北上改

Last-modified: 2015-10-07 (水) 22:08:32

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No.098
新しい北上、それが私。酸素魚雷満載でちょっと大人になったでしょ?北上・改(きたかみ)球磨型 3番艦 重雷装巡洋艦
艦船ステータス(初期値/最大値)
耐久32火力8 / 39
装甲-- / 39雷装80 / 99
回避37 / 77対空13 / 39
搭載0対潜25 / 59
速力高速索敵8 / 39
射程15 / 69
最大消費量
燃料25弾薬50
装備
61cm四連装(酸素)魚雷?
61cm四連装(酸素)魚雷?
装備不可
装備不可
改造チャート
北上北上改(Lv10) → 北上改二(Lv50)
図鑑説明
九三式酸素魚雷を満載、片舷20門、全40門の魚雷発射管を誇る、重雷装艦へと改装された
スーパー北上さまだよ。
その威力は圧倒的と言われていたけれど、活躍する機会が微妙になかったんだよね。ちぇっ。

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、改造直後の値とは異なります。
最大値はLv99の時の最大値を指します。

CV:大坪由佳、イラストレーター:しばふ (クリックするとセリフ一覧が開きます)
セリフCV:大坪由佳、イラストレーター:しばふ
入手/ログイン新しい北上、それが私。酸素魚雷満載でちょっと大人になったでしょ?
母港/詳細閲覧あ、あれ?あれはちょっと積みたくないなぁ…
九三式酸素魚雷満載で重いわ~。
んぉー?何ー?提督…、もう何なのさぁ、いいけどさぁ
母港(年末限定ボイス)うひー、もう年末だよー。鎮守府の大掃除とかぜんぜんまだじゃーん…うひー…
母港(新春ボイス)いやーめでたいねー、今年もよろしくねー。正月くらいはのんびりしたいねー…ねー大井っちー。
ケッコンカッコカリ(反転)提督、お願いがあるんだけどさ。…あの武器だけは、やっぱ載せないでよね。…頼んだよ…!
ケッコン後母港(反転)提督?どした?落ち込んでんの?らしくないじゃん、大丈夫だって。
編成重雷装巡洋艦「北上」、出撃します!
出撃重雷装巡洋艦「北上」、出撃します!
まぁ大井っちと組めば最強だよね♪
遠征選択時あ~もうやっちゃいましょー。
アイテム発見あ~もうやっちゃいましょー。
開戦20射線の酸素魚雷、2回いきますよー。
航空戦開始時
航空戦後の雷撃時20射線の酸素魚雷、2回いきますよー。
40門の魚雷は伊達じゃないから!
夜戦開始ギッタギッタにしてあげましょうかね!
攻撃40門の魚雷は伊達じゃないから!
20射線の酸素魚雷、2回いきますよー。
(夜戦時)
まあ主砲は…そう、まあ…そうね。
小破いたたっ退避していい?
うぅ~、防御力はないんだよねー・・・
中破/大破まぁなんて言うの?こんなこともあるよね...早く修理した~い。
勝利MVPふふん…これが重雷装艦の実力ってやつよ…あ~よかった~活躍できて~。
帰投あら?艦隊が帰ってきましたね。
補給どんどん強化して。良い船になるから。
改装/改修/改造大井っちの方は大丈夫?そう?
どんどん強化して。良い船になるから。
やっちゃいましょ~。
入渠(小破以下)う~んやっぱ難しいよね~、この船。
入渠(中破以上)まぁ~難しいよね~。とりあえず直すね~。
建造完了新しい艦が進水しましたよ~。
戦績表示提督に連絡ですよ~、はい。
轟沈(反転)来世はやっぱ、戦艦でお願いします。ガクっ
時報提督、日付が変わったよ。
マルヒトマルマル。うん、そう。時報ってやつね。今日はアタシがやったげるよ。
マルフタマルマル。なんか飽きてきた。漫画とかないの?漫画とか…。
ゲッ。マルサンマルマル…。すっかり夜も更けたねぇ。アタシも眠いよ。
マルハチマルマル。大井っちの作った朝メシ、いただきま~す!あれ?どうして二人分しかないの?提督のは?
マルキュウマルマル。んーだから、大井っち、別に大丈夫だって!さぁ自分の持ち場に戻った戻ったぁ!ハイハイ。
ヒトマルマルマル。はぁ~。やっと大井っちが戻ってったね。いやぁ、いい子なんだよ?ホントはね。あ?知ってた?そぉお?…。
ヒトヒトマルマル。てなことしてたら、もうお昼だねぇ~。いやぁお昼、何食べよっかねぇ~?あ?まだ仕事ね、ハイハイ。
ヒトフタマルマル。お昼だぁ!さて、今日は何食べにいこっかねぇ~?ん~…。
ヒトサンマルマル。そうねぇ~!やっぱ昼はカレーだよねぇ~!間宮カレーいきますかねぇ~?それとも半舷上陸しちゃう?
ふぅ~。結局いつもの間宮さんとこのカレー。まっ、いいけどねぇ、美味しいし。あ、ヒトヨンマルマル、一応ね。
ヒトゴーマルマル。まぁねぇ、いろいろあったねぇ。でもさぁ、なんかそれも仕方なかったのかなぁってさぁ、今は思うんだ…。
ヒトロクマルマル。あっ、阿武隈だ!おーい!あれ?なんで逃げるのさ?おーい!…変なヤツ。ね。
現在時刻、ヒトナナマルマル。そろそろ今日は看板だね~夕日が落ちるよ~。
ヒトハチマルマル。さ、そろそろ今日もお終いですよー。え、まだ早いって?そっか…ちぇ。
ヒトキュウマルマル。あ、大井っち~!何でお鍋抱えてんの?え?大井っち特製カレー?カ、カレーかぁ…。
フタマルマルマル。え、提督、夜もカレーでいいって?ふぅーん。いいとこあるね、痺れるねぇ!大井っち、ありがとね♪
フタヒトマルマル。まぁ、カレーばっかになっちゃったけどさ、大井っちのも美味しかったよねぇ。なんか変な味したけど。
フタフタマルマル。さっ、そろそろ本日の艦隊勤務もおしまいですよ~。ご苦労様でした~。寝よ寝よ。提督、それじゃ。
フタサンマルマル。うぅ?うぅ~?えぇ~?私今日寝ずの番の係なの~?えー出来っかなぁ~?え、それ無理っぽくない?
放置時なんかこう…肩が凝るよね、肩が。まだ私若いんだけどね~。やっぱ魚雷がちょっと重いんかねぇ。

