シナモリアキラの名前について
- 333
- 作中の聖数9。アレイスタークロウリー曰く、「333」が示すのは「混乱と拡散」を司る悪魔コロンゾン。
- 死森章
- =死人の森の断章。1章,3章,4章は死人の森の断章を巡る物語。2章もまたそうだったのかもしれない。
自動的に記述する死人の森の断章は、アリュージョニストのテキストそのものか。
- 鷲
- ラテン語で鷲はアキラ。首のない鷲は作中でもシナモリアキラを示唆するものとなる。
猫の国で鷲が象徴するものは、不死・冥界・王権・炎。
鷲座のアルタイルは彦星であり、だとすると織姫は機織り機であるトリシューラだろうか。
- ヒロイン
- 品(→物品→トリシューラ)、森(→死人の森→ルウテト)、晶(→氷晶→コルセスカ)
口(呪文)の集合ってことで品はアズーリアかも。その場合トリシューラはパールヴァティになれないからってことで。
- 天獄、第五階層、地獄
- 森は死人の森の第五階層。晶は地上太陽の地獄。品は余ったので天獄なんだろうたぶん。
上品下品の語源であるところの九品の序列化が天獄感あるかも。
- アナグラム
- 死の未来から(shi no mirai kara)
- アナグラム2
- I am a shark.(祈り[inori]はノイズだから除去)
- 「・」
- シナモリ・アキラの「・」いつの間にかに消えたけど、人名から概念化したから?
アズーリアってどんな顔?
- 霊長類の変身形態は妹の模倣という記述があるし、ベアトリーチェそのままなのでは
- 0-4でダーシェンカと出会って、変身形態が少し変わったというし、ベアトリーチェに少しダーシェンカを混ぜたみたいな?
- 一章で兜を脱いだアズーリアにアキラ君が変に執着していた。アキラくんが前世で付き合いのあるのは、あの人だけだし、あの人に似てるはず
- 黒百合の子どもたち全員を混ぜ込んだ姿とか
- そもそも不定形生命体なのだから、シナモリ・アキラよろしく、君だけの最高のアズーリアを歌い上げろってかんじじゃね
- 「ぬ――? あの面差しは、いやまさか、そんなことが」ってエスフェイル言ってたし、やっぱベアトリーチェそのままだと思う
九罪源/死人の森の断章について
- 九罪源
- ルビが元の形を保っているのが技能(スキル)だけ
- 権力→地位へ。権力の基盤が権力って自己参照は、アリュージョニスト的に強すぎたのだろうか。
- 地位(ステータス)
- 対応するのは寝取られ王オルヴァ
- 弑するとは、格上の人間を殺すこと。弑されるには地位が必要だ。
- 健康(インテグレティ)
- 完全の意。この断章で不具者にこだわったのはそのためか。
- 愛情(ナラティヴ)
- ナラティブ=物語
- 六番目のマラードは、舞台の始まりにして舞台の終わり。ならば、物語の名は相応しい。
- 物語=愛になるのはなんでだろう?
- それは死人の森の断章が幸せな結婚で終わる、ありふれた恋の物語だからなんじゃないかな
- 富(トラスト)
- 対応するのは、黒百合の子供たちの物語
- 黒百合の物語にも、死人の森の女王は登場する。ディスペータという名前で。
- 富=トラストは、ソーシャル・キャピタルあたりを参照してる?
- ディスペータ→ディス・パテル→富の父
- 知識(レコグニション)
- 八章に対応する。現代。コルセスカの物語。
- レコグニションは承認と認識
- 認識の極点=邪視の座=コルセスカということなのでは
- 八章に登場する王=トリシューラ、承認の物語?
炎竜討伐パーティー
コルセスカの妄想の一つに”異世界転生して男女比半々くらいのハーレム築いて無双したり”が挙げられているのでコルセスカを除くパーティーメンバーの構成は男女半々?
- 冬の魔女/死人の森の女王
- コルセスカ
- 欠片:氷槍?
- ずっと一緒だったかわいい妹
- トリシューラ
- 欠片:氷鏡?
