吸血鬼

Last-modified: 2016-02-27 (土) 15:35:00

概要

夜の民。鋭い犬歯という触手をもち、生命吸収の呪術を使う。
『瘴気』という曖昧な呪力を操り、使い魔の系統を得意とする。

詳細

【疾病】

マロゾロンドが、人類の無意識化に根付いた『病からの恐怖』から作り出した眷属種。
肉体は疑似細菌と瘴気で作られており、再生力と変態に優れる。
それぞれの血統の根源に『病』の名を持つ。

弱点

陽光や清流、火葬や祈祷、下水整備や検疫、共同体からの隔離。
もっとも有名なのは顕微鏡。
『杖』の叡智によって、瘴気の呪力を病原菌などとして貶めることが出来る。
しかし相応の医術が備わっていなければ、逆に抵抗が不可能になるので注意しよう。

ドラトリア系夜の民

吸血鬼は天獄において長らく異獣として忌まれてきた。
だが、エルネトモランの争乱によって、政府・槍神教の上層部にまで感染が広がったことにより、
天使マロゾロンドの眷属、ドラトリア系夜の民として人類にカテゴライズされた。

ドラトリア

マロゾロンドが直接作り出した始祖吸血鬼によって築かれた国家。
吸血鬼に対するバリアフリー化が進んでる。

生命吸収

吸血鬼の代名詞的呪術。生命と情報を奪って自分のものとする。
これを取得した呪術師は、一代限りの吸血鬼となる。

始祖

  • カーティス
    様々な始祖を取り込んだ始祖喰いの始祖。
  • ザッハーク
    頭痛(メグリム)
    歴代のカシュラム王を苦しめた。
    頭痛の原因とされる吸脳鬼。脳を啜り知性と理性、感情と魂を奪う。
  • カズキス
    黒死(プレイグ)】。ペスト。
    カシュラムを近隣諸国もろとも滅ぼす。
    ダーカンシェルはこの血統に連なる。
  • 【毒花】
    ヘレゼクシュかぜ。東方諸国の人口を半減させ、文明に致命傷を与える。
  • ブイオ・ガルッピ
    悪疫(ポックス)】。天然痘。
    生き残ったものにも重篤な呪いを残す。生存者は隔離され仮面をつけ、無貌の民となった。
    無貌の民はブレイスヴァにすがって、静かな滅びを祈っている。

参照元