キャラクター/【ウーマロ】

Last-modified: 2024-02-09 (金) 18:50:10

関連項目:モンスター/【雪男】音楽/【ウーマロのテーマ】


FF6

概要

「骨彫刻を愛する雪男。その力は巨木をもなぎ倒す。が、ちょっと乱暴」


ナルシェの北あたりに住んでいる雪男だが、たまに目撃者がいるくらいで、その実態を知っている人間はいないらしい。
物を考えて行動するというよりも、本能で攻撃するヤツで、肉弾戦が得意なのだ。
ゲームも後半になってから、あるところに行くと仲間になってくれるぞ。


年齢:数え始めてから4歳(一部資料では「数え年4歳」)
職業:雪男
身長:209cm
体重:198kg
生年月日:9月9日 乙女座
血液型:赤い
出身地:ナルシェ北方
宝物:愛用の棍棒(ベヒーモスの骨製)
好きな物:骨
嫌いな物:毛虫
趣味:骨彫刻


FF6に登場する雪男で、崩壊後に登場するパーティーキャラである。
年齢は数え始めてから4歳で、骨細工を愛する。
ナルシェの炭坑内に住んでおり、ヴァリガルマンダを倒せば彼の住処である雪男の洞窟に入る事ができる。
彼の住処にはミドガルズオルムの魔石が置いてあり、それを取ると戦闘になる。炎属性が弱点なので、それで攻めれば苦戦する相手では無い。
モグを親分として慕っており、撃破後モグがパーティにいると仲間になる。

海外版の英語表記はそのまま"Umaro"。


常時コマンド入力不可だが、力は非常に高い。
通常時は戦闘中に62%の確率で「たたかう」を行い、38%の確率で敵に必中・防御無視の「体当たり」を行う。
さらに吹雪のオーブを装備すると吹雪を吐き、怒りのリングを装備させると味方を投げて必中・防御無視攻撃を行う。

  • 吹雪と味方投げの発動確率は、オーブまたはリング単体の装備ならそれぞれ38%。
  • オーブまたはリングの装備中は体当たりの発動率は25%なる。
    オーブとリングを両方装備した場合はたたかう・たいあたり・吹雪・味方投げが均等に25%ずつ発動する。

味方投げはウーマロではなく投げられた仲間の装備とステータスで攻撃力が決定される。
味方を投げると防御無視ダメージになるが、最終的に体当たりでも同様の防御無視9999ダメージになる為必要なくなるので、その場合はブラックベルトとミラクルシューズで手数を増やした方がいいだろう。
体当たりも反撃で使用する。

  • 平常時は約1/3、怒りのリングのみ装備時はほぼ2/3の確率で防御無視必中攻撃を行うと考えると、なかなか強力。

NPCキャラのように装備品が固定(ボーンクラブスノーマフラー)で装備変更不可。
ただし、アクセサリだけはある程度自由に付ける事ができる。
ガントレットも装備可(源氏の小手等は不可であり、勲章も原則不可)

  • このためか、装備ひっぺがしおじさんに頼んでもウーマロの装備だけは(なぜかアクセサリも含めて)剥がせない。
    装備変更不可の仕様上、装備画面に移行出来ない。このためSFC版の強制装備は使用不可。

メルトン使用時は炎を吸収する怒りのリングを装備すればよい。


装備できないアクセサリは、源氏の小手、ソウルオブサマサ、スリースターズ、竜騎士の靴、飛竜の角の5つ(キャラ限定や性別限定のアクセサリは勿論除く)。
制限といってもそこまで大きい訳ではないので、カスタマイズは意外に幅広く実施可能。
なお、イヤリングは吹雪のオーブを同時に装備する必要がある(吹雪攻撃くらいにしか魔法攻撃力up効果は無い)ので、実用性は高くない。

  • 装備できるが実質意味が無いものは、勲章(SFC版限定)と金の髪飾りとクリスタルオーブ。
    というか、スリースターズは装備不可なのに金の髪飾りが装備可能ってどういうことなんだろうか?
    ただのチェック漏れだろうか?
    • 金の髪飾りの項目で書かれているけど、骨彫刻を趣味にしてるキャラ設定のせいかな?
      GBA版・旧スマホ版・ピクセルリマスター版でも修正されていないし。もちろんただのチェック漏れの可能性もあるけど…。
    • 勲章はROMのバージョンによって違うかもしれないが、SFC版限定で装備可能であるものの、装備しても何も起きない。

レベル1時点での能力値(ボーンクラブ・スノーマフラーを装備した上での数値)

能力値数値能力値数値
HP60攻撃力198
MP0防御力217
57回避率18
素早さ33魔法防御158
体力46魔法回避15
魔力37--

実際の初登場時のレベルは「その時点でパーティ編成画面にいるメンバーのレベル平均」と同じ。最低で6。
上記の数字は固定装備品込みの数値である。
それらを身に付けていない無装備状態を仮定した場合の実数値は、攻撃力47(素手込みで57)・防御力89・回避率8・魔法防御力68・魔法回避率5となる。

