授業内容(7回目)

Last-modified: 2022-05-29 (日) 23:33:27

選択をした結果の授業内容
上がるステータス数値については授業を参照

 

魔術科

《総合魔術》

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エメロード先生
「総合魔術の時間だな。
 今日はスペリオルの魔法について勉強していこう……
 と、思うのだが」

エメロード先生
「……正直なところ、スペリオルの魔法はスペリオルの世界へ行かねば知り尽くせない、とは思っている。
 まあそれは当然の事ではあるのだが、侵攻勢力の世界に行くのは簡単ではないだろう」

エメロード先生
「そのため判明している事柄だけに絞ると、中々……
 学べる内容が少ないのが本音だが……
 それでもやれるところまでやっていこう」

エメロード先生
「さて前回、ここ……グラディアスではあまり魔法が発展していないという話をしたが……」

エメロード先生
「対するスペリオルは魔法で成り立った世界と言っても過言ではないだろう。
 我々がここで使用する魔法も、
 手を加えてはいるが元をたどればスペリオルの魔法だ」

エメロード先生
「それを突き詰めるとスペリオルの世界では、
 より複雑な魔法が無数に存在するであろうことは想像に難くない。
 無数に魔法が存在するとはいえ、
 基礎的な物は揺るがない――とは思う」

エメロード先生
「スペリオルにおいても、魔法を駆使する場合は、
周囲ないし内蔵魔力を消費するはずだ。
当然使用すれば消耗するし、無尽蔵に撃ち続けることは不可能に近い。
 相当な負荷が自分に跳ね返ってくるからな」

エメロード先生
「万が一スペリオルの者と戦うことになったとしても、
 日々腕を磨いておけば決して遅れを取ることは無い、と私は思っている」

エメロード先生
「ただ、あちらの世界に想像を超えるような魔法が数多あると考えるならば、
 対抗する我々も想像を超える魔法を生み出さねばならないな」

エメロード先生
「その一つ一つが、いつの日か訪れるであろう、
 平和への道筋になるかもしれないからな……」

エメロード先生
「さて時間だ。
 今日はここまでとしておこう」

エメロード先生
「皆が、魔法というものをどう捉えているか、私にはわからないが……」

エメロード先生
「私個人としては、生活や多少の危機から身を守るために使う、
 身近な生活手段として成り立てばいいと思っている」

エメロード先生
「大なり小なり、問題が片付いた後のグラディアスも変わっていくことだろう
 もしその時に魔法が残っていれば……」

エメロード先生
「キミ達一人ひとりが、もしかすると
 グラディアスにおける魔法使いの、先駆者になるかもしれないな」

《要素魔術》

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睦月先生
「さて……要素魔術の授業だ。
 少しは慣れてきただろうか?」

睦月先生
「今日はそうだな……属性についての話だ。
 属性には、同属性を重ねて強化するもの、
 共鳴し合うもの、そして反対属性により反発するものがある」

睦月先生
「その中の一つ、反発を利用するものについて話をしよう」

睦月先生
「普通、反対属性を使うと互いが反発し合い、相殺される。
 味方同士ならば気を付けよう、という話で終わるが――」

睦月先生
「その性質を利用し、相手の力を減少させることが出来る魔術がある」

睦月先生
「【反発魔術】だ。
 今日は反発魔法のひとつ、アンチ・ウォータについて教えよう」

睦月先生
「このように、味方同士ではデメリットを与えるような現象も、
 敵に使えば妨害として使うことが可能となる」

睦月先生
「一見すれば事故が起きないよう避けられるようなことだが、
 それを逆手に取った戦術というわけだ」

睦月先生
「使えないモノ、というものはない。
 シノビの極意だ。
 覚えておくように」

睦月先生
「ではまた、次回」

《使い魔術》

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チャーミィちゃん
「ワン!! ワキュワ!!!
使い魔のじゅぎょうをするぞ!!)」

チャーミィちゃん
「ワンキュ、ワンワンワフ
(各自、使い魔をちゃんとかわいがっているか?
 世話やら手入れやら、ちゃんとやってやれば
 どんどん成長していくからな!)」

チャーミィちゃん
「ワン……ワオン、ワンワ
(まあ……別に、術者が成長すれば、
 きょうめいにより使い魔も成長するが、
 やっぱり傍にいるわけだし、なんなら一緒に戦うわけだしな)」

