ削られてしまったアビリティだという印象が強くなるな…。
  • 代わりにそれらの最大の短所である一々調達が必要という面倒臭さや一度限りの使い捨てという要素も解消されている。

ドット絵には反映されないが大概着ぐるみ(最終的にはベヒーモスーツ)を装備する点で、
羊の着ぐるみ姿だった魔獣使いを継承しているとも言える。


ラスボスタワーなど、スケッチできない敵もいる(ラスボスのケフカはスケッチできる)。


FF6の固有コマンドの中でめずらしく戦闘中にチュートリアルがある。これ以外だとマッシュの必殺技、セリスの魔封剣のみ。もっともこのアビリティの説明は無いがをスケッチして蛸足が出るという簡潔でわかりやすいものとなっている。
ただ西の山にはスケッチしてまで使いたいモンスターの技というのがホワイトウィンドくらいしかないため(ブラスター当たらないのもマイナス)、活用できないのが惜しい。


リルムはこのスケッチ能力を使える事を悩んでいる様子がある。
「似顔絵描くぞ!」と言っているが、本当は幻影が出ない似顔絵を描きたいらしい。
エンディングでは「本当の似顔絵をおじいちゃんに一度はかいてあげたい」と言っている。

  • 一般人的な見方からすると、リルムの高魔力やティナの魔導の力なんて羨ましくもあるんだけどね…。
    このスケッチだって、一瞬で対象をスケッチしてさらにそれを具現化させるなんてスゴいことだよ…。
    でもリルム達「能力者」からすると、一般人の『普通なこと』が逆に羨ましいのか…。
    ピクトマンサーリルム」より、「画家リルム」のほうがやっぱりイイのかな。

EDで魔導の力が消滅したためそれ以降は本当の似顔絵を描けるようになった……はず。

  • これって、魔導(三闘神幻獣)由来の力なのか……?
    そうではなくリルム生来の魔道士の血統に由来するならば消えないことも…。
    • サマサの先祖である魔導士というのは魔大戦で幻獣の力を注入された人間。
      つまり、起源の起源の起源までたぐると結局は三闘神に由来するのでEDで消滅する。

サマサの男の子がリルムの絵のモデルに立候補しようかな、と言っている。
リルムの能力は村の中でも完全に認知されてはいない?
実はストラゴスにはついツンツンして普通のを描いて無いだけで、普通の絵も描ける可能性も。

  • リルムに対する口説き文句のつもりだったりしないか。
    またそうじゃなくても、男の子の幻影が男の子に襲い掛かったところで、さほど危険はないだろう。
    命に関わるほどの事態は避けられるはず、程度の次元でだけど。
    「ジジイ」に対しては「命の危険を覚悟しなきゃいけない」という時点で、
    既に孝行でもなんでもないのが問題だな…。
    • 魔導士の村だし、その男の子の潜在能力が凄くてラ級だのガ級だのの魔法が発動しちゃったら目も当てられないしね…
      スケッチ元の能力で威力が変わるから致命傷にはならないかもしれないが。
  • 普通の絵も描けるんじゃないか?でないと絵の練習さえできないだろう。それにスケッチは、リルムがストラゴスの青魔法を見ていて独自に編み出した技術らしいし。
    • たぶん口喧嘩の最中に頭に着てわざとじじいを書いて実体化させてけしかけてばかりいたんじゃないか?だから、スケッチするんじゃなくて、普通に似顔絵を描いてあげたいんだよほんとうは、って。

敵が透明状態だと確実に失敗する。
また、下記のようにバグが発生する場合がある。

スケッチバグ

特定条件で「スケッチ」を失敗した時に発生するバグ。
当初は海外SNESの初期版でのみ発生すると思われていたが、
後に他の手順で日本版や他機種版でも起こせることが判明した。
裏技・バグ/【スケッチバグ】

FF6(ピクセルリマスター版)

成功率に関する計算式が全く別物に変更されており、一定以上 発動者よりレベルが高いモンスターには成功しない。


ピクセルリマスター版では眠れる獅子をスケッチすると、リルム自身に「眠りにつく」が発動するようになった。


アプデにより、リルムの装備品の特殊効果がスケッチに乗るようになった。
例えば、スケッチで発動した物理攻撃もスナイパーアイ装備で必中化するし、ブレイブリングで威力が上がるようになっている。


透明状態の相手にも成功する。

PFF

リルムプレミアムスキル
チャージ速度は高速、知恵メメント対応。
モンスターをスケッチしてアビリティを使用する。
原作ほど種類はなく、以下の4パターン?から1つ使用する。
なお名称は出ないためエフェクトで分かるブラスター以外は暫定名称。

  • アルテマや歩数ダメージも出るため、他にもあるかもしれない。
    (歩数ダメージが何でダメージを決めているかは不明)
    (発動するアビリティは敵ごとに決まっている?)

どうやら敵のアビリティカウントによって決まるようだ。

数値名称等
なし墨(タコ印の墨? 3ターン)
(他の暗闇付与より命中率ダウン?)
1ダウンオール?(2ターン)
2殴る?
2000、無属性物理 確率で沈黙付与
3歩数ダメージ(ターンで増加。クエスト中継続)
最大9999、無属性、防御無視
4
5
ゴブリンパンチ?(1100)
6アルテマ(15000、無属性魔法)
7

14
ゴブリンパンチ?

こちらはラスボスタワーもスケッチ可能。
(描かれるとは言ってない)

PFFNE

引き続きリルムのプレミアムスキル。
チャージ速度が中速、知恵メメント対応。
通常攻撃、蛸印の墨、アルテマの3パターンになった。


3分の1の確率でアルテマが出せるスキルといっても過言ではない。他の2つは全く役に立たないハズレ。

DFFOO

リルムがクリスタル覚醒レベル20で習得するアビリティ。使用回数は5回。
魔法BRV攻撃。対象に1ACTION弱体効果「スケッチ」(攻撃力が減少する)を付与。自身に5ACTION「攻撃力小アップ」を付与。自身の付与した弱体効果「スケッチ」が付与されている対象の行動後に総ACTION数に加算されずに行動が可能。


相性性能を持つ武器は「ダビンチの筆【VI】」。
「天才的センス」の効果により、威力アップし行動負荷ダウン。弱体効果「スケッチ」の期間を延長。「攻撃力アップ」の効果がアップする。


パッシブ「スケッチエクステンド」を装備すると、以下の効果を得られる。
使用回数+2回。
「スケッチ」使用時、
・威力小アップ。
・「攻撃力アップ」の効果小アップ。

「スケッチ」使用後、「スケッチ+」になり以下の効果が発動。
・HIT時、次回行動順がターゲットの直前に移動(召喚中は除く)
・対象に1ACTION「暗闇」を付与


「描いてあげるね♪」