  • 体力・防御力・魔法防御力の基礎値は全キャラ中堂々のNo.1。
    また魔石ボーナスや装備無しでの全能力合計でもNo.1である(次点はレオ将軍)。
  • 初期魔力セリスよりも高く、なんとリルムティナに次ぐ14人中3位。
    パーティーへの加入時期に加えて、魔石ボーナスがないキャラで吹雪を使えるためだろう。
  • 瀕死必殺技は持たない。素早さは14人中8位と平均的で回転率は悪くない。

数値だけ見れば優秀に思えるが、武器防具変更・魔石装備・魔法習得の全てが行えない。
ウーマロ最大の長所は、「育成やアイテム・魔石収集をしなくても本編クリア可能レベルの能力を持っている」ところ。
高い能力値と優秀な初期装備(特に防具は最初から最強)により、下準備ゼロでトップクラスの耐久力と雑魚を効率的に倒せる程度の火力を両立可能なのが長所である。
ラストに強制的にパーティを三分割しなければいけない本作では、初心者プレーヤーの強い味方となるキャラクターである。

  • 魔石による能力ブーストができないので育成を極めたキャラクターには最終的に能力を抜かれる運命にある。
  • 完全な趣味キャラクター。
    本筋から明らかに外れたところにいるので仲間にしたければ長めの寄り道をしなければならない。
    そのため最速クリア系のやりこみをやっている際には真っ先にスルーされる運命にある。
  • 怒りのリング+ボーンリストという組み合わせで力が100に届く
    リメイク版限定ではあるが、魔石ボーナス無しでパラメータ3桁を実現できるのは確かに凄い。

狂信者の塔でも普通に戦えるのはよい。
投げ技・体当たり攻撃は相手の防御力を無視するのも重宝する。
物理防御力がとても高いマジックマスター相手に結構有効である。

  • マジックマスターに有効と思われがちだけど、防御無視か普通の打撃か安定しないしウーマロが手を出すことでマジックマスターがバリアチェンジモードに入るのでかえって長期戦になる可能性がある。
    (無属性魔法で攻めればバリアチェンジの影響は受けないが)
    ウーマロのレベルが相当高く火力が出るならマシにはなるが。

ゴゴと同様に魔石を装備できないため、レベルを上げに上げてから他のメンバーを牽引する事もできる。
GBA版では強力な追加魔石を得るために強敵と戦わなければならず、それらの魔石が持つパラメータアップの恩恵を享受したければレベルを上げた彼らが力になってくれるはず。


コロシアムでは「打撃馬鹿」の特徴がかえって役立つ存在となる。
優秀な防具のおかげもあり、アクセサリをちょくちょく付け替えるだけで、大抵の敵に対応できる。
アウトサイダーなど運が絡むような相手でなければ、常時彼を戦わせておいても問題ないはず。


間違いなくFF6における「バーサーカー」ポジションだと思うのだが、実はデフォルトでバーサク状態に「なっていない」。
なので戦闘開始後バーサクをかけてあげれば通常攻撃のダメージを1.5倍に上げる事が出来る。
バーサク化させても吹雪・体当たり・味方投げはといった特殊攻撃もそのまま出せるので問題なく、味方投げなどの物理ダメージも上がるためバーサクは掛け得である。

  • 当たり前だがリボン安らぎの指輪を装備してた場合バーサクは無効化されるので、使う場合はリボン・安らぎの指輪を外しておくこと。
  • 自分もここを見るまでは知らなかった…(操作不能=バーサク状態と思っていたので)。メリットしかないなら素でバーサクであってほしかった。

GBA版公式コンプリートガイド(2007年初版第一刷)59Pのウーマロの項では「もともとバーサク状態なので、バーサクをかけても攻撃力は変化しない」とあるが、誤りである。
何回か殴ってからバーサクをかけてみればすぐわかる。

  • 怒りのリングなどのダメージは上がらない。
    吹雪は魔法攻撃なのでダメージは変わらないのは当然だが、味方投げは投げられる味方の装備とステータスに依拠しているため。

雪男ならではの分厚い毛皮で、ベンチを暖めてくれる存在。
瓦礫の塔攻略ではガウと一緒にお留守番という事が多い。
吹雪のオーブの「吹雪」で魔神を回復させたプレイヤーは多いという…。

  • ガウカイエンと一緒にパーティー組んで、必殺剣チャージ中にも自動攻撃!とかやってたなー。
    • その発想はなかったw
    • これでモグも一緒に躍らせれば、きっと楽しいだろうなー
      親分と子分、そしてカイエンがガウとの初対面時に感じた「馬が合う」者同士。
      ある意味、夢のパーティーができあがる。