チャーミィちゃん
「ワンキュ! ワッフン!
(かわいがってやるにこしたことはナイ!)」

チャーミィちゃん
「ワキュワン、ワンワン
(そーしてやれば、使い魔と意思を合わせた
 "ユニゾンブレイク"もビシっと決まるかもしれないしな!)」

チャーミィちゃん
「ワンワン、ワフワン!
(まあともかく、武術科の魔法ブキみたいに
 ちゃんと手入れしてかわいがってやるのがいいゾ!
 そーすればきっと応えてくれるはずだからな!)」

チャーミィちゃん
「ワンワフ、ワッキュン
(ではかわいがる練習として、
 オレサマを撫でることをキョカするぞ
 さあ、オレサマをマンゾクさせてみるといい)」

チャーミィちゃん
「ワッキュ!! ワンワン!!
(もっと! もっと心を込めて!!
 しかし力を入れ過ぎず!!
 しかし弱すぎず!!
 ぜつみょうなタッチで撫でモフるのだ!)」

チャーミィちゃん
「……ワ! ワンワ!
(……あ! もうこんな時間じゃないか!
 まだマンゾクしてないのに!)」

チャーミィちゃん
「ワン……ワッフン……
(しかたない……時間を守らないと……
 おやつ抜きになってしまう……)」

チャーミィちゃん
「ワンワ! ワッフン!
(では今日はここまで!
 次はもっとマンゾクのいくモフり方を練習しておくように!)」

《治癒魔術》

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マルル先生
「うわ~~! 畑のお世話してたらうっかりギリギリになったんだわ~!
 ごめんね~! 治癒魔術の授業を始めましょうだわ!」

マルル先生
「ふ~……そうそう、畑のお世話もちょっとした治癒魔術を応用してるんだわ」

マルル先生
「例えば、お天気はさすがに操れないけれど……
 大嵐なんかが来たとして、作物が弱って
 このままだと枯れちゃう~ってこともあるだわね?」

マルル先生
「そんな時に土や樹属性のヒールなんかを畑全体にかけてあげるんだわ。
 すると少し元気になるんだわよ」

マルル先生
「もちろん、完全復活とはいかないし、そのまま枯れちゃうのも少なくないんだわ……
 それはワタシたちと同じなんだわね」

マルル先生
「探索とかでケガをして、回復させたとしても完全に治ってないときもあるだわね?
 それと同じなんだわ。

 まあ……帰還したら治っちゃうんだけど……」

マルル先生
「そうそう、作物に回復魔法で面白い応用があるんだわよ
 例えばニガい野菜に毒や麻痺を治癒させる魔法をかけると、
 若干味がまろやかになったりするんだわ!」

マルル先生
「まああんまりやりすぎると、魔力過多になって
 妙な植物になっちゃったりもする可能性もあるから……
 そこは気を付けないとなんだわ……
 勝手に歩いたり喋ったりしたら大変だし」

マルル先生
「ヒトやマモノ以外にも、こーやって生活に治癒魔法を応用できると楽しくなるんだわよ!
 畑だけじゃなくても、色々試してみると良いと思うんだわ」

マルル先生
「は~い、今日はここまでなんだわ!」

マルル先生
「園芸といえば、薬草なんかも作ると楽しいかもだわね?
 治癒魔法と相性が良いんだわ」

マルル先生
「回復効果を高める薬草を作るとか、色々応用が利くから、
 興味があったら試してみると良いだわよ~」

マルル先生
「薬草の種は、ワタシもあるけど、
 メル……メリーナ先生がたくさん持ってると思うんだわ」

マルル先生
「声かけてくれたら、ワタシもメルも分けてあげるんだわ
 気軽に言ってねなんだわ!」

マルル先生
「それじゃまた次回だわ!」

 

武術科

《総合武術》

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ソージロー先生
「うむ、総合武術指南の時間である。
 今日は別の修行をするとしよう」

