地名・地形/【ゴゴの洞窟】

Last-modified: 2023-10-29 (日) 08:23:33

FF6

小三角島にあるダンジョン。といっても、フィールド上に入口はない。
小三角島に出現するゾーンイーターにパーティ全員が吸い込まれると到達するという、
これまでにない斬新(?)な方法で潜入する。BGMはゴゴのテーマ
内部には接触すると橋の下へ突き落とす人間?がいたり、天井が落ちてくるフロアがあったり、仕掛け満載。


突き落としてくる彼らはいったい何者なのだろうか……。

  • インビジブルとかアムドゥスキアスが投げるカウンターで投げるを使うって事から考えると、劣化モノマネ師みたいなのがゴゴの周囲に集まってんじゃないかという気もする。
    • だろうね。ゴゴの洞窟に出現するモンスターは必ずと言っていいほどカウンター持ちだし

途中の落ちてくる天井に押しつぶされると一瞬でゲームオーバー。
何が起こったのかもわからないままに、
真っ暗画面にキャラが1人しょんぼりする画面を見ることとなったプレイヤーも多数いるはず。

  • ダッシューズ』があるかないかで難易度が全然違うダンジョン。

FF6は総じて戦闘難易度が低いので「この天井がFF6最強の敵」と揶揄されることも。
この天井の直前にセーブポイントがあるので絶対にセーブしておこう。

  • 戦闘には絶対の自信があり、「ゲームオーバーなんて考えられねー」と思い上がっていた自分もプチッと、一瞬全滅…。
    特に最後の小さな安全地帯、一歩の差を読み違えて潰されると精神的にキツイものがある。
  • PS版ではダッシューズで4倍速移動が可能なため、安全地帯を一つ二つくらいは飛び越えて進む事が可能。

当たり前かもしれないが、このエリアでは敵は出てこない。焦らず、落ち着いて、安全地帯を見切って素早く抜けよう。宝箱があると良い目印なのだが、ないところは自力で見破るしかない。

  • 直前の部屋でセーブしておけば、敵が出てこないことも手伝って実質ノーリスクで挑戦可能。自信があっても、やはり「備えあれば憂いなし」。

安全地帯にギリギリ間にあっても落ちた時に操作キャラが立ったままになってたらダメ。潰されたと認識されゲームオーバー。初めての挑戦で真ん中あたりでこれになってビックリしたな…。成功の場合は落ちた時に座る。

  • 本作のマップキャラは前作までよりも頭身が高くなり、マップ上の2マス分のグラフィックになっているわけだが、下半身側のマスがそのキャラの立っている場所であり、上半身側のマスには誰もいない。
    上記の「間に合ったはずなのに潰された判定」の原因はコレで、上半身側が安全地帯に入っても無意味で下半身側が潰されたらアウトなのである。

ウーマロの洞窟等のような最終地点にダンジョンを抜け出すポイントはない。徒歩で抜け出すためには入口のさらに手前にある出口まで来た道を丸々引き返す必要がある。もちろんあの仕掛けも逆ルートでまた無事に通り抜ける必要がある。
はっきり言って面倒極まりないので、特にこだわりなければ用が済んだらさっさとテレポで抜け出した方がいい。


ダンジョンに入るためのヒントは、サマサの村の宿屋の前の人が教えてくれます。

  • その情報をくれる人が教えてくれるのは、最初は夢のダンジョンの情報(ニケアで聞けるものと同じもの)。
    カイエンの一連のイベントをクリアして初めて、ゴゴの情報が聞けるという意味でも非常に見落としやすい。

一番奥にはゴゴがおり、「俺も世界を救うという物真似をしてみよう」という理由でパーティに加わる。
それにしても、ゴゴそのものも謎だらけだが、ゴゴがこんな洞窟にいた理由はもっと謎である。

  • 前作のゴゴを知っているプレイヤーはその台詞のギャップに驚くだろう。
  • ゴゴがあそこにいた理由は、ゾーンイーターの吸い込みを真似しようとして逆に吸い込まれたからかもしれない。