ラスダン崩壊時には通路をぶっ壊してくれる。真面目に攻略する必要なかったんじゃ…

  • あの壁(?)はきっと崩れかかってた状態だったんだよ…

開発中は紹介文の「ちょっと乱暴」の部分が「ちょっとおバカ」だった。

  • ちょっとだけ喋れる辺り、そんなにバカではないっぽいけどな。
  • しかし自分の作品を壊されてキレた時以外は、乱暴どころかすこぶる良い人(?)だったな。
    • 変更されたのは「おバカ」がキャラに対する罵倒になってしまうからだろう。
      「乱暴」なら性質を示すもので(一応)悪口というわけではない。

実は誕生日がリルムと同じで、ついでに毛虫が嫌いなのも同じ。
この見た目で毛虫が苦手というのはある意味ギャップ?


怒りのリングで味方を投げるとき、実は味方のところへ行く動作は遅い。
挟み撃ちのときにこれがよく分かるが、ゆっくり跳んで素早く投げてゆっくり戻っていく姿はシュールである。


モグの子分になったきっかけは、行き倒れていたウーマロにモグがエサをあげたからだとか。
実は崩壊前でもナルシェの坑道入り口上部の崖に空いている穴から時々姿を現しているのが確認でき、町でも噂になっている。

  • 「モーグリが雪男を連れ歩いていた」とナルシェ住民が言っているので、崩壊前から子分ではあったようだ。

データ的には、「体当たり」と「コマンド欄にある行動」のどちらかをランダムで繰り出す。
ただしコマンド欄が空欄の場合は「たたかう」を行う。
ウーマロのコマンド欄はご覧の通り空欄なので、基本は「体当たり」(38%)と「たたかう」(62%)のどちらか。
「たたかう」は他のキャラクター同様に、アクセサリで乱れ撃ちにすることも可能。

  • 残念ながらウーマロは竜騎士の靴飛竜の角のジャンプ系アクセサリを装備することができない。
    皆伝の証を使わせるのも大抵はセッツァーかロックになる。
    • コロシアムサボテンダー(HP3)と戦う時は、ウーマロに皆伝の証を装備させれば必ず4ダメージまたは防御無視攻撃をするので必ず勝てる。

夢のダンジョンでの魔導アーマー搭乗時は3属性ビームのいずれかをランダムで使用する。

  • ゴゴにウーマロの行動をものまねさせると、体当たりや吹雪味方投げの行動後でも「たたかう」を使った。
    何もしていない時にものまねをすると発動する「たたかう」を使用していてウーマロの行動がスルーされているのかと思ったが、ウーマロの行動の前に別のキャラで魔法を使わせてもゴゴは「たたかう」を使用したので、ウーマロの行動は全て「たたかう」扱いのようだ。

敵だった頃は炎属性が弱点だったが、味方になるとスノーマフラーで被ダメ半減耐性を得ている…。

  • 学習したんだな。賢いじゃないか。
  • さらに怒りのリングを装備すれば炎を吸収できる。安心してメルトンに巻き込んでやろう。

崩壊前に仲間にしてあげてもよかったんじゃ。
装備が優秀だし崩壊前に仲間にできたらアタッカーとして一軍で活躍できたかもよ。

  • ガウでさえ持て余し気味なのに、ゴゴやこいつが入ってきたら余計会話での空気キャラが増えてしまう。
    それにモグの子分になるってのが崩壊後だったら無理でしょ。

"ミラクルとんちんかん"(1993-1995/月刊少年ジャンプ)では主人公のぬけ作先生が「ウーマロのMP何の為?」と嘆いていたが、未だにウーマロのMPの活用方が見つかっていない。


飛空艇バグでウェッジ枠のバナンorマディンorレオ将軍復活ルート目指すなら終わらないバナン編開始前にウーマロは絶対仲間にしてはいけない
何故ならウェッジ枠キャラ復活には三分割シナリオ選択画面からバナン編を選択する必要がある。
その三分割シナリオ選択画面で動かすコマンドなしのダミーモグこそがウーマロ枠と共有のためウーマロ加入後に行うと取り返しがつかなくなる


【視聴覚室】
ウーマロ1人でブラキオレイドスに勝利した動画

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  • ある意味すごい。
  • ブラキオレイドス戦はアルテマに左右されるのでこの動画は強運と言っていい

FF6(GBA版)

隠しダンジョンの竜の巣で新たな専用装備であるボーンリストが登場した。
性能自体は非常に優れているのだが、それでもウーマロの使い勝手を飛躍的に向上させるには至らず。


上記の通り使い道の無かったMPが表示すらされなくなり、アスピルで吸い取ることもできなくなった。
一応内部データには残っているが実質没データである。

FF6(Android/iOS版)