ソージロー先生
「武術ではあるが……多少魔法を使用すると、
 より充実した修行が出来る
 例えば風の魔法を使用し、周辺の木の葉を舞わせ――」

ソージロー先生
「――フンッ!」

ソージロー先生が目にもとまらぬ速さで木刀を振るうと、
舞っていた木の葉が全て真っ二つになっていた。

ソージロー先生
「……うむ、このような修行に使うことも出来る」

ソージロー先生
「今のは風の、初歩的な魔法だ。
 この学園に居る者ならば容易く扱えよう」

ソージロー先生
「例えば風以外ならば、火の粉を切る、水滴を切るなど様々な修行に用いる事が出来る」

ソージロー先生
「素振りなど基礎的な修行はもちろん大事だが、
 たまにはこういった毛色の違う修行を混ぜるのも、良い刺激となるのだ」

ソージロー先生
「何、最初から全て出来るようにとは言わぬ。
 研鑽を積んだその先で出来るようになれば良い」

ソージロー先生
「さて本日は、今行った修行を始めよう」

ソージロー先生
「風魔法が苦手な者は、拙者が手を貸そう。
 遠慮なく申し出てくれ」

ソージロー先生
「うむ、今日はここまで。
 皆どれほど木の葉に当てることが出来ただろうか」

ソージロー先生
「たとえ1枚も当てられなくとも、気にすることは無い。
 最初はそういうものだ、少しずつ慣れていくと良い」

ソージロー先生
「瞬発力、精密さ、咄嗟の判断力など……
 様々なものを身に付けることが出来るだろう」

ソージロー先生
「では次までに、しっかりと体を鍛え休めておくよう。
 それでは失礼する」

《要素武術》

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ラングリース先生
「要素武術の授業の時間だね。
 今日も優雅に学んでいこうじゃないか」

ラングリース先生
「そういえば先日、面白い魔法の使い方を見たんだよ。
 要素武術というよりは、まあ単純な魔法の分類かもしれないが……」

ラングリース先生
「学園の花壇の水やりをする際に、例えばじょうろなど道具を使うだろう?
 その道具に、樹属性の魔法を付与していたようでね……」

ラングリース先生
「まだ蕾だった花壇が、その水がかかった途端一斉に花開いたんだよ。
 中々面白く素晴らしい光景だったねえ」

ラングリース先生
「他にも、リベルタ先生が風の魔法を利用して
 巨大な風車を動かし、魔力を生成しようとしたりと、
 まあ様々な事に魔法が定着していっているみたいだよ」

ラングリース先生
「ただ、魔法を使いすぎると魔力の枯渇が心配になるからね……
 いざという時に使えなくなると困るだろう?」

ラングリース先生
「そういった意味でも、多少の魔力で多大な魔力を得られないか、
 リベルタ先生も研究しているそうだ」

ラングリース先生
「魔力の供給がより良く確立すれば、
 戦闘面も、生活面も魔法でより充実した生活を送れるようになるかもね」

ラングリース先生
「でも基礎はいかなるときでも疎かには出来ないよ。
 じゃ、今日もしっかりと学んでいこうか」

ラングリース先生
「うん、今日もお疲れさま。
 しっかりと学べたかな?」

ラングリース先生
「同じことを繰り返し練習するということは、
 先に進みたい者からしてみればもどかしいかもしれないが……」

ラングリース先生
「一見すると同じものでも、実力は少しずつ前に進んでいるからね
 決して無駄な事などないから安心してくれよ」

ラングリース先生
「それじゃあまた次回、元気な顔を見せてくれると嬉しいな。
 では失礼するよ」

《魔武器学》

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マスク先生
魔法武器学の授業だな……今日は前の続きで良いか。
 オレ達の使う武器についてだ」

マスク先生
「前回は筋肉魔法で頭が痛くなったから切り上げてしまったからな……」

マスク先生
「えー……エメロード先生は杖。
 杖を魔力で変化させて弓にすることもあるらしい」

マスク先生
「マルル先生は特殊で、その辺にある自然物を都度利用する。
 草の蔓を鞭状にしたり、石を飛ばしたりと様々だな
 したがって武器は無いとも言えるし常にあるとも言える」

マスク先生
「ジル先生は暗器一式だな。
 獲物を見せるということを嫌うからあまり見たことは無いが」

マスク先生
「ミラージュ先生は常に手にしているキセル。
 煙を自在に操り、好きな形にして使役する特殊な武器だ。
 意思を持たせることも出来るそうだぞ」

マスク先生
「メリーナ先生は何と枕だ。
 武器として使う事は稀みたいだが、
 どこからともなく取り出して状態異常を引き起こすのが得意なようだな……
 保健室の枕は大丈夫だと思うが……」