- 姉のような背の高い戦士
- アルマ
- 欠片:氷盾
- 草木や花々を愛する優しい老賢者
- オーファ
- 欠片:氷筍?
- 父のようで弟のようでもある魔法使いの少年
- ガドール
- 欠片:氷燭
- 愛情深いぜんまいじかけのお人形さん
- ミヒトネッセ
- 欠片:氷球
- 我が子のような剣士
- クレイ
- 欠片:氷刃?
- そして、弱くて傷つきやすい、守ってあげたくなるかわいいペット
- シナモリ・アキラ
- 氷碗?
- 一番最初に共に戦うと約束してくれた狩人
- サリア
- 欠片:氷弓
キロンと対峙した転生者の内訳
セレクティによると回収時に『十数個の輝き』との記述がある事から(万象の停止は理屈上模倣不可なので回収されたうちに入らないが、鮮血呪は輝きのうちに含まれているかも)、対峙した転生者の内の幾人かが特に記述されていないものの複数能力持ちだった可能性がある
- 重力制御
- 空間制御
- 磁力制御
- 光の速度で動ける者
- 一度見た呪術を再現できる者
- 【一度見た能力を再現する能力】
- 最初にキロンが戦った。死後、魂だけになってキロンの肉体を奪おうとしたが、逆に取り込まれた
- 約束の遵守を強制する力
- あらゆる攻撃から身を守る力
- 万物を断ち切る魔剣
- センジュか?
- 高い知性と戦闘能力を兼ね備えた使い魔
- センジュか?喋る刀である【幾断】は描写によると恐らく転生時のオプション。万物を断ち切る魔剣の可能性もある
- 世界を特殊な視界で捉え、あらゆる生命の詳細な情報を把握し、自らを自在に成長させるという能力の持ち主
- なろうテンプレにおけるステータス閲覧とステータス振り。描写によるとスキル振りも出来る模様。
- 万象を停止させる転生者
- 機械の腕を持つ転生者
ユネクティアの『猫に名付けられた名前』
ヒントは3-28の中に書かれている模様。
- 影の"海を越えて"
- ウルトラマリンには“海を越えた色”という意味がある
- 実は僕もエスフェイルもそういう名前を貰ったんだけどね。大分前に捨ててしまったよ。彼の名が傑作でね。『狼色』って言うんだよ。
十九番目の魔将
フィリスと対になるらしい。=【オー】
オーの使い手はレオっぽいけど果たして。
ディスマーテル・ウィクトーリアがラテン語読みで名乗っておいて英語読みの愛称で呼ばせたのってどういうこと?
- 大英帝国の母ヴィクトリアを引用したのだろうか
- 英国の魔術師であるアレイスター・クローリー関係?
- ディスペータがローマの神ディス・パテルの英語読みだからじゃない?
- そういえば冥道の幼姫ってゆらぎの神話百科事典見ると、ティス・パテルって名前だな
伝詞回路
書かれたものとしての文字情報は、再帰的な自己参照を繰り返す性質を持つ。
この性質を利用して論理演算を行うのが伝詞回路。
電子コンピュータは、記憶能力がなくては始まらない。フリップフロップ回路は揮発的な電流を記憶に変換する基本回路である。
フリップフロップ回路は、出力を入力に繋げるループによって構成され、これは電流の遅延のために成立する。
書かれたものとしての性質を利用するというのは、文字の再帰性と遅延性をフリップフロップ回路と重ねたということではないだろうか?
魔将討伐の内訳
一章終了時点で十五の魔将が討伐や封印を成されている。
- コルセスカ(痕跡神話)
3-7によると「仕留めた魔将の数でも最多じゃなかったか」
封印や支配に置かれた魔将を除く十二将(第一~第三)を一番多く仕留めている?