基本はGBAの移植。


タッチ操作に対応するため導入された、「ステータス画面でキャラをタッチすると魔石画面装備へ移行する」という操作があるのだが。
なんとゴゴやウーマロでもこの操作は有効
ネックであったステータスを上げられないという弱点がなくなった。
今日も何処かで素早くなった彼が味方を投げまくっている…といいなぁ。

  • ただし、2014年5月半ばのアップデートにより残念ながらこのバグは修正されてしまった模様。
    • ピクセルリマスター版配信直前の2021年7月初旬、実はこのバグが完全に修正されてはいなかったことが発覚。
      タッチ操作とゲームパッド操作の排他処理(短時間内の多重入力を受け付けない処理)に不備があり、これによってゴゴやウーマロも魔石装備画面へ移行可能となっている。

FF6(ピクセルリマスター版)

ピクセルリマスター版でもバーサクを掛けると通常攻撃はダメージが1.5倍になるが、怒りのリングなどの特殊行動は封印されてしまう。
特殊行動の体当たり攻撃も封印される(ver1.0.6で確認)。ピクセルリマスター版ではウーマロにバーサクをかけるのは損。
それでもあえてピクセルリマスター版で、ウーマロにバーサクをかけるのなら、皆伝の証を装備させて攻撃の手数を増やそう。
1回の攻撃で2500以上のダメージを与えられるなら、防御無視の体当たり攻撃や味方投げより強くなる。

  • 正直これは改悪以外の何物でもない。
    元々ウーマロはコマンド入力不可・魔石装備不可・装備変更不可と他のキャラに比べて制限が多いのに、数少ない利点の1つまで潰すとは…。
    あばれるザグレムの仕様(バーサク状態だが石つぶてが使える)はそのままなのに…。

コロシアムで特定の操作をしてから戦うと装備が全て外れ再装備できなくなるバグがあったが、ver1.0.6から修正された。

PFF

2014/09/01に実装されたプレミアムメモリア。

親分の命令…おれ…あんたたちの仲間!

格闘武器。実装時に「ボーンクラブ」を持っていた。

力がかなり強い分、知性が低め。
火力が出せるキャラの上、プレミアムスキルが防御無視ダメージのため、物理防御が高い敵でもそこそこ使える。

PFFNE

エリア25-3で手に入る。
格闘装備、専用は「ボーンクラブ」。地属性。
アビリティはなし、スキルは「オーバーラッシュ」、プレミアムスキルは「なかまを投げる?」。

FFRK

FF6出身のキャラクターとして登場。ジョブは「雪男」。


初期必殺技は「いかりのたいあたり?」。
スノーマフラー【VI】を装備することで超必殺技「イエローチェリー
ボーンクラブ【VI】を装備することでバースト超必殺技「おやぶんといっしょ?
ウォーハンマー【VI】を装備することで閃技「むきむきぱわー?
トールハンマー【VI】を装備することで★6閃技「ちからをためる
巨人の小手【VI】を装備することで★7閃技「連閃・ウーマロ氷?
ベヒーモスの骨【VI】?を装備することで超絶必殺技「ゆきがっせんおおあばれ?
ボーンメイル【VI】を装備することでオーバーフロー奥義「おやぶんぼんばー?
トリトンハンマー【VI】を装備することで覚醒奥義「ぼこすかどっかーん?
メタルフィスト【VI】を装備することで覚醒奥義「おやぶんとゆきがっせん?
ボーンクラッシャー【VI】?を装備することで覚醒奥義「ちょうなだれ
スレッジハンマー【VI】を装備することでシンクロ奥義「ふぶきのいちげき?
ボーンリスト【VI】を装備することで真奥義「おやぶんとおおあばれ?
蠍のしっぽ【VI】を装備することでデュアル覚醒奥義「覚醒ぼこすかどっかーん?
マイティハンマー【VI】を装備することで究極神技「究極イエローチェリー
ミスリルメイス【VI】を装備することでオーバーフロー神技「神威・ウーマロ?
暴れん棒【VI】を装備することでクリスタル神技「耀光ちょうなだれ
アースブレイカー【VI】を装備することでアクセル神技「轟・かんぱ?
六角棒【VI】を装備することでリミットブレイク・リミットチェイン「紡絆・ウーマロ氷?
を使用できる。
また、大地のハンマー【VI】にレジェンドマテリア「ウガー!」、ギガースの腕輪【VI】に★6レジェンドマテリア「遊撃【ウーマロ】」、ミスリルハンマー【VI】に★7レジェンドマテリア「勇晶・ウーマロ」がついている。


さすがに原作とは違い、通常状態では操作可能となっているが、
必殺技でイエローチェリー状態になると3ターンの間操作不能となり、
「たたかう」「ふぶき」「たいあたり」「なげつける」のいずれかをランダムで繰り出す。