ゲームにおいて

  • LV10で北上から改造可能。軽巡洋艦から重雷装巡洋艦に変化した、自称スーパー北上さま
  • この時点でも雷装値はトップクラスだが、他の能力はお察し。結果として常識的な範疇の性能に収まっている。手がつけられなくなるのはLv50を超えてから。
  • 先制雷撃が可能になる甲標的 甲?は雷巡の必須装備と言っても過言ではない。入手するにはちとちよ?をLV12まで育てるのが最も簡単。
  • 燃料と装備スロット数は改造前から据え置きだが、雷巡に変化した影響か弾薬消費量が倍の50に。これは旧式の重巡洋艦と並ぶレベルで、改造前と同じ感覚で使っていると弾薬の消費で痛い目を見るかも。
    重巡と同じように扱うなら燃費(特に燃料)はかなり良い方。そこは提督の扱い方次第だろう。
  • 改造可能レベルが極めて低く酸素魚雷を2つも持ってきてくれる上に、近代化改修では雷装値+4と素材としても優秀。五十鈴?ほど簡単に手に入るわけではないが、駆逐艦や巡洋艦の強化に便利。
  • 魚雷発射管に目を引かれるが、何気に冬服へと衣替えしている。
  • カードの英語はTORPEDO CRUISER(水雷巡洋艦)。重雷装巡洋艦がそもそも日本海軍にしかないので世界的な艦船カテゴリーとしては半ば造語*1扱いである。
    • 逆に考えれば深海棲艦にも雷巡がいることは深海棲艦≡外国艦だけではない証左といえる。