第四魔将とはアルマが一度交戦したような発言あり
- ソルダ
第二、第三の魔将を支配下に置いている。 - グレンデルヒ(変異の三手)
第十魔将 - ゼド
第九魔将 - ユガーシャ
詳細は不明だが魔将を一将以上討伐している - キロン
第八魔将 - テッシトゥーラ
第七魔将
瑠璃(ラピスラズリ)
考察以前のちょっとした整理
- 青嶺瑠璃
トライデントホールディングスでは鹿の話題がタブーらしい- ルリさん
おそらく「あの人」
- ルリさん
- アズーリア
夢の中で青嶺瑠璃になる- アズール
ラピスラズリと語源が同じ - 【瑠璃彩星】
アズーリア自身を参照した射影即興喜劇(アトリビュート)
- アズール
- ラズリ
- エスフェイルが「更には貴様の本来の妹もまた、フィレクティ様の――」とか言ってる
- ヴァイドゥーリヤ
- ペリグランティアの台詞
「ヴァイドゥーリヤ――トリシューラに異界の神話を教え、呪術医としての手ほどきをした私が、メートリアンを通じて貴方という存在に引き合わされた。興味深いわね」
- サンスクリット語、当て字は吠瑠璃
- ペリグランティアの台詞
- レオ
「あの人」と同じ癖
猫耳少年
猫耳、少年、善性、すべてを見通すような、あたりの共通項
- レオ
獅子王の関係者っぽい。アズーリアを知っていた。古グラナリア語の話者。
【オー】を使う。カーインの主。ガドールに命を狙われる - 【オー】の使い手
アズーリアの運命。怖がられる - ルーシメア
トライデントの細胞【脳】。メイファーラにフィリスを運ばせた。怖がられる
名前はメアリー・スーのもじり - 獅子王
下方勢力で兵を集めている。若きカーインの進路候補だった。キャカラノートとの関係は不明 - 獅子王キャカラノート
古代の王。セレクティのかつての主。フィリスの創造者。兄(ガドール?)に殺される
背の高さまとめ
- 数字付きで判明(センチ)*1
- 185 アルマ
175 トリシューラ
173 サリア
170? アキラ
167 メイファーラ
165 コルセスカ、リールエルバ
162 プリエステラ
160 ハルベルト
157 リーナ
155 ニア
153 ミルーニャ
148 アズーリア
- 相対、および備考
- リーナとリールエルバは浮遊しているためか+1~5センチ*2
- プリエステラは頭のお花を合わせると+7センチで169*3
- カーインはアルマと同じぐらい
- セレクティフィレクティ共に青い鳥のギネス記録保持者でアズーリアより上、死人の森の女王、ゾーイ、イアテムは彼女より高い
- カニャッツォ、チリアットは二メートル超え
- グラッフィアカーネの身長はアキラと同じ程度
- アキラ<クレイ<カーイン
- ペイルの身長は平均的な霊長類男性のそれを優に超える
- コルセスカの背で霊長類女性の平均よりやや高く、アキラの背で男性の平均ぐらい
- アキラはトリシューラとほぼ同じ目線でコルセスカよりやや背が高い
170+1~4くらいで見積もるべきかも - ゾーイは2メートルにやや届かない程度
- グレンデルヒは190センチほど
- カルカブリーナは170センチ程度
- ヴィヴィ=イヴロスはアキラと殆ど変わらない
- パーンの背は男性としてはそこまで高くない
セージともう一人
「それは、二人で決めたこと?」
レオの言葉は、その意味がよく掴めないものだったが。
言われた当人は劇的な反応を見せた。
最も触れられたくない部分を抉られたように顔をくしゃりと歪ませて、ぬいぐるみを強く抱きしめた。
この二人とは誰か?一つ予想なのだが、セージが現在使用している闇妖精のボディに元の少女の意思が残されてるのではないだろうか?
(んん? あれ? こんな公営娼館、認可してたかな――セージに任せてたやつだと思うんだけど、おかしい感じがする。アキラくん、ちょっとそこ気をつけて。あと、調査お願いできる?)
死人の森の女王の娼館はセージの管轄であり、公社の姉妹が再生者として勤めていた。セージに殺された闇妖精の少女が再生者として蘇る可能性はどうか?
死人の森の女王は変異の三手に所属しており、変異の三手は公社と強い関係を持っていた。公社幹部のセージが、コネを持っているとは考えられる。
三本足の民の謎
- 三本足の民は人間なのか?
