ディスペータお姉様による『あとでテストに出ますからね』コーナー
「続けて第七魔将いっちゃいましょう。楽想のアケルグリュスです。
彼女は有翼人魚?の最後の王族であり、また闇妖精?と魚人?という異獣の混成種族です。翼と尾びれの両方を持つ彼女は空と水中を自在に泳げるそうです。羨ましいですねー。
普通、混血の場合は両方の因子が同時に発現することは滅多にありません。人為的に胎児に呪いをかけない限りは、ですけどね。
有翼人魚はポーリエ?という古き神が己の眷族としてそのような在り方を強く望んだために誕生したと言われています。二つの種族に限り、両方の要素が必ず強く発現するという呪い。
その為、地上では三位と四位の眷族種が結ばれる事は禁忌とされています。森の民?と海の民?、両者は不倶戴天の間柄であり、互いに憎み合ってもいますが、それは大神院?が意図的に創り出した対立なのです。
ところで、アケルグリュスもまたジャッフハリム?においては歌姫という異名で知られているそうです。
呪術の種類も基本的にハルベルトと同じ。歌によって呪文を紡ぐ――その技量においてどちらが勝るのかはともかく、使い方では相手に一日の長がありそうですね。
そうそう、彼女の服装ですが、昔は貝殻で胸を覆っていたのですが、ベフォニスの視線がいやらしかったので今では肌を全て隠すタイプの水着を着ています。ベフォニス、最低ですね♪」
参照
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