マスク先生
「パルフィー先生はよく本を持っているな。
 その本がSmartBookでもあるし、武器にもなっているそうだ。
 古代言語学で必要になるから理にかなっているんだろうな」

マスク先生
「……とまあ、こんな感じか。
 一言で魔法武器と言っても、姿かたちは様々だ。
 人によってはかたちすら無いものもあるからな」

マスク先生
「とはいえ視覚情報は重要だ。
 かたちのないモノを魔法武器にするのは中々至難の業だからな。
 余程魔法と創造に長けたものなら出来るかもしれん」

マスク先生
「ふー……さて、今日はここまでにしておくか……」

マスク先生
「人の数だけ魔法武器は存在するからな、
 それだけ変わったものも出てくることだろう」

マスク先生
「特殊な武器を持った相手と遭遇した時に戸惑わないよう、
様々な物があるという事は頭に入れておいて損はないと思う」

マスク先生
「それはそれとして、自分の獲物はキチンと日々手入れするようにな。
 では終わりにしよう」

《探索学》

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ジル先生
「探索術の授業だ。
 さっさと始めるぞ」

ジル先生
「前回多少触れたが、トラップについての話をする。
 探索においてトラップが見つけられるか、
 そしてそれを無効化ないし回避できるか否かは、
 生存確率に大きく関与すると言っても過言ではない」

ジル先生
「地下遺跡でも見つかると思うが、
 大なり小なりトラップが仕掛けられている事も在る。
 移動通路やら、落ちている戦利品やら……
 よくわからない場所に設置されていることもあるな」

ジル先生
「トラップというのは実に多種多様で、
 踏むと矢が飛んでくるだの、刃物が飛び出してくるだの、
 定番なものもあれば突如大爆発する恐ろしいものまでいろいろだ」

ジル先生
「それに加えて魔法的なトラップの存在も把握している。
 今のところSmartBookを無効化するようなものは見つかっていないが……」

ジル先生
「遺跡の先に何があるか、何が仕掛けられているかなどわからんのだ。
 警戒するに越したことは無いし、解除や回避出来るならそれが一番だ」

ジル先生
「SmartBookがあるから木っ端微塵になっても大丈夫などと軽く見ていたら、機能しませんでした。
 などと笑えない結果にならんとも限らんしな」

ジル先生
「トラップの解除は……そういった魔法もあるにはあるが、
 己の知識と技術を駆使して無効化するというのも大事だぞ」

ジル先生
「トラップをよく観察し、起動しないよう触れ、理解する。
 そうすることによって何故ここに設置されているのか、など地形の把握にも繋がる。
 トラップ一つとっても様々な情報を得ることが出来るのだ」

ジル先生
「ま……最初は簡単なトラップでも解除に失敗して、
 這う這うの体になる者は多いがな。
 それで脱落するかどうかは貴様らの根性次第だ」

ジル先生
「私は別にトラップの解除をやれとも言わん」

ジル先生
「時間だ、ここまでとする」

ジル先生
「ああ、そうだ。
 解除したトラップは起動できないようにした後、
 破壊出来るものは破壊しておけよ」

ジル先生
「間違っても爆発トラップを持ち帰りはしないように」

ジル先生
「以上」

 

共通科目

《体育》

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マイト先生
「肉体美ィィーーー!!!」

マイト先生
ウムッ!! 美しく健康的な体育授業の時間だ!!
 今日もしっかりと筋肉と対話していこうではないかッ!!」

マイト先生
「そうそう――健全な肉体を作る上で、
 筋トレをはじめとする運動が重要なのはモチロンなのだが……」

マイト先生
「それと同じく!!
 重要なものがある。
 それは何か、わかるかな?」

マイト先生
「そうッ! 答えは食事!」

マイト先生
「諸君らの中には、ダイエットの為に食事を抜く……
 という者もいるかもしれない……
 それでは筋肉はおろか、お肌のトラブルの原因にもなってしまうのだ」