小ネタ

  • 自慢の魚雷装備は61cm四連装発射管10基40門で、一度に片舷20射線斉射可能というアホのような超強力な魚雷戦能力を持つ。
    これは、陽炎?型など当時最新鋭の甲型駆逐艦2~3隻分に相当する。
    • 他の軽巡の場合と比較するとその尖りっぷりがよくわかる。
      • 改装前の北上(球磨型標準)・・・4基8門2基ずつ両舷配置(六年式53cm連装発射管、六年式空気魚雷、片舷4射線)
      • 長良?川内(5500t級初期型)・・・4基8門2基ずつ両舷配置(八年式61cm連装発射管、九〇式空気魚雷、片舷4射線)
      • 阿武隈那珂(5500t級改装型)・・・2基8門1基ずつ両舷配置(九二式61cm四連装発射管、九三式酸素魚雷、片舷4射線)
      • 天龍型・・・2基6門中心線配置(六年式三連装53cm発射管、六年式空気魚雷、片舷6射線)
      • 夕張?・・・2基4門中心線配置(八年式61cm連装発射管、八年式空気魚雷、片舷4射線)
      • 阿賀野?型・・・2基8門中心線配置(九二式四連装61cm発射管、九三式酸素魚雷、片舷8射線)
      • 重巡は2基から4基までの発射管を左右に等分に両舷配置(八九式連装/九〇式三連装/九二式四連装61cm発射管、九三式酸素魚雷)
      …このように冗談のような重雷装だった。
  • この超強力な雷装で、主力艦隊が砲戦を始める前or開始直後のタイミングを狙って遠距離から数十本の魚雷を撒き、敵戦艦隊を混乱させ味方を支援するのが想定された主任務。
    • では実際にどの程度の命中が見込めるのか? 通常魚雷は一定の開角つまり少しずつ針路を変えて発射し、扇形に広げていく。この開角を2度とすると、3万メートル先ではほぼ1000メートルに1本の割で広がる。
    • 1000メートルに1本というとえらくスカスカ、というイメージがあるだろうが、戦艦の全長が200メートル前後で相互の離隔距離が千数百メートルだから、概ね2000メートルあたり200メートルの命中幅が想定される。
      この2000メートルの中に魚雷2本が入ってくるので、命中期待値は2×200÷2000=20%。実際には何本かは不具合で沈んだり大きく逸れたりするし、回避運動も行われるのでこの半分くらいにはなる。
    • 要するに敵戦艦群の複数隻に魚雷が命中するから敵大混乱味方(゚д゚)ウマー
    • あるいは敵主力艦隊の前に警戒隊が展開していた場合、こちらが被弾するから味方水雷戦隊の突撃がやり易くなる。どちらにしても損はしない。
    • なお1000メートルに1本だから、1隻に複数本が命中することは考えていない。いくら酸素魚雷でも魚雷1本で戦艦を沈めようなんて虫のいいことは考えておらず、あくまでも敵艦隊の混乱を狙っていることがわかる。
    • また当時の造船部の人の話によると「米艦隊の輪形陣の中にこっそり入って中心から魚雷を乱射する」みたいな運用法も想定されていたらしい。こちらはさすがに机上の空論レベルだった様だが。*2
  • 実戦で使う機会がなかったのは周知の通りながら、当時北上艦長だった野村留吉氏*3の証言では、なんと一度も魚雷の発射訓練すらやったことがなかった
    既に戦時であり、次発装填装置も持っていないため、一度撃つと母港に戻るまで再装填できなかったためだという。
    • このため、特に優れた水雷要員を手配して、装備の手入れだけは入念に行っていたとのこと。
  • ちなみにグラフィックで装備しているのは確かに九二式四連装魚雷発射管?だが実は「波除防楯無し」バージョンである。
    • 重雷装艦に搭載された61cm四連装発射管は巡洋艦内装用の1型(楯無し)・駆逐艦露天装備用の2型(楯付き)とは区別され3型とされた*4
      史実でも改装当初は防楯の無いタイプを搭載したが、1942年には急造した防盾を装備したタイプに換装されている。
      • またその防楯は艦これの魚雷発射管イラストとは違い「非対称箱型で後部が開放されている?」タイプである。