戦闘の難易度も初見では低いと感じられない事がある。
ふうましゅりけん」を投げて8000以上のダメージを叩き出すアイツとか……。

  • ゾンビタッチを使いまくるカムイもかなり危険。アミュレットorリボンは人数分揃えておきたい。

このダンジョンは短いながらも仕掛けが盛り沢山で、なかなかに厄介だが意外と「お宝の山」なのである。
源氏の鎧雷神の盾だんちょうのヒゲブレイブリングレッドジャケットエーテルターボ等々。

  • 出現するモンスターも結構良い物を持っている。
    カムイからは村雨、バールゼフォンからは佐助の刀、コープスからはソウルセイバーがそれぞれレア枠で盗める。
    特に佐助の刀は魔大陸のギガントスとの戦闘を回避した場合これが唯一の入手法となる。
    更にラグナロックがあればバールゼフォンをセーフティビットに、インビジブルを一撃の刃or一撃のダーツorアサシンダガーに変化出来る。
    盗むに関してはどの敵も通常枠はそのカテゴリにおいて最弱の武器である。
    インビジブルが持つ手裏剣を除きこの時点では既に店売りされておらず、阿修羅やくないに至っては量産する唯一の手段のためある意味貴重といえば貴重か。

ゾーンイーターという生き物に吸い込まれて到達するあたり、
見た目こそ洞窟だが、異物を排除したり(見張りの兵士)、
胃腸のように物を消化したり(吊り天井のあるフロア)、さながら生物の体内そのものである。

  • この例えに則れば、出口はゾーンイーターの鼻にあたるか。

体内の魔物達もゾーンイーターに吸われたのだろうか。

  • 白血球とかマクロファージみたいなものかも…。

複数パーティーで分岐して攻略するダンジョンがFF6の難関として有名だが、こちらも隠れた難関である。
両者の要素が合わさったあの場所は更に面倒である。

  • スマホ版ではその操作難からさらに難易度が激増。ダッシューズに加えてリアルの物理コントローラーが欲しくなるくらい。
    クロノ・トリガーのスマホアプリ版でも同じような難点があって批判の対象となっていたが、元々タッチパネル操作を前提にしたゲームデザインではなかったのだから致し方ない部分はあるが…。
    • 最悪どうしても苦手なら、中断セーブして落下したらタスクキルすれば中断セーブ地点からやり直せる。
    • リアルの物理コントローラー、即ちBluetooth対応のゲームパッドがあるとかなり楽になる。
      ……が、そこそこのお値段がする代物なのでリアル財布と相談で。

余談

名称は「小三角島の洞窟」と呼ばれることもある。
GBA版では「ゾーンイーターの中」という名称に変更されている。

  • ゴゴの名前が決まってないのにゴゴの洞窟と言うのもおかしいので妥当な変更。
  • NTT出版の〔FF6ザ・コンプリート〕によると「小三角島の地下に広がる奇妙な洞窟」と題されている。
    解説文でも「吸い込まれた先はゾーンイーターの体内ではなく、小三角島の洞窟だ」とある。
    ただ(現在では)最新のFF6であるGBA版が「ゾーンイーターの中」だしなぁ…。
    この「中」というのは「体内」という意味ではないのかしらん?
    • Android版におけるゴゴを仲間にした時のアチーブメント(実績)は「はらのなかにいる」。やはりGBA準拠だとあそこはゾーンイーターの体内という認識なのだろうか…
  • 「小三角島=ゾーンイーター」なのかもしれない。敵として出てくるのは、その一角かも。

俺は山が星形に並んでいるところがこの島だと勘違いしていた。


ゴゴを仲間にできていないままエンディングを迎えると、ゴゴパートでゴゴの顔グラとともにこの洞窟の橋フロア(番人のいる場所)の映像が流れる。
ウーマロの場合はナルシェ北の崖が映るのでわかりやすいが、ゴゴのこれはまずヒントにならないだろう。

FFRK

FF6イベント「仲間を求めて」でGBA版の名称「ゾーンイーターの中」で登場。ボスは無し。