マイト先生
「まず減らす前に、バランスの良い食事を心がける事ッ!
 特にタンパク質が豊富な、赤身肉や鶏ムネササミ、
 さらに卵なんかも良いぞォッ!」

マイト先生
「私も常々、学食にヘルシーかつ栄養満点マッスル定食
 是非入れてくれと頼んでいるのだが、中々難しいところだ……」

マイト先生
「食事の見直しッ! 運動メニューの見直しッ!
 それすなわち健全な美しい肉体を手に入れる為の基礎であるッ!!」

マイト先生
「では今日も筋トレからスタートだッッ!!」

マイト先生
「ファイヤー!!!」

マイト先生
「フゥッ……
 さて今日もしっかりと筋肉と対話出来たかな?
 私のシックスパッ君は最高のコンディションだぞ」

マイト先生
「しっかりと筋肉を休め、そして先ほども伝えた通り、
 しっかりと筋肉に栄養を補給するのだぞ!」

マイト先生
「食事のヒマがない、もしくは何か間食したくなった者は、
 購買部に置いてあるプロテインバーを食べるといい!
 あれは計算された素晴らしい逸品だ!」

マイト先生
「では今日はここまでとしておこう。
 私はまだまだ筋肉と対話するので、失礼する!
 ハッハッハッハッハ!!」

《保健/薬学》

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メリーナ先生
「え~と、あらあら、保健室の備品を~チェックしていたら~
 もう授業の時間だったわねぇ~
 今日も~薬学を~学んでいきましょう~」

メリーナ先生
「この間は~眠りを~助ける~お薬を作ったわね~
 今日は~視野を~良くするお薬を~作ってみましょう~」

メリーナ先生
「これを使用すると~効果が切れるまで~
 鳥のように~遠くのものも~視えるほど~
 視力が良くなるのよ~」

メリーナ先生
「ちょっと~慣れないうちは~
 目が回ったり~するかもしれないけれど~……」

メリーナ先生
「ちなみに~夜に使うと~
 わずかな光でも~視野が~よく見えるから~
 暗い探索でも~有効かもしれないわね~」

メリーナ先生
「あ、でも~たくさん使うと~
 ちょっと具合が悪くなるかもしれないから~
 乱用は~禁物よ~?」

メリーナ先生
「それじゃあ~服用か~目薬か~選んで~
 作っていきましょう~
 材料は~ハーブに~精製水に~……」

メリーナ先生
「は~い、出来たかしら~?」

メリーナ先生
「あ~、試すなら~遠くまで~視える~屋外が良いと思うわぁ~
 学園の~屋上とか~
 高さのある野外が~オススメよ~」

メリーナ先生
「狭いところで~急に~視界が良くなると~
 視える全ての情報が~頭に入ってくるかもしれないからねぇ~」

メリーナ先生
「具合が~悪くなったら~
 すぐに~保健室に来てねぇ~
 それじゃあ~用法容量をしっかり守って~
 また次回~♪」

《歴史》

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ミラージュ先生
「フゥー……
 歴史の授業の時間ね、さっさと始めましょ」

ミラージュ先生
「そういえば……以前、スペリオルは8つの国と言ったけれど、
 グラディアスははっきり分かれてはいないのよね」

ミラージュ先生
「ジル先生の出身の西方は砂の国が多いとか、
 ソージロー先生の出身の極東は独特な文化があるとか……
 まあ、それが国とも言えるかもしれないけれど」

ミラージュ先生
「兎も角、スペリオルのように世界規模で同盟を組んでいるだとかそういうことはないわね。
 貿易なんかの交流はあるけれど」

ミラージュ先生
「まぁ各々の目の前の生活が大切だから、
 世界規模で対抗しようなんてことにはなりにくいのかもね。
 下手したら侵攻されてることすら知らない国もあるかもしれないし」

ミラージュ先生
「鼻先に刃物を突き付けられて、ようやく気がつくのかしらねぇ……」

ミラージュ先生
「まぁ、その鼻先に刃物を突き付けられた状態が、
 この魔法学園を中心とした防衛前線、といったところかしら」

ミラージュ先生
「かつてはこの中心……塔のチカラで侵攻を防いでいたみたいだけれど……
 今はそんなチカラもあんまり感じられないし」

ミラージュ先生
「アナタ達が最大の対抗手段、といったところなのかしらねぇ……」

ミラージュ先生
「ま、そんなことだから、
 グラディアスの国による加勢は期待しない方が良いわね」

ミラージュ先生
「はいはい、時間よ。
 今日は終わりよ終わり」

ミラージュ先生
「対抗手段を磨くのもいいけれど、たまには息抜きもしなさいよね」

ミラージュ先生
「だってそうでしょう?
 いつここがドンパチ始めるかわからないんですもの、
 それなら何も起きていない今、存分に羽を伸ばしておきなさいな」

ミラージュ先生
「さてわたくしもゆっくりと休憩しようかしら……」

《魔道具》

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リベルタ先生
「魔力が足りん……いや、それならば……
 もっと効率よく……ぶつぶつ……」