  • 主砲の14cm単装砲?は後部に搭載していた三基を撤去した。前甲板と艦橋脇の四門はそのままなので前方への砲火力だけは軽巡時代と同じだったりする。
    • また普通の艦では艦の中央に置かれているケースが多い各種短艇は魚雷発射管の配置位置の関係上船体後部に専用の置き場を作って移設している。
  • 大井と北上はこの状態で、決戦戦力たる第一艦隊に配属されて2隻で第九戦隊を編成していた。
    しかし全く出番なく、開戦から一年も経たずに魚雷を半数近く取り払われ、高速輸送艦に改装されることとなった。この際機関の一部も外されて速力は29ktに落ちた。
  • その後第九戦隊は解隊されて、長姉?のいる第一六戦隊に配備され、輸送任務を長く務めることになる。
  • 史実では、積みたくない『アレ』こと、特攻魚雷「回天」の搭載母艦を務めた過去がある。
    高速輸送艦に改装された時とその前に起きた雷撃で破損した部分を利用した搭載スペースを活かしたため、回天搭載艦の中では排水量・搭載数ともに最大という、あまり自慢したくない記録が残っている。
    • おまけに後部のタービン2基とスクリューの内側軸二つが取り外され、回天の運用設備を空きスペースに付けられた為最大速度は29ktから23ktに低下してしまった。
    • あと本人的に思い入れがある14cm単装砲だが回天母艦時代の主砲は12.7cm連装高角砲?二基である。
  • 回天は搭載したが、実際には北上・大井共に甲標的?を運用した実績はないし、その設備も持っていない。まあ、軽巡に20cm砲が載る世界だし・・・
    • 史実では「遠距離隠密魚雷戦」と呼ばれる、大量の魚雷を発射して遠距離の敵艦隊に被害を与える「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」戦法が取られる予定だった。が、演習にて発射コースの計算や実際の命中率に問題があったため不採用となっている。
  • 九三式酸素魚雷の発音「きゅうじゅうさんしき」は本当は間違い。海軍の命名規則では「きゅうさんしき」と読むほうが正しい。まあ、自分のことを「きたがみ」と名乗っちゃう娘だし・・・
    命名の元は制式採用された年「皇紀2593年」より下二桁であり、読み間違いはこの辺が原因であろう。因みにこの命名パターンは他の装備等も同様。
    • なお、正式名称は「九三式魚雷」であって、「酸素」を付けるのも本来は間違い。動力源が酸素だということは極秘中の極秘だったので、正式名にわざわざ付けるわけがない。
      ただ帝国海軍の特徴とも言える兵器なので、戦後の今となっては普通に酸素をつけて呼ぶのはもはや恒例になっている。
      • 2014/10/10の台詞更新で図鑑での読み方は「きゅうさんしき」に直されたが母港では相変わらずの「きゅうじゅうさんしき」読みである。彼女なりの魚雷の愛称ということにしておこう。
  • 因みに決戦兵器とされながらも、北上大井は軽巡としては旧式なためこのままじゃ使えないから転用しただけという結構場当たり的な改装だったりする。

*1 一応黎明期の巡洋艦に水雷巡洋艦という豆巡洋艦があるにはあったので厳密には古語を無理やり当てはめた形か。特型駆逐艦という航洋性に優れた駆逐艦がそのポジションを埋めることになった。
*2 ところが昭和19年のレイテ沖海戦の際、駆逐艦桐と杉の2隻がうっかり米艦隊の真っ只中に迷い込んでしまったことがある。味方艦隊に巡洋艦は大淀、多摩、五十鈴しかいないのに、その艦隊には艦型の違う大型巡洋艦らしきものがウヨウヨいて、おまけに英語の交信がしきりに入るので気づいたそうだ。その時の距離実に1000メートル。2隻は仰天、驚愕のあまり魚雷を発射することも忘れて反転脱出、米艦隊は最後まで2隻に気づかなかったという。レーダーが完備された戦争末期ですらこんな珍事が起きるのだから、事実は小説よりも奇なりである。
*3 のちの日向艦長、レイテ沖海戦・北号作戦で日向を無事生還させた人
*4 これは旋回角度の制限等1型・2型には存在しない改造された特徴を持つ為である