- 三本足の民はなにかに執着しているということしか明かされていない。
ということは本当は人間ではないのだろうか?
- 三本足の民の本来の姿?
- 羽の生えたペレケテンヌルのような姿?
(推測だと思うが、ペレケテンヌルの加護を受けているという発言から察するに)
- 実は全属性に適正あり?
- 邪視の根拠としてミルーニャが3-6まで髪の色を染めていて、3-7以降で突然白い髪に赤い瞳に戻った。
呪文の根拠としてミルーニャの父が冥道の幼姫(=ルウテト)を騙していた事。
(ルウテトを騙すのは第四章の言動的に難しいから)
もしかしたら、三本足の民は呪術ではなく祝福なのかも?(純血の三本足の民や草の民が呪術を操る描写がないから)
- なぜ序列第五位なのか?
- 第三位にすると大神院にとって非常に都合が悪く、
なおかつ第四位にいるウスターティカの鰓耳の民はかつて忌まわしき神ハザーリャを信仰していたが
ハザーリャを追い出して序列第四位に組み込んだから。(4は日本文化では不吉な数字である)
単に第五の適正であり、呪術とは根本的に異なる祝福を持っているから?
- 三本足の民=鴉の由来?
- カラスのような姿をしていた三本足の民を大神院が勘違いしたから?
(八咫烏に起因するのではないと思う。その証拠に「下」や第五階層には三本足の民がいない。)
- 草の民って何?
- 三本足の民の一つで馬を操るということ以外の一切が不明ということになっているが、
馬というのは呪術によって変化した執着している何かということであるが示されている。
(その証拠に転章に出てきた馬は草の民よりも大きく、六本足で火を吐くというものだった)
ということはつまり、ペレケテンヌルの加護を捨てて、呪術の加護を受けた三本足の民の総称なのかも?
- 残った謎
- なぜ、大神院は三本足の民が誰なのかがわかるのか?(証拠としてリーナにはその自覚がなかった)
ゼオーディアは何世界?
結論から言うと使い魔世界に類する。
なぜなら、3の倍数と『救世主』の救と同じ発音をする9という数字に異様なまでに執着しており、
アリュージョニスト世界では3は使い魔の象徴的な数字であるということ。トライデントもまた3の数字にまつわるもの。
杖世界は【猫の国】だが、異世界転生保険関係で「トライデント」の名前が出ていることはなんの意味があるのだろうか?
- なら、邪視世界と呪文世界もあるんじゃないのか?
- 今はまだ、だが。
劇中で判明したっぽいもの
フォービットデーモンの真青(ブルー)の正体
彩石の儀で操作するアバターの形態は、キャラクター本人とある程度が繋がりがある
(カラスと呼ばれる事もある三本足の民であり、ペレケテンヌルの祝福を受けた影響で白髪となったメートリアンの操作するアバターが白いカラスだったりなど)
そしてブルーは増殖する青い球体アバターの群れを操作している。つまり青の群、群青とも言える。
現在登場している群青(ウルトラマリン)に関連する人物は
ユネクティア=ヌーナ=ウルトラマリン?(群青司教)と、ウルトラマリン=イヴァ・ダスト?の二人。
どちらの種族も幻姿霊(スペクター)であり、夜の民の多くが有する分裂能力を保持している。
そしてどちらも(元と現在の差はあるが)キャカール十二賢者の第二位という点で共通している。
ユネクティアは自身の言によると複数の目的と理念と人格の統合体。
これらから群青(ウルトラマリン)と関係性がある真青(ブルー)は総体だったりして、名前の一部にウルトラマリンが入っていたり、幻姿霊だったり、キャカール十二賢者の第二位だったりするかもしれない
店員さんことラズリ=ジャッフハリムの名であるラズリは、群青の空の色を意味する。その上星見の塔由来の権能、【星夜光】を持ち、メイファーラが末妹候補であった幼少期に遭遇している。こっちのほうが蓋然性が高く、有力かもしれない。
トリシューラが彼女のことを「ブルー」と呼んだ。
セレクティフィレクティ二人合わせてブルーだった!とかない限りは確定か