リベルタ先生
「む、そうか……そうすれば……ククク……」

リベルタ先生
「おっと、もうこんな時間だったのか。
 とっとと魔道具の授業を始めるとするか」

リベルタ先生
「魔道具というと、まぁ身近な物でいうとSmartBookやら、
 自動消灯機能のランプやら、ゴーレムやら……
 それなりに話をしたとは思うが……」

リベルタ先生
「それ以上に貴様らに一番身近な魔道具は何か知っているか?」

リベルタ先生
「正解はこの学園だ。
 まあ、正確には学園とその周辺ということになるが」

リベルタ先生
「スペリオルから流れる魔力を四散させぬようこの学園に集結し、
 うまくコントロールして我々が魔法を使用できるようにしている」

リベルタ先生
「魔法学園こそ最大の魔道具と言っても過言ではないな。
 まあ、そこまで意識せずとも何となく恩恵があるな程度の認識で良い」

リベルタ先生
「この学園の外や地下からモンスターどもが入り込めぬよう
 塔のシステムを流用し、結界を張っている訳だが、
 それを維持するのも学園に蓄積されている魔力のおかげというわけだ」

リベルタ先生
「……まあ、それだけではないのだが……
 それは授業には関係ないな」

リベルタ先生
「兎も角、魔法を使うのならば学園の範囲で使うのがベストということだ
 基本的に学園を起点にするということを頭に入れておけ」

リベルタ先生
「ふむ……スペリオルの魔力をもっと効率的に……取り入れるには……
 いや、しかし学園側に負担が……」

リベルタ先生
「なんだ? 我輩は今忙しい……
 ん? ああ、授業中であったな」

リベルタ先生
「我輩は考察せねばならん問題が山積みだ。
 今日はここまでにしておくぞ」

リベルタ先生
「ククク……あの薬が完成すれば、
 チューンジェムがなくとも巨大化が可能に……」

《古代言語》

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パルフィー先生
「はい、こんにちは……
 古代言語の授業の時間です」

パルフィー先生
「今回は、そうですね……
 前回、絵が描かれた古文書が発掘されたという話でした。
 それで今回、比較的よく見かける発掘物についてお話したいと思います」

パルフィー先生
「まず古文書……古文書、というと紙や革などで出来た本、
 もしくはスクロールなどを思い浮かべると思います……」

パルフィー先生
「古文書ひとつとっても、石板だったり壁画であったりと様々で……
 金属板ということもありますね。
 とにかく、色んな古文書が発見されやすいです」

パルフィー先生
「このうち、紙は特に劣化しやすく……
 姿かたちがあっても、手に取った瞬間崩れ落ちるなんてこともままあります。
 そこで、発見してすぐに保護の魔法が使われるのです」

パルフィー先生
「そうすることによって外部の刺激を受けても、崩れたり壊れたりしないように、ある程度できるのです。
 ただ、見つけた時既に破損しているものには効果がありません……」

パルフィー先生
「ですので、新しい何かを発見した時は、まず保護の魔法をかけてあげると良いと思います……
 それによって、破損を防いで価値が上がるかもしれませんしね」

パルフィー先生
「次に……硬貨など、グラディアス外のお金と思わしきものもよく見かけます。
 様々な時代、国のスペリオルのもの……と予測していますが……」

パルフィー先生
「何せ多種多様、状態も様々で見つかりますので、中々特定出来ないものもあります。
 そういったものも、古代言語の研究に役立ちますね」

パルフィー先生
「学園で買い取りしてくださるはずですので、見かけたら集めて下さると……
 わたしも助かります」

パルフィー先生
「地下の探索は古代言語学の研究に役立ちますので……
 皆さん、ケガをしない程度に……色々見つけて下さると嬉しいです」

パルフィー先生
「……はい、今日はここまでですね」

パルフィー先生
「古文書ほどではないかもしれませんが、
 貨幣ひとつでも様々な古代言語が使われていることがあります。
 小さな一つも、立派に歴史なのですよ」

パルフィー先生
「単純に、見た目が綺麗な物もありますからね……
 色々探してみてください。
 それでは、また次回……」

《自習》

※第8回受講者不在