秘密の部屋/CoS-notes

Last-modified: 2020-04-06 (月) 19:27:39

・それぞれの項目について、過去ログなどからピックアップしたものです。
・個人個人の一意見なので、絶対的なものではありません。
・補足的な読み物としてお考えください。
・翻訳者を愛称で書いてあるものについては一律「翻訳者」に置き換えてあります。
・原作者を愛称で書いてあるものについては一律「J.K.Rowling」に置き換えてあります。
・置き換えの不備がありましたらお知らせください(こりん、回転さん等)。


監督生バッジ

【パーシー】
原文:"I mean, there's only so many times you can
    polish a prefect badge..."(UK版P28)
邦訳:「監督生の銀バッジを磨くったって、
    限度があるだろ……。」 (2巻3章P46)
  ※銀だったが、携帯版では金バッジに修正

【パーシー?】
  「銀バッジ」(3巻4章P82)
  ※銀だったが、携帯版では金バッジに修正

【トム・リドル】
原文:A silver Prefect's badge was glinting on
     his chest. (UK版P181)
邦訳:銀色の監督生バッジが胸に光っている。
    (2巻13章P361)

【ロン】
  5巻ふくろう便で届いた時の描写は「赤と金」(原文も)


邦訳2巻3章P46では色についての記述がないのに「監督生の銀バッジ」になっていた。その後携帯版で金バッジに変更。
監督生バッジは「寮カラー」で構成されているのではないだろうか?
寮の代表というべき監督生のバッジに寮カラーを使わないなんてありえないように思える。
映画では監督生バッジとクディッジキャプテンのキャプテン章はグリフィンドールもスリザリンも寮カラーのものだった。
リドルは50年前の生徒なので、その頃はまだ「スリザリンとレイブンクローは銀」「グリフィンドールとハッフルパフは金」などだったのかもしれない。

可能性としてはいろいろ考えられるが、とにかく原文に不必要な文章をつけて作文しないでもらいたい。

ブラッジャー

他の試訳案
「ブラッジャーはコースを逸れていった。」
   最初に載せていた訳。

「ブラッジャーがハリーから離れていく。」
   状況に合わせて考えた訳。
   一連の流れの中で読んだときに、緊張感が持続すると思う。


その程度の怪我

"Oh, is that all?"は直訳すると「あ、それだけ?」。
死にかけたのに「それだけ?」で終わらせるわけはないので、当然皮肉。
この場合の意味としては「そんな理由であんなことしたの?そんな理由で僕死にかけたの?」みたいな感じ。

"I don't suppose you're going to tell me~"は、
直訳すると確かに「言うつもりないんだね」だが、この場合は「言えやゴルァ」って感じ。
また、原文ではwhyがイタリックになっていてハリーがドビーの動機を問うていることが強調されている。

マルフォイ父子の目の色

■Pale or Gray■

邦訳原文(引用:Lexicon)
ルシウスGrey=薄灰色
Pale=灰色
"Cold" gray.
ドラコGray=灰色
Pale=薄青い
Gray and cold
(like Lucius')



 上表から分かるように、「ルシウスはpaleのときは薄灰色」「ドラコはpaleのときは薄青」と表現されているが本来二人の目は同じ色のはず。

 二人とも色素が薄い体質と思われるが、色素が薄い人は往々にして目が青いことが多い。

 「青」と一口にいっても様々だが、すごく色素が薄い人の青い目は少しグレーかかった薄い水色みたいに見えることがあり(色の基調はあくまでも青)、そういう色の目をGreyと表現することはある。

 マルフォイ父子はそういう目なんではないだろうか?(日本語で表現するなら「灰色ががった薄青色」「薄青色」「薄い灰色」「青みがかった薄灰色」「青灰色」など?)

 薄い青の目の人は怒ったりして興奮すると灰色に見えることもあるらしいが、猫じゃないんだからそのときどきで色の表現を変えないでほしい。
 「ルシウスに似ている瞳」なのに薄青と薄灰はぜんぜん違うし、外見描写は読者が物語世界を想像する上でとても重要なポイントなのだからきちんと統一していただきたい。

■ルシウス■(参考資料)
息子と同じ血の気のない顔、尖った顎、息子と瓜二つの冷たい灰色の目をしている。(2巻4章P75)
He had the same pale, pointed face and identical cold grey eyes.(UK版P42)

マルフォイ氏の薄灰色の目が(2巻4章P94)
his pale eyes(UK版P51)

ルシウス・マルフォイの冷たい灰色の目(2巻14章P390)
Lucius Malfoy's cold grey ones(UK版P195)

マルフォイ氏の冷たい灰色の目(4巻上8章P157)
Mr Malfoy's cold grey eyes(UK版P92)

冷たい灰色の目(5巻上9章P246)
those cold grey eyes(UK版P140)

奥で灰色の目がギラギラ光っている。(5巻下35章P567)
Malfoy's grey eyes were gleaming.(UK版P693)

■ドラコ■(参考資料)
喜びに顔を輝かせ、薄青い目が意地悪に光っている。(3巻5章P116)
his face gleeful and his pale eyes glinting maliciously.(UK版P69)


マルフォイは薄青い目を細めて、囁くように言った。(3巻7章P167)
breathed Malfoy, his pale eyes narrowed.(UK版P97)


マルフォイの薄青い目がギラリと光った。(4巻上9章P187)
his pale eyes glittering.(UK版P110)


マルフォイは痛みと屈辱で薄青い目をまだ潤ませてはいたが(4巻上13章P320)
Malfoy, whose pale eyes were still watering with pain and humiliation,(UK版P182)


マルフォイが、灰色の目を意地悪くギラギラさせながら(5巻上17章P568)
his grey eyes glittering malevolently(